レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

最近買った文庫新刊

2010-03-28 07:09:16 | 
 中公文庫で 『パリの秘密』by鹿島茂  『ボートの三人男』byジェローム・K・ジェローム 黒川あづさ『バングラデシュで玉の輿3』
 ハヤカワ文庫 マイケル・バー=ゾウハー『ベルリン・コンスピラシー』
 集英社文庫『姉妹の家』byシャルロッテ・リンク(紹介されるのは少数派であるドイツ産エンターテインメント) 河出文庫『わすれなぐさ』by吉屋信子(20年くらいまえに読んだ記憶がある)
 角川文庫『ぼくのキャノン』by池上永一

 中公文庫では、オビのカドを切って送ると景品がもらえる「読むだっち!ラリー」という企画があるが、これが6月で終了するという。私はそれほどたくさんためないが、今月だけでまた3冊ぶん集まってしまったので、どうせならばあと2冊で、ミニハンカチ(?)をもらうことにしようかな。
 中公はともかく、講談社文庫のブックカバープレゼントはどうなるのだろう。いまの品は全種類持ってるので、次に種類が変わることを狙って既に2冊ぶん貯めてある。いまの締め切りがいつだか忘れたけど、それが終わったら、「だっち」みたいに「終了」ならばムダにしないようにしないと。いろいろなブックカバーを買ったけど、やはり講談社の(つまり、コンサイスのレザーふう)が最高の使い心地。
 新潮文庫や角川文庫は数年ごとに「リニューアル」していて「終了」しないということは、販促効果が大きいのだろうか。  YONDAのデザイン担当は替えて欲しい。
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『テルマエ・ロマエ』受賞おめでとう

2010-03-25 14:22:38 | マンガ
 書店員等による「マンガ大賞」を、すでにあちこちで話題の『テルマエ・ロマエ』が受賞したというニュースが数日まえに載った。
「マンガ大賞受賞式」

 先日、同じヤマザキマリ作品『それではさっそくBuonappetito!』(講談社 A5サイズ)と『ルミとマヤとその周辺』全3巻(講談社 KC Kiss 新書サイズ)を購入した。
 前者はエッセイまんが。タイトルで想像つくように、イタリアその他、食の話題。「ヘーゼルナッツとチョコをミックスした、パンなどにつけて食べるペースト」である「ヌテッラ」をイタリア男はこよなく愛しているとか(ドイツでもその品はよく見たな)、同じラテンでもポルトガル人はイタリア人よりシャイだとか。 かんたんな料理のレシピも載っていて、食べることには大いに気乗りするので困る。
 後者は、昭和ノスタルジー。留守がちなバイオリニストの母と暮らす小学生の姉妹と、友達、祖父母、近所の人々との関わりあい。母子家庭でバイオリニストとしてやっていくのはたいへんだけど、それでも、生き生きした自分を見せるのがいいと信じてがんばるママと、ときどき淋しくても楽しんでいる子供たちの姿勢が良い。
 ルシウスの驚いていた、銭湯でのフルーツ牛乳と「スッポン」には作者の郷愁もこめられているのだろうと思えるシーンもある。
 私は大型書店に探しに行って購入した(なければ注文する気満々だった)けど、どうせならば『テルマエ・ロマエ』と並べて置けばいいのに。
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グライヒェン伯と二人の妻

2010-03-23 11:54:47 | 
 ヨハン・カール・アウグスト・ムゼーウスは18世紀ドイツの文芸批評家で、民話・伝説に取材した作品を書いている。その一つ、『メレクザーラ』。チューリンゲンのグライヒェン伯爵は十字軍遠征に加わって虜囚の身となり、スルタンの姫に懸想されて結婚を迫られる。故郷に妻子がいるので拒むが、一夫多妻の国の姫にはまったく問題にならず、その方ともいい友達になりましょうといって気にしない。困惑した伯爵は奇妙な夢を見て、国許の妻はもう死んだと解釈されたので、姫を改宗させて駆け落ちする。途中で家来に再会して、妻が生きていることを知って悩むが、いまさら恩人の姫も捨てられない。妻のほうでもことを知って悲しむが、姫のおかげで囚われの身から解放されたのだし、ということで許す。教皇からの許しも得て、3人仲良く暮らした。
 --なんなんだよ。
 これ、ヨーロッパ人の昔の男の作品だし、重婚というモチーフのほかに、「キリスト教徒」の「男」が、「イスラム教徒」の「女」に勝つ(改宗させる)ということが大きな意味を持っているのだろうと推測する。私としてはなんだか二重にひっかかるんだが。
 条件を替えてみたらどうだろう?
その1 キリスト教徒の女がイスラム男を改宗させる
 騎士の奥方が東方で囚われてスルタンの息子に恋される。夫は死んだと誤報があり、プリンスを改宗させて逃げたら夫は生きてたーー。さて、これで許してもらえるのだろうか。『メレクザーラ』では、改宗した姫の美しさも、教皇の心を動かす役に立ったという節があるけど、美男のプリンスで圧倒されてくれるかなぁ? 知らずに重婚してしまったことは許されるとしても、そのあと修道院入りなんて展開が強制されそうな気がするよ。
その2 イスラム男がキリスト教徒女を
 ムスリムの戦士がヨーロッパで捕虜になり、姫君に恋される。
 --このパターンだと、ムスリム男がたとえ既婚者でも(姫の側で多妻に納得さえできれば)制度上はなにも問題ないな。
その3 イスラム女がキリスト教徒男を
 いちばん難しそうな感じがする。
 
 「逆転大奥」のマンガが存在するくらいだから、グライヒェン伯からのバリエーションがあってもよさそうなものだ。だれがいいか。ぶっとんだ感覚ということならば、TONOさんや名香智子さん。
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ミュンヘンのメモ

2010-03-21 07:09:38 | ドイツ

 ミュンヘンへは3回行ったことがある。98年のオクトーバーフェスト初日の見物、同年10月末の語学学校での旅行2泊3日。99年3月の5泊。
 三つ目のはいまごろの11年まえなんだなと思って当時のメモを取り出すと、なんともそっけない「記述でいささか驚く。スペースの小さい手帳だったということもあるけど、ほとんとお金の出入りしか書いてない。
 初日、朝フライブルクを発って昼に着いている。この日の昼は、有名な市、「ヴィクトゥアーリエンマルクト」で食べたけどさほど実のある食事ではなかった記憶。市立博物館で「5、11」と書いてあるのは、入場料が5マルクで、11マルクはハガキでも買ったのか? 「聖霊K 1+1」というのは、聖霊教会で冊子かカードを買ったり、ろうそくをともしたりしたらしい。
 2日目はダッハウへ行ったのだった。悪名高き強制収容所は10月の学校での旅行で行ったので、それとは逆方向の街中へ。るるぶか何かに紹介されたいたことがあるので、そちらへも行ってみたかったのだ。「ギャラリーとM 5、8」と書いてある。(Mは博物館を意味する) ミュンヘン近郊のこのダッハウは、かつては芸術家の集まるところだったという。そういう好ましい歴史も持っていることはもっと知られていい、それは決して、黒い歴史をごまかすことではないはずだ。
 この日はほかに「AP7+7」ともある。APは「アルテ・ピナコテーク」だ、入場料と、カードの値段だろう。
 3日目、Nymとあるのはニュンフェンブルクだ、そうそう、ここの一角のアマリエンブルクの中が涼しくて気持ちよかった、外は暑い日だった。ロココ調のソフトな色調が可愛くて好ましい内装。「NP」、つまりノイエ・ピナコテークにも行ったけど、ミュージアムショップでの買い物しか覚えてないのは情けないぞ。(ここのは珍しく充実しているらしい) いまでは近くに「モダン・ピナコテーク」もできているというけど、あんまり新式のは好みでないかもと思う。
 4日目はアウグスブルクへ。シェツラー宮殿とかフッゲライとか市庁舎とか一般的なコース。観光資料を忘れたこともあって、モーツァルトハウス(父レオポルトのほう)とブレヒトハウス(たいして好みではないが)に行かなかったことは心残りである。市庁舎まえにある「アウグストゥスの噴水」も、視界に入れていながら注目もしなかったことが悔しい(ハマるまえだったもので・・・)。 入ったカフェに「フィリッピーネ・ヴェルザー」(豪商ヴェルザー一家当主の姪、ハプスブルクの大公と貴賎結婚した)という名のアイスクリームかなにかがあったことがいちばんの印象かもしれない。はいったカフェの名前はEber(イノシシ)、もろに名前で選んだ。
 5日目、ノイシュヴァンシュタインその他へのツアー。まえに書いたので略。
 
 このときに泊まったのは、JTBのガイドに載ってたPension Luna。同じように載ってたDianaにしたかったけど(これまた名前につられて)、新しい資料には出てなかったので、月つながりの名前で、「ルナ」を選んだ。まぁ、外見はいまひとつぱっとしない建物だけど、中にはいってしまえば清潔さに問題ない。 安くて便利な場所が希望ならばお勧めである、いまの状況は知らんけど。同じ通りにはユーゲントゲステハウスもある。
 (語学学校の旅行で泊まったPensionFloraはかわいい部屋だった)

「ようこそミュンヘンへ!」
 上記の「ルナ」は見当たらない。もうなくなったか?<A href=muenchen.de - Das offizielle Stadtportal für München - muenchen.de>「ようこそミュンヘンへ!」</FONT></A>

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PR誌は販促効果ありなのか、たぶんある。

2010-03-19 15:21:09 | 
 私はいわゆる日記をつけてはおらず、支出をメモしているだけであるが、そのほかに少しは読んだ本のメモもある。それによると、書店に置いてある出版社のPR誌にこるようになったのは2007年の春からであるらしい。T川駅のO書房のせいだけど、もうそこへは行かなくなったので(タダで)入手できなくなったものはだいぶある。ああいう冊子、通販を申し込めば確実だけど、1年単位が普通で、BNを買うことは受け付けていないほうが多いだろうか。実際のところ、金払って買っている人はどのくらいいるのかな~?とちょっと知りたい。通販にしたって、1冊あたり200円としない計算になる、それでモトはとれているのだろうか? でも、これらの情報で購入することもあるし、連載が本になって買うこともあるので、やはりそれなりに貢献はしていると思う。
 
 ポプラ社の「asta」に載っていた池上永一のエッセイ『テーゲーチャンプルー』は笑える話が中々に多かった。かつて『エロイカ』友達Dさんが、青池保子のエッセイ目当てで購読していた「ウフ」(マガジンハウス)をそのあと私にまわしてくれていたが、『ミルク・エクス・マキーナ』という連載がわりに面白くて(不良になりたいけど島のオバァたちに圧倒されてできない男子中学生たちが、シンナーを吸うかわりに給食のコッペパンにかぶりついてスーハーするのがなんとも気に入った)、沖縄の話ということでもしかして同じ作家かと思ったらやはりそうだった。 で、そのエッセイが『王様は島にひとり』というタイトルで単行本になった。『ミルク~』に出てくるダメ犬には作者自身の昔の飼い犬の面影があるのだろうか。
 
 ちくまの「ちくま」の連載エッセイ『ねにもつタイプ』by岸本佐知子 もわりに愛読していた。ちくま文庫で出ているので、そして三浦しをんの解説をしていたということも理由で、この際買った。(でも、私が本誌で読んだ部分はここにまだ収録されていない) 実話と思って読んでいたらいつのまにか幻想小説と化していたりするので油断がならない。
 
 同じく「ちくま」のエッセイ『絶叫委員会』by穂村弘 もけっこう好きだった。これも近々単行本になるという。『動物のお医者さん』ファンというよしみもあるし、この際買うかな。
 
 いま、地元または近所で入手している冊子は、角川「本の旅人」、朝日の「一冊の本」、徳間の「本とも」、
幻冬舎の「星星峡」がほぼ確実なところ。小学館の「きらら」は何度か逃している。astaはここしばらく目にしていない。ああいうのは書店側で決めるのではなくて出版社から(御幣があるが)勝手に持ってくるものらしい。astaは、次に手にはいったら、逃していたぶんのBNを買おうと思っているーーけどいつだろうな?(asta、きらら、星星峡 は装丁も好きなので、手放すにも捨てる気がしなくて、リサイクル棚を使っている。)
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おとうさんをなでた

2010-03-16 12:47:16 | 雑記
 ここでいう「おとうさん」は、ホワイト家族ではない。
 ハムテルのところのスナネズミのメスでもない。
 朝、うちの前を通る犬の散歩で最も可愛い柴犬のことである。そのおじさんのところには、両親と子供(成犬だけど)たちで4匹いる。子供たち2匹が来る(もちろん飼い主に連れられて)日と、親のときとある。今朝は親たちだった。子供はほぼ同じくらいのサイズであるが、両親の間では明らかに違っている。おかあさんが小さくてよく吠える。おとうさんは、ヒゲがもう白くてトシだそうだけど顔は童顔、おとなしくて大きい。今朝、初めてなでることができた。もうかった気分。ああかわいい。子供2匹の顔はあとうさんに似ているけど、性格は、おとなしいおとうさん似とよく吠えるおかあさん似といるのが面白い。

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『モーレツ!イタリア家族』

2010-03-09 11:08:48 | マンガ
 byヤマザキマリ。
 行きつけ某書店で同じ作家ということで『テルマエ・ロマエ』と並べて置いてあった。
 作者は目下夫&息子とともにポルトガルに住んでいることはお風呂エッセイに書いてあるが、そのまえにイタリアで夫の実家で暮らしていたころが描かれている。夫自身(歴史学者)は物静かでむしろ英国紳士ふうというが、その実家はたいへん騒々しい模様。夫の両親と妹、双方の祖母、動物たち(家畜含む)、そして近所の人々がしじゅう出入りしているすさまじい環境。デフォルメされた絵が主流の中にもしっかりしたリアリズムの画風がほどほど溶け合っていて、おおっさすがフィレンツェの美術学校出身!という感じだ(いや私の目ごときに絵の上手い下手などきっちりとわかるものではないのだが)、おまけに作者のイタリア行きの縁というのがまた驚きの出会いで。
 
・「イタリア娘が憧れる女性像は」「美しいけど近よりがたいワイルドタイプ」 「ワイルドさはラテン美人の絶対的要素といえる」 「イメージ女優 ソフィア・ローレン マヌエラ・アルクリ(現イタリアNO1)」
 ワイルドさ・・・。私も好きではあるが、私の好みよりもだいぶくどいのだろうなぁ。

・子供のテストの場面での口頭試問、「それではまず古代ローマ帝国の初代皇帝とはどんな人だったか説明して下さい」
ーー言わせろ言わせろ!でも、「たいへん美貌だったのでカエサルの後継者指名されたのは愛人だったからだなんて中傷されました」、「3度目の結婚は人妻を横取りしました」、「愛妻との間に子供のないのが悩みのタネで、後継者問題では身内が迷惑しました」、「虚弱体質だけど長生きして望みどおりに安らかな最期でした」等々、いらんことのほうを嬉々として答えてしまうだろうな。
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「怖い絵」で人間を読む

2010-03-07 07:13:40 | 歴史
中野京子さんの『怖い絵』が人気で、その関連番組が放映中。テキストも2刷になったそうだ。

 多くは、『怖い絵』全3冊からのエッセンスという感じであるが、シシィの肖像は確かこれらの本にはなかったと思う。はじめの3回ぶんは明らかにハプスブルク、歴史話題に入れていい。ゴヤのサトゥルヌスは神話ネタ。ベックリンの『死の島』は、類似品が5作描かれており、1つはヒトラーが所有していたという話に驚いた。国民に繁栄をもたらす使命を持つ為政者にはふさわしくないが、無数の死を生み出したということには合致するのが怖い。
 次回は、メディアにイヴァン雷帝が題材、これもまた強烈な話である・・・。

 これまでのぶんを見逃した方も、テキストを買うことはお勧めする。番組では語られていない説明もたくさん入っている。
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『世界ニホン誤博覧会』

2010-03-05 06:02:04 |   ことばや名前
 新潮文庫で先月出た。by柳沢有紀夫。
 オーストラリア在住の筆者が多数の人の協力で収集した、海外で目にしたヘンな日本語の数々。
 「マッサージ」が「マツサノジ」だの「マツサツ」だの、日本人でも乱暴な字だと紛らわしい、「ツ」と「シ」の混同は多いようだ。CDに並べてあるタイトルの『フルーツセトウ』、正解は「ブルーシャトウ」、最大のインパクトは、『知床旅情』の「床」の字が「尿」になっているもの・・・。
 著者が中国人の知人たちに、数々の間違いについて話してみたところ、彼らは、日本風の感じが出せればいい、見る人の多くはわからないんだからかまわない、という感覚でいる。
 ここで思い出すのは、かつての「bitch」の一件。私が見たのは新聞の投書欄だったと思う、英語のロゴにたいへん下品な意味であるbitch.が使われていたので驚いた、メーカーに問い合わせたところ、語感がウケている。日本は英語圏でないからいい、という答えだったという話。私は憤ったものである。英語圏でなくたって英語のわかる人は少なからずいるだろう、それに、わからないからといって不適切なものをさらしたままにしておいていいのかいっ!
 譲歩して、ナンセンスやお笑いのレベルにとどまっているならばまだいいけど、不穏当なものがあれば抗議のひとつもしていいと思う。

 上記の本の、韓国釜山の看板の「ほしいものあれば注文してあげます」、「韓国なのに、なぜここだけ北朝鮮的?」というツッコミが秀逸である。
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3月3日ならば

2010-03-03 12:52:31 | 雑記
 ちらし寿司にハマグリ汁に菜の花というメニューを昼に食べた。このところぐずついた天気が多かったけど久々に晴れている。天気予報でしきりに、たまった洗濯ものを片付けるチャンスだと言っているのが日本らしくて結構なことだ。でも明日からまた雨がしばらく続くので風呂場に干すことになるのだな。生乾きの処理のためにもまだまだコタツは入用である。
 家のまえを通る犬の散歩の中で最も私好みの、中型茶色の柴犬2匹、よく吠えるポポと無口なチャチャ、このごろうちの前でしばらく止まって犬用ビスケット(母が同じ種類のものを買ってきた)を私たちがやるのが常になった。下手すると手もいっしょにカプとされるのでなかなか難しい。でも可愛い。
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