レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

「美女と悪女」ドイツのメンバー

2007-09-30 07:30:58 | ドイツ
 『世界の「美女と悪女」がよくわかる本』の話題その3.
 この際なので、ドイツからのメンバーを数えてみる。国籍が現代の感覚とは違うので、広い意味で。活躍の場がドイツ(語圏)という人も含めて。
「美女」編
・マルガレーテ  皇帝マクシミリアン1世の娘 フィリップ「美公」の妹 カール5世の叔母 ネーデルラント総督
・ゾフィア・ドロテア イングランドのハノーヴァー王朝のジョージ1世妃
・マリア・テレジア オーストリア・ハプスブルク「女帝」
・マリー・アントワネット 同皇女
・マリー・ルイーズ  同皇女
・ヴィクトリア女王  ハノーヴァー王家は血統上ドイツ人
・シシィ バイエルン→ウィーン
・ルー・アンドレアス・サロメ(ロシア生まれ、でもドイツの文化人たちに影響)

「悪女」編
・フレデゴンドとブリュヌオー(ゲルマン)
・イザボー・ド・バヴィエール(バイエルン王女→フランスのシャルル6世妃)
・エカテリーナ2世
・ローラ・モンテス
・アレクサンドラ(ニコライ2世の皇后)
・マタ・ハリ(オランダ人、ドイツのスパイ)

「ドイツ人」とすぱっと言い切れる人ほとんどいないじゃないか。ヨーロッパの歴史がそういうもので、特にドイツは統一が遅れたからなんだけど。
 「悪女」が必ずしも非難の意味をこめて使われるものではないと心得たうえで敢えて言うならば、アレクサンドラ皇后がここに挙がっているのは納得いかない。よそへ嫁ぐことですでにたいへんなプレッシャー、娘ばかり4人も生まれて、やっと生まれた息子は血友病、どんなに辛かっただろうと後世の庶民だって想像つく。その息子の病を軽くしてくれる坊主に頼ったところで誰が責められるというのか。(それに、ラスプーチンの意見だって必ずしも悪いものでなかったそうだし)

 そこいくと、ローラ・モンテスなんて幸せなものだ。アイルランド出身だけど、各地で男たちを翻弄して、ついには一国の王までふりまわして退位に追い込む影響力。末路はミジメといえ、さんざんしたい放題したのだからいいじゃないか、と無関係な立場では思う。

 彼女の最大の被害者のバイエルン国王ルートヴィヒ1世に由来する「オクトーバーフェスト」、いまミュンヘンでは開催中だ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の100冊と言ってるけど

2007-09-28 05:51:56 | 
夏は新潮文庫と角川文庫と集英社文庫が「100冊フェア」をハデにしていたけど、いまは文春文庫が「秋の100冊」を並べている。売れ筋を選んであるだけで、プレゼントの類はないのだな。ヨイショ冊子さえもなさそう。
 私の記憶が確かならば、かつては新潮の「100冊」も秋だったような気がする。当時は、ただ「読んだ」マークをつけることが楽しみで、なにももらえないことを不満に思うこともなかったな~。吉行淳之介の『砂の上の植物群』ってこれで読んだのだけど、・・・チカンと不倫の話だよ・・・こんなのなんで入れたんだ、と驚愕した女子高時代の私。確か「100冊」冊子は学校で配っていたはずだ。

 本屋で、1冊だけレジに持っていくことをなんとなくしたくないというクセがある。(よほどその1冊を欲しいのでない限り) 先日、ドイツの友人に送るのが常である佐伯かよのさんの新刊を見つけたので、ほかにも買うのはないかな、と探してみたところ、学研M文庫『捕虜 誰も書かなかった第二次大戦ドイツ人虜囚の末路』byパウル・カレル ギュンター・ベデガー が目にはいった。卒論のドイツ軍歌のときにも参考にした本だ、懐かしい。購入。こちらは、読んだあとでデュッセルドルフのFさんに送ろう。

 先月の角川文庫の新刊の『美女とはなにか』『風と雲と砦』を買ったら、「夏の100冊」フェアのブックカバープレゼントの対象になっていた。せっかくだから、白無地の品を申し込んで、3週間で届いた。ビニール製。本の入れ心地はまあまあ。ちょうどいい厚さが限られているのが難点。2冊でもらえるレベルだから高望みはできない。つけっぱなしにしていると本と張りつくという声もあるし。

「新学期に読む本」「連休を家で過ごすときの本」「梅雨の湿っぽさを忘れる本」「夏の冒険を味わう本」「師走の慌しさの息抜きの本」等々、10冊くらいずつ選んでオマケにはしおりかハガキでもつけるという企画はどうだろう。つきあってやろうかという人もいると思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「完全版」の不完全

2007-09-25 14:36:44 | マンガ
 そもそも「ララ」出身のやまざき貴子の旧作が小学館文庫から出つつあり、学園もの「若菜&紫野シリーズ」が出て嬉しい、という話はまえに書いた。その『きょうはアラシ』、「完全版」と書いてあるのに未収録があるらしい、とも書いた。そして今月出た『可視光線』に、表題作シリーズとともにその未収録作品がはいっている。・・・原則として私は、ページ合わせのための無関連作品併録を好かないということはこの際おいといて(#)。そろってくれたのは嬉しいけどな。これの刊行だってとうに決定していたのだろうに、ではなぜあのとき「完全版」なんて書いたんだよオイ!「完全じゃなかったんじゃねーか!」とすぐに判明するだろうに。
#これまでに出た文庫の内容は、それぞれでの中での統一は割合とれている。『アカデメイアの冒険者』は「ムシ(タイムマシンの名前)」シリーズの中で同じコンビの話がまとまっているし、『インセクター・シンドローム』は、「ムシ」の中でコスプレ要素の強いロマンスが3種類。『可視光線』と若菜は、強いていえば、現代日本の少年少女の話だという共通点はあるか。
 「別冊花とゆめ」の『マジカル・ダイナマイト・ツアー』はソノラマから文庫で出たけど、「完全版」と言いながらこれもサッチーvsミッチーが漏れている。
 先日出た葉月さんの『陰陽師 阿倍晴明伝』は、「全8話」とオビに書いてあるけど、晴明の出た話ならばほかにもあったはず。ほかのキャラが違うから別作品としての扱いでも納得できなくはないけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「美女と悪女」でのローマの扱い

2007-09-23 06:57:51 | ローマ
『世界の「美女と悪女」がよくわかる本』の話題その2。

 ローマ史から出ている名前は、「悪女編」にアグリッピナとメッサリーナ、まぁこれはモンク言えないところだろう。(この二人を妻に持ったクラウディウスっていったい・・・) 「美女編」には、・・・ズバリ!ローマの人であるメンバーがいない。関連するところで、クレオパトラとゼノビア、けっ。
 クレオパトラの容姿については、それほど美女でなかったという説もあるけど意志や知性が魅力だったのだろう、という妥当な説明。遺言状への難癖はなし。
 しかしなぁ、「カエサルが暗殺されると、彼の後継者となったのがアントニウスだった。オリエントの支配権を手にした彼は」云々はなんなんだ!このあとも、遺言状の定めた正当な後継者であるオクタヴィアヌスの名前は全く出てこない、おいおい!

 たまには、「美女」の項目にオクタヴィアが挙げられてもよさそうなものだ。リウィアの場合は両方に挙がる可能性がある。ユリアもかな。ローマ史上もっと古いところでは、ルクレチアだって中々存在が大きい(少なくとも劇的効果としては)。どうせなら、自害なんかするかわりに、暴君を倒す戦いに女たちを率いて先頭に立ってくれたらもっとよかったのに。それならローマの女権も上がっていたかも。

尊厳者誕生日なので少しは関連のある話題。(あるのか?)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『風と雲と砦』

2007-09-21 15:41:17 | 
 井上靖の戦国ものは、単独で1冊になる程度に長い作品は4本あり、そのうち『風林火山』がいちばん短い。先日、角川文庫から『風と雲と砦』が復刊された。「もうひとつの『風林火山』なんてアオリつきで。ファンの私がこう言ってしまうのはナンだが、直接関係があるわけでもない。信玄の死の直前から始まって、長篠の戦いあたりで終わる(そのはず)から、時期も明らかにズレている。
 武田に敗れた側の雑兵左近八郎は、武田の陣で出会った美女安良里(あらり)姫の言葉に従って武田の陣に加えられる。しかし彼女は実は武田に滅ぼされた豪族の生き残りであった。
 この二人を加えて男女3人ずつが主な登場人物。しかしやはり上記の二人が印象が強い。美男美女にはやはり悲劇が似合う。
 タカビシャで謎めいた安良里姫は、『風林火山』の由布姫と共通したキャラの持ち主。でも最期がうんと健気だ。
 『風林火山』との縁は薄くても、読み物として面白いので売れてほしい。
 この際だからあと2つ、『戦国無頼』『戦国城砦群』も出てくれ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不正と誤謬

2007-09-19 14:47:17 |   ことばや名前
 先日、あるブログにコメントを投稿しようとしたら、「URLが不正な記入です」とかなんとか出た。・・・なんだかムっとした。ある種の専門用語では、「不正」と「誤謬」は、わざとかそうでないかで区別している。だから上記のミスも、「誤っています」ならば腹も立たなかったかもしれない。「不正」といわれるとヤな感じだ。

ついでに、かつて読んだジョーク。教会の懺悔での会話、
「きょう私は虚栄の罪を犯しました、自分を美しいなどと思ったりして」
「いいえ、それは罪(シン)ではありません、誤り(ミステイク)です」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もじゃもじゃペーター

2007-09-16 06:17:54 | ドイツ
先日、「復刊ドットコム」からのお知らせにこれがあった。

 『もじゃもじゃペーター』(最終得票数 51 票)
著者 ハインリヒ・ホフマン:作/生野幸吉:文/飯野和好:絵
発送時期 10月下旬
予価1,680円(税込み) ※予価の為、価格が変更する場合がございます。

 1845年にドイツで出版されて以来、160年以上にわたり世界中の子供たち
 に親しまれてきた『もじゃもじゃペーター』。

 今や日本を代表する人気絵本作家・飯野和好&「不思議の国のアリス」の
 名訳で知られる生野幸吉。そんな二人により生み出された“もうひとつ
 のペーター”が待望の復刊です!

 コピー終わり。
 19世紀、フランクフルトの医者ハインリヒ・ホフマンは、我が子へのクリスマスプレゼントに絵本を買おうとしたが、これというのがなくて自分で描いてしまった。それが知人の出版業者の目にとまって世に出てヒットしたという次第。現在、フランクフルト、大聖堂の近くに 小さな博物館Struwwelpeter-Museumがある。ここで、邦訳の絵本を買った。こちらは『ぼうぼうあたま』となっている。髪も爪も伸び放題の男の子の絵が表紙で強烈である。ほかに、指舐めをしてはいけないと言われたのに言うことをきかず、乱入してきた仕立て屋の巨大ハサミで指を切り落とされてしまう子とか、マッチで遊んではいけないというのに逆らって、燃えつきてしまう子とか、メルヘンのように過激な展開が素人らしい絵で描かれている。「悪い子」への共感ゆえに読み継がれると池内紀さんは書いていた。
 この『もじゃもじゃペーター』と、ヴィルヘルム・ブッシュの『マックスとモーリッツ』(これまた悪童物語だ)が2大古典絵本のような感じで、事実この2作がセットにされた本をしばしば見る。
 ボンの「歴史の家Haus der Geschichte」で、Struwwelhitlerなる本を買った(99年2月のこと)。上記『もじゃもじゃペーター』はあちこちで訳されていたが、大戦中に英国で、この絵本をネタにナチスドイツの幹部たちをおちょくりまくった本が出ていて(指舐めの話は、ウソを書いてはいけないと言われたのに書くゲッベルスが悪魔に指を切られる話になっている)、それのオリジナル+独訳+解説の本。
 歴史+ドイツ語の教材にしても面白そうだと思う。

 そういえば(?)、フランクフルトのザクセンハウゼン地区(注)で「シュトゥルヴェルペーター」という名前の店を見た。グリル肉料理のレストランのようだった。
 注 「ザクセンハウゼン」の名前で強制収容所を連想する人も多かろうけど、あれはベルリン近くのオラニエンブルク。こちらは、フランクフルトのマイン川の南側の地域で、りんご酒が名物。川沿いにたくさんの博物館があり、その東端にユースホステルがある。見学の点でも飲食の楽しみのためにもいい場所だろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハードカバーの本

2007-09-13 20:28:21 | 
 文庫は値段の点でどのくらいトクなのか?という問題に少し興味を持っているのだが、中には、値段のことは度外視して単行本のほうを好む人もいる。私は、小さくて置き場所に困らないほうが好きなので、文庫で買いなおしたら大きいほうは手放すことが多い。よほどもとの装丁等に執着があればともかく、コンパクトなことを優先。

 本屋で、『 天璋院篤姫』を目にした。来年の大河だからだろう。文庫が既に、というよりはまだ出ている、それなのに「新装版」単行本が出たのだ。文庫は上下で1400円、ハードカバー単行本は上下で3570円。--逆ならばわかる、映画化などをきっかけに売ろうとして急ぎ文庫化ならばヘンに思わないけど。文庫が出ているのに、わざわざ、2倍半もする重い本のほうを選ぶとすればどういう層なのだろうか。
 単価が高いぶん、売れ行き部数が少なくてもモトが回収できる(たぶん)単行本、薄利多売を狙う文庫本。熱烈ファンを少数持つ作家ならば前者が、ライトな読者を多数持つ作家なら後者が合っているのだろうか、と素人考えで思う。

 ついでに思い出したこと。
 私が高校生のころ、図書館には「学校図書館用」のハードカバーの文庫本というものがあったのだが、ああいう品はいまでもつくっているのだろうか。カチカチした感触が中々心地よかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マンガ文庫の不思議

2007-09-10 15:44:24 | マンガ
 マンガは、通常コミックスの時点で既に安価なので、文庫になったからといっても値段のうえではそれほどおトクというわけでもない、一般書籍に比べれば。
・『動物のお医者さん』 花とゆめコミックス12巻が4920円→文庫8巻4600円
・ひかわきょうこ『彼方から』 HC14巻5740円→文庫7巻4510円

・『ローマ人の物語 パクス・ロマーナ』単行本2835円→文庫3巻1220円
・宮部みゆき『理由』 1890円→900円
もっとも、『模倣犯』は上下3990円から文庫5巻3700円なのでたいして変わらない。

 こういう事例を見ていて思ったことがある。
 本は、サイズが大きければページも多く厚く、小さいならば薄くなってかまわないはずだ、単純に言ってそのほうが見てくれのバランスが良い。では文庫本は薄くてもいい。現に、一般書籍では薄手の文庫本は珍しくない。--それなのになぜ、マンガの文庫は通常コミックスよりもページが多くなるのが常なのだ?長編作品を厚くして巻数を減らすのはわかるが、単行本では1冊に1作でまとまっていたものを、文庫でわざわざ無関係の作品が併録されていると私は目障りに思う。

 昔はこうではなかった。
 70年代後半に「マンガ文庫」ブームが短期間あったが、そのころは普通のコミックスと変わらない厚さも、厚めのものも、少し薄いものもあった。『ベルサイユのばら』は、マーガレットコミックスの10巻本の9巻10巻の巻末に別の短編が穴埋めに入っていて、私にはこれがたいへん目障りだったが、これらが文庫ではばっさり切捨てられていることが良かった。(もっとも、カバーや中トビラの絵がしばしば内容と合っていないという点では編集がなってなかった。オスカルにとって既にアンドレが恋人になっている7巻なのに、フェルゼンに寄り添う絵だったりして。)
 もう一つ気がつく違いは、「解説」。いまはたいてい、活字本と同じようにマンガ文庫にも「解説」「エッセイ」が載るけど、昔はなかったと思う。ま、これはどうでもいいけど。

 出版事情として、単価が安いと利益も安く、たくさん売れないともうからないという。もしかして、マンガの売れ行きというもの全体が30年前よりもたぶん落ちているだろうことも、マンガ文庫の厚さに影響しているのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『新アラビアンナイト』

2007-09-07 15:13:41 | 
 清水義範。集英社文庫から先月出た。有名な古典とそれほど関連はなさそうで、アラビアンな世界を背景にした小さな物語集。
 一部は「MOE」に掲載されていたのでこのときに読んでいた。その時いちばん覚えていたのは『ミニアチュールの美少年の話』。絵を描くことの好きな少年が王にスカウトされて仕えるが、絵を描くための時間が中々取れずに悩む、しかし王もまた、美少年への恋に苦しんでいた。
 「なにをしても許される」ほどの身の上のくせに、妻子ある身の禁断の恋に黙って苦しんでいるなんて、なんてマジメな王なんだ!と私はかんどーした!

 解説によると、『千夜一夜物語』は18世紀初頭にフランスの東洋学者アントワーヌ・ガランによって体系的に仏訳紹介されて有名になったけど、『アラビアン・ナイト』(英語名)の中で最も有名であろう「シンドバッド」「アリババ」「アラジン」のうち、原典にあるのは「シンドバッド」だけで、「アリババ」「アラジン」などはガランの創作であろうという説が有力なのだそうだ。「座・乱読」の「人名辞典」で、『千夜一夜』と『アラビアンナイト』が厳密には違うと書いてあったのはそういうことだったのか。
 なお、私はこの物語群の聴き手である王を、最低最悪の男として心底罵っている。4月11日の「太っ腹な男・妻の貞操」参照。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする