閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

盗人萩

2011-09-06 10:42:47 | 日々

マメ科ヌスビトハギ。

いわゆる「ひっつき・とっつき植物」の一種。
枝豆のミニチュアをぺったんこにしたような実の
さやの表面には細かい毛がびっしり生えていて、
これが天然のマジックテープとなり、
やぶを歩くと衣服にいっぱいついてくる。
いつも実になって初めて気づくが、
今年は花のときに見つけた。

小さいピンクの花は豆科の特徴があり、
拡大してみると、「萩」の名の由来はうなずける。
では、ひっついてくるのに、どうして「盗人」か?
それは、上下ひっくりかえしてみればわかります。

実のかたちが、足跡。
昔の盗人だから、足袋はいているのよ。
そして、コッソリ侵入するときは、
「ぬきあし、さしあし、しのびあし」・・
つま先の跡しか残らない、というわけでした。

 

おなじく「ひっつき族」のキンミズヒキ。
こちらはころころ円錐形の実。

 

さんちゃん、元気になりました。
でも「ぷらいど」が・・ね。
まだね。
ちょっとね。

 

 

コメント
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