大河ドラマ『風林火山』は終わりに近づいている。主役級に美形のいないドラマであった。いちばんの正統派美男は、今川義元の谷原章介だったと思う。
謙信に美男説はないはずなのに歌手のGacktを起用しての「ビジュアル系謙信」っていったいどうなるんだ、と思っていたが、いろいろな意味でぶっとんだキャラになっていたので、案外あれで合っていたのかもしれない。(これまで女っ気なしで通してきたのに、いまさら相手役の美女キャラなんて出したことには抵抗があるけど。)
ここしばらく見ていて、アレクサンドロスと重なると思った。けっこうブチ切れる性格、神がかり的要素、「英雄」だけど好色でないことなど。領土野心が最大の違いか。
もっと渋くとらえるならば、エルヴィン・ロンメル将軍も出てくる。フェアプレイを重んじる、暗殺者を許したエピソード、「英雄色を好む」にあてはまらない点(ロンメルが貞男の愛妻家だったことは有名)。
潔癖で偏屈な人間嫌い、ということで甥の景勝と合わせて、ローマ2代目皇帝ティベリウスもアリだ。(既に言及したので詳しくは略)
こういう、誰と誰が似ているなんて話は、しようと思えばいくらでも出てくるし、あまりムキになっても仕方ない。でも、思わぬところで好きな人物同士に発見するとなんとなく嬉しい(?)。
謙信に美男説はないはずなのに歌手のGacktを起用しての「ビジュアル系謙信」っていったいどうなるんだ、と思っていたが、いろいろな意味でぶっとんだキャラになっていたので、案外あれで合っていたのかもしれない。(これまで女っ気なしで通してきたのに、いまさら相手役の美女キャラなんて出したことには抵抗があるけど。)
ここしばらく見ていて、アレクサンドロスと重なると思った。けっこうブチ切れる性格、神がかり的要素、「英雄」だけど好色でないことなど。領土野心が最大の違いか。
もっと渋くとらえるならば、エルヴィン・ロンメル将軍も出てくる。フェアプレイを重んじる、暗殺者を許したエピソード、「英雄色を好む」にあてはまらない点(ロンメルが貞男の愛妻家だったことは有名)。
潔癖で偏屈な人間嫌い、ということで甥の景勝と合わせて、ローマ2代目皇帝ティベリウスもアリだ。(既に言及したので詳しくは略)
こういう、誰と誰が似ているなんて話は、しようと思えばいくらでも出てくるし、あまりムキになっても仕方ない。でも、思わぬところで好きな人物同士に発見するとなんとなく嬉しい(?)。