レックバリ『魔女』

レックバリ『魔女』
『氷姫』に始まった「エリカ＆パトリック」、作家のエリカと刑事のパトリックの夫婦を中心にしたシリーズは10作目のこれで終わりであるようだ。そうと明記していあるわけではないが、作者は新シリーズを開始したという。
　4歳の女の子が行方不明になり、遺体で発見された。30年前にも同様の事件があり、その時は近所の少女二人が犯人とされたが自白をあとで否定していた。
　その時の二人のうち片方ヘレンと、そして当時の被害者の姉サンナは今で同じ町に住んでいる。
　もう一人の「犯人」マリーは女優になっており、撮影のためにまた村に滞在中。
　マリーの娘とヘレンの息子はいじめられっ子であり、サンナの娘はいじめグループ。
　一方、シリア難民の収容施設が近くにできており、融和に努める人々の傍ら、警戒する人々もまたいて、施設が放火される事件も起きる。

　現代と、過去の事件が並行して語られる形は定石であるが、17世紀の事件もまた挟まれている。薬草の扱いに長けた女、タイトルが『魔女』では悪い予感しかしない。

　読み応えはありたいへん面白いが、もやもや感も大きい。
　私はたいてい、凶悪犯が法で裁かれるよりも、恨みのある人にぶっ殺される展開のほうがすっきりするタチであるが、この話で殺人者たちがきちんと裁かれていないことにはなんだか不満である。死んだあとでも犯罪が明るみに出て叩かれてしまえ！〇〇やＸＸは生きている間に罪の報いはなかっただろうと思うとひじょ～にムカつく・・・。

　これで終わると確定しているわけではないけど、
　順々に最後まで邦訳されたのだから恵まれたシリーズだった。
途中で途切れた、間が抜けているシリーズはたくさんあるのだ。･･･いちばん気になるのは『密偵ファルコ』！

カレンダーは「柴田さん」購入

　毎年書いているカレンダー話題。
　柴犬はやはり欠かせない。書店にも多くの種類が並んでいる。アマゾンで見てみると、「だってシバだもの」がものすごく可愛い。今年とその前は「柴田さん」。この両方とも行きつけ書店にはない。—－と思っていたが、「柴田さん」はあった。犬ものの置場ばかり探していたが、キャラクターもののほうに置いてあったのだ。だから購入。
「だってシバだもの」
「卓上　柴田さん」
　母の友達がＰＣで制作した品をくれるのも恒例で、今回は2種類ある。訪問販売のヤクルトからももらうだろうからたぶんもらいものだけで充分。でも、店頭で並んでいる品を見ていると、いいな～と思うのもいつものことなのである。
　もしさらに買うならば、
　花とくにバラ。
　風景。２０２０年度とその前はドイツが含まれる写真の品を買ったけど今回はしない！･･･ドイツ単独があれば考えるけど。
　キャラものだと「うさこちゃん」。いつか薬局でブルーナの絵の品をもらってラッキーだったことがある。

録画忘れ、文明堂バッグ

　今朝気がついた失敗：
　金曜日はＥテレの高校講座「世界史」を録画するのが常なのに、それを忘れていた！今年は全部保存しているのに。･･･しかたない、来年たぶん再放送だからそれを待とう。
　金曜は、午後にこの世界史、夜に「らららクラシック」、ＢＳプレミアムで「美の壺」。
　「ららクラ」は再放送があるのでそれでいい。「美の壺」は今回は再放送で既に見たぶんなのでいらない。　「世界史」、来年があるだけまだいいか。授業に使う可能性があるけど、まえのバージョンがあるからそれですませることはできる。･･･教室で授業がいつできるんだろう。
「高校講座　世界史」
自分が見るだけならばこれでいいんだけどね。ディスクに保存しているから撮り損ねが悔しいのである。

　おとといあった小さなもうかったこと：
　お使いで文明堂に行った。「120周年」祝いで、3000円（本体）以上買ったらサービスがあると掲示してあったので、予定より少し足してそれらをもらった。カステラなんとかと、エコバッグ。←カステラ一番電話は二番、のたいしてかわいくはないキャラクターの絵、でもなんとなくうれしい。黄色の地に焦げ茶色、つまりカステラをイメージした色、おいしそう。
「文明堂創業120周年感謝祭」
　現在私が使っているエコバッグは、
・外科のリハビリに行く時、小さいバッグ二つをまとめて入れるのはパンダ模様。
・ふつうの買い物には、柴犬絵の品に財布等、その中にベルリン柄を入れておいて買い物した品はそれに入れる。
　ふだんはこれらの3種類。文明堂も加わることになる。
　ほかにも未使用品がいくつもあるんだけど。
　数年使っていたキウイ柄の品はなぜか行方不明。
　「くまモン」はたぶん自転車の荷台から風に飛ばされて失くした。どこに行ったのだろう。

名言で読む感動の偉人伝

「名言で読む感動の偉人伝」


　学研の『名言で読む感動の偉人伝』、まず5巻本で出て、その後再編集で2巻本が出たのであろう。市内の図書館にないので、県内・市外から借りようと「予約・リクエスト用紙」に書いて出したのは今年の始めだったと思う。そのうちコロナで休館に突入、再開してからもなかなか来ない。検索すると、2巻本を所有しているのは2か所で、5巻で持っているところはもすこし多い。これは5巻本のほうが確実に早いと思って、先月そちらに変更した。5冊のうち、2巻と5巻はもう来た。続き物ではないからそこはどうでもいい。
　2巻にはクレオパトラあり。カエサルが、ハゲでないのはまだしも、ヒゲなのが許せん！！
サイズが大きくてハードカバー、重い！これはたとえ5冊まとめて届いたとしても、全部いっぺんに持っていくことはできまい。表紙の絵はかっこいいけど内容まで同じ絵ではない。出来不出来あり。

月初めだから

きのうはコンビニで買っておいたパンプキンプリンを食べた。ハロウィンだからといってなにもしないが、お菓子を食べるくらいはしたい。しかし意外にそれらしい菓子はあまりなかった。行きつけベーカリー2軒にも。カボチャを菓子パンにするのは難しくないだろうに。
　10月31日はドイツの北東部で「宗教改革記念日」、11月1日は西南部で「万聖節」。前者はプロテスタントの、後者はカトリック。だからといって私に縁はないが、同じドイツで地域で差があることを面白く思う。
　すでに書店ではカレンダーが出ている。柴犬は多種ある。今年もやはり柴犬をどれか買うだろう。20年19年と「柴田さん」だったけどこれはいまのところ見かけない。アマゾンで見る、めまいがするほどかわいい「だってシバだもの。」もない。まあ急いで決める必要もない。これも毎年の話題。