レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

「なんもやってない」

2024-07-28 14:02:23 | 地理

 こんなんで「地理」ってほどでもないが。「歴史」かもしれない。

 新聞の日曜版に載っていた『あたしンち』、女子高校生のみかんが新聞のテレビ欄を見て「なんもやってない」と思うシーンがあった。正確には、自分の見たいような番組はやってないということなのである。スポーツばかりでそう思っているのだった。
 私はスポーツに興味がないので、これはたいへんよくわかり、記憶に残っている。
 
 テレビの録画予約は1週間先までできる。
 いま、予約してある番組がふだんよりもだいぶ少ない。オリンピックに占領されて臨時に放送のないものがちょこちょこあるからである。たとえばNHKーBS1平日早朝の「クラシック倶楽部」が来週まったくない。別に文句を言う気はないけど。
 
 競技には関心ないが開会式だけ見た。各国選手団が旗降りながらやってくる、ああいうのはわりに好き。順番は開催国の言語での名称に依るので、「ドイツ」はDでもGでも遅くはないが、今回はアルマーニュでうんと早いほう。
 国旗の色は原色が多いけど、「青」と紺と水色の区別はきっちりされているものなんだろうか?フランス国旗の赤青白の青は、紺色に近い感じのことが多いけど、同じ赤白青のオランダのは濃くはない。フィンランドやスウェーデンのは明るくてむしろ水色に見える。ああいうのはどう規定されているのだろうか?
 国旗・国歌についての本も、オリンピック等の際には図書館の企画コーナーに並ぶものである。
 するとかつてアニメイトで『ヘタリア』グッズとしておいてあった「国旗セット」はほんとうにヘタリアグッズだったのかが気になる。なんの工夫もないイージーすぎるものだったので。でも「プロイセン」なんて、あのマンガ意識しないとあるはずもなし。それが謎だ。
 
 フランスでは、ストラスブールとコルマーには行ったけど(フライブルクから近いので)、パリは知らない。
 いま図書館で借りている『パリの歴史散歩ノート』は旅行ガイドの一種。次の予約者がいるので早く返却する。もちろん私が行く予定があるはずもないが、カルナヴァレ博物館に興味がわいた。
 案内図の色調がなんだか洒落た感じの本。

 

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文庫フェア、『カーリー』

2024-07-07 13:10:14 | 
<A href=新潮文庫の100冊 2024 (100satsu.com)>「新潮文庫の100冊 2024」</FONT></A>
もうこの季節か、早いものだ。
ラインナップの中で、買いたいものはさほどない。
景品は、カドカワのはまあほしくはあるけど、懸賞なのでそのために買うほどの気持ちにはならん。集英社の「よまにゃ」しおり、かわいくはあるけどそのために無理やり選ぶ気にならん(この絵で犬を描いてほしい)。新潮文庫のステンドグラスしおりは欲しいので、なにか選ぼうと思っている。
 
高殿円『カーリー』 講談社文庫
 まえに、少女小説のガイドブックで読みたい本をチェックした、その中の一つ。市内の図書館になかったので市外からの取り寄せを頼んだら、タイミングのいいことに寄贈本で入ってきた。
 20世紀、第二次大戦の始まる直前に物語が始まる。英国人少女のシャーロットは父の任地であるインドの女学校の寮にはいって、魅惑的な少女カーリーと出会う。
 背景にインドの独立勢力や国内対立、スパイもの要素も強く、女子高ものの伝統もたっぷりとりいれられ、百合っぽさもフェミニズム要素もあり、波乱に満ちてスリリング。某脇役、この経歴は実在の〇〇がモデル?と思ったらずばり〇〇だった。 
 3巻までいっても終わっていない。続き出たら、たとえ単行本でも買うかもしれん。
 
 マンガ化されるならば誰だろう、インドの連想で、さいとうちほさんは似合うだろう。
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ひと月ぶり

2024-07-01 07:20:21 | 雑記

 このごろ更新をほうっておいているとは思っていたが、先月初めになげやりに書いて以来まったく投稿していなかったとは驚いた。

コメント (3)
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