閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

降ったりやんだり

2015-04-15 17:32:46 | 日々

4月に入ってから雨の日が続いている。
気温が不安定で、畑仕事も思うようにできない。
ちょっとやんだ間に外に出たら、すっかり景色が変わっていた。
サルトリイバラの花が、いつのまにか咲いている。

 

 



ボールのように集まって咲く小さい花は、よくよく見ると、
ユリ科らしい花びらを持っていて、光に透けると美しい。 
ガラスのシャンデリアのようだ。 

 

 

 

咲きながら、早くも実になろうとしている。

今年は遅かったウグイスも、やっと本格的に鳴きだした。
「できたできたできたできた」と嬉しそうにはしゃいでいるかと思えば、
「困っちゃった困っちゃった困っ!困っ!」とつっかえて進まず。
ふつうの「ホーホケキョ」はあまり聞かない。
そういうのが流行? 

 

クリックで再生します。
というのは嘘よ。

 

Mの展覧会が終わり、関西からトラックで荷物が戻ってきた。
荷ほどきを手伝いながら、このガムテープってものは、
もうちょっと何とかならないかと思う。
昔よりははがしやすくなった、とはいえ、はがしたテープを手にしていると
他の作業がまったくできないし、丸めてうっかりそのへんに置くと
また余計なものにひっついてしまうので目が離せない。

ワンタッチで無効化するガムテープ、というのを思いついた。
何かその、分子配列を変えることで、ひっつかなくなる、とか。
「すべて解除」キーを押すだけで、全部のガムテープが
いっぺんにはがれる、とか。
範囲設定を誤ると、そこらじゅうのダンボールの底が
いっせいに抜ける大惨事になりかねないけれど。
いや、そんなものができるころには、荷物なんていちいち送らなくなり、
データを送って高性能3Dプリンタでちゃちゃっと複製するのが
ふつうになっているでしょうか。

 

 

 本日の「いいね!」


藤田政利個展「風と水と空の物語」

鍛金で、この発想というのが、すごく閑猫好み。
ひとめ見て、この人を「カモノハシの人」と呼ぶことにした。
(「カバの人」は村中保彦さんで、「ゴリラの人」は
土屋先生ですね。すみません、勝手に・・!)
カモノハシの人と大学が一緒だったM(鳥の巣の人)によれば
「昔から革ジャンを金属で作ったりしてて面白かった」そうだ。
対象物と、表現するための技法およびツールには、
ほとんど無限の組み合わせがある、ということがわかる。

 

コメント
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