閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

さんちゃん

2011-09-02 14:27:02 | 日々

朝イチで病院行き。

数日前から、右後足を痛そうにして、
高いところに飛び上がれなくなりました。
目立った外傷は見あたりません。
でも、足のつけねから腰のあたりに問題があるらしい。
さわると「なにすんだよっ」と怒る。
すぐどこかへ行ってしまう。
そして・・帰ってこない。

出入り自由の猫は、こういうときに困ります。
健康管理は自己責任。
とはいえ、それは飼い主の責任でもあるわけで。

猫穴を封鎖し、外出禁止令を出しましたが、
夜のあいだに窓のサッシをこじ開けて逃げられました。
前足の強いさんちゃんは、これができちゃうんだよね。
他に4匹もいるので、閉めっきりというわけにもいかないし。
(あ、うちは周囲に他のお家がない環境なので、
たぶんよそにご迷惑はおかけしていない・・と思います・・)

食欲はいちおうある。
でも、食べる量も回数も、平常時の半分くらいです。
寝ているとき、そおっとさわると、どうも腫れがある感じ。
全身がかたくなり、バランスが崩れている。

昨夜もいなくて、明け方帰ってきました。
ゴハン食べて、そのまま部屋で寝ているようなので、
よし、チャンスだ!と、キャリーに詰め込み、
(大きいので「詰め込む」としか言いようがない)
車で25分のお医者さんへ。

「ねえ、ねえ(どこ行くの?)」
「さんちゃん、あんまり鳴くと、のど乾くよ」
「なあ、なあ(なにするの?)」
「よしよーし、鳴いてるとバッテリー上がっちゃうよ」
と言っても、道中ずーっと鳴いていました。

持病のある茶々姫は「かかりつけ」ですが、
さんちゃんはこれが2度目、約6年ぶりの病院かな。
日頃は眠たげな目が、さすがに緊張して、まんまるです。
先生が、足の先から順に、ていねいに触診してくれて、
「んっ? これが気になるな・・」
太ももの上、脇腹のあたりでした。
ちょっと気づかないような小さい傷があり、
それを中心にはっきりとかたく腫れていました。
超音波で画面にうつして見せてくれました。

猫は、傷口がすぐふさがるかわり、内部で化膿することが多いそうです。
何年か前、ほっぺたが腫れて、おたふくかい、と言っていたら
やぶれて膿が出て、しばらく凶悪な顔になっていたことがあったけど、
あのときとおんなじだ。
でも、よかった、骨とか内臓の問題ではなくて。

「お、ボク、重いなあ」と、おねえさんが体重はかってくれて、
「6.6キロ~!」って。
(えーすくんに0.2キロ負けました。惜しい)

まだ切開する段階にはなっていないということで、
注射2本と、抗生物質の飲み薬を5日分。
傷口のまわりの毛をバリカンで刈られちゃったので、
ちょっぴり「ぷらいどがきずついた」さんちゃんであります。
ま、しばらくおとなしくしていなさい。

 

コメント
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