マメ科ヌスビトハギ。
いわゆる「ひっつき・とっつき植物」の一種。
枝豆のミニチュアをぺったんこにしたような実の
さやの表面には細かい毛がびっしり生えていて、
これが天然のマジックテープとなり、
やぶを歩くと衣服にいっぱいついてくる。
いつも実になって初めて気づくが、
今年は花のときに見つけた。
小さいピンクの花は豆科の特徴があり、
拡大してみると、「萩」の名の由来はうなずける。
では、ひっついてくるのに、どうして「盗人」か?
それは、上下ひっくりかえしてみればわかります。
実のかたちが、足跡。
昔の盗人だから、足袋はいているのよ。
そして、コッソリ侵入するときは、
「ぬきあし、さしあし、しのびあし」・・
つま先の跡しか残らない、というわけでした。
おなじく「ひっつき族」のキンミズヒキ。
こちらはころころ円錐形の実。
さんちゃん、元気になりました。
でも「ぷらいど」が・・ね。
まだね。
ちょっとね。