レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

雨の日曜日、でも春

2007-03-11 16:21:54 | 雑記
  日曜の朝は目覚ましを使わないでゆっくり寝ている、といってもせいぜい8時くらいまでだけど。ふだんより2時間くらいは遅い。
 今日は午前中に雨だった。雨の日曜なんていうと私は紅茶を飲みたくなる。ミルクティーとダイエットクキーその他で朝食。どうせお昼まで間がない。

 『しばわんこ』のDVDボックスの初回特典で、ミニ風呂敷がついていた。桜の季節向きの品なので、このごろお弁当包みはこれを使用している。ふだんのもしばわんこなんだけどね、Moeの全員サービスの。
 ひなまつりの季節になると、それらしいケーキは売ってるけど、ケーキはやたらと食べることに抵抗がある。せめてパン屋でなにかないかと探すけど見たことない。アップルパイならぬピーチパイなんてあってもいいのに。桃は洋菓子に向いてるだろうに。桜の季節ならばチェリーの菓子パンとか。ドイツでは、「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森のさくらんぼトルテ)」があった。春だけというわけでもないけど。ショコスポンジに洋酒づけのサクランボがたっぷりはさまっていて、生クリームもたっぷりかかっている。すごく美味しいと思ったわけではないけど、思い出すとまた食べたくなる。
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『ブロンズの天使』7巻

2007-03-11 08:00:53 | マンガ
 さいとうちほ『ブロンズの天使』、7巻で完結。ロシア文学史に名を残す詩人プーシキン、その美貌の愛妻ナターリア、彼女と恋におちるフランス人近衛士官ダンテス。革命児プーシキンを快く思わぬ宮廷の陰謀も手伝って、ついにプーシキンとダンテスは決闘に至り、詩人の死に終わる。--このへんの展開ってかなり史実なんですな。(小説『プーシキンの決闘』by原求作 もある。) そもそも劇的な事件であるうえに、あの美しい絵と華麗な演出で描かれるので、たいへん酔わせる。
 ナターリアの姉が、いわば目くらましのような役割でダンテスと結婚して、事件のあと追放された彼とともにロシアを去ったことも事実だけど、この作品ではそれなりに幸せを得たと思える描き方でよかった。
 いちばんモテているのはやはりダンテスなのだ、ナターリア、妻、そして養父ヘッケルン(男色家)。実際の肖像ではダークに見えるけど、このマンガのキャラデザインでは金髪。・・・ビジュアルの点で、オクタヴィアヌスのイメージに使ってしまう。ナターリアはベタ髪なので、二人の絡みシーン(ほとんどないが。不倫の恋ならば抑制というものがないとな。)は外見上、オクタxリウィアに借りてみる。中身ぜんぜん違うけど。
 本編は終わったけど、本誌で番外編もある。単行本としてはまとまったものになるのだろうか。
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ベルリンとハイデルベルク

2007-03-11 07:55:56 | ドイツ
 日本で初めてヨーロッパへ修学旅行に行った高校の行き先はドイツ、ベルリンとハイデルベルクだったそうだ。
 私は思ったーーよけいなお世話なことは百も承知、言わせて下さいーー遠すぎないか?飛行機ならば短時間ですむのだろうけど、飛行機なんてどうせ日本との往復で乗らざるをえないのだから、国内の移動は鉄道やバスを味わうほうが楽しいと思う。
 もっとほどほどな距離で考えるならば。
 一方をベルリン、近代的な大都市にするならば、もう一方は、(鉄道で2,3時間の距離)バロックの古都ドレスデン。ベルリンからはポツダム(「ポツダム宣言」は日本人に縁が深いし)、ドレスデンからはマイセンへ行くのも良さそう(私はポツダムとマイセンへは行ってないけど)。
 一方が古い大学町ハイデルベルクなら、商業都市フランクフルトと組み合わせる。鉄道で1時間かからない距離。パックツアーでは最初に泊まるだけの扱いを受けるフランクフルトだけど、文豪ゲーテの家はあるし、博物館も多いし、修「学」旅行にはふさわしいはずだ。名物はリンゴ酒、未成年だとこれはダメなことが残念。
 ほんと、よけいなお世話もいいとこだけど。
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