レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

去年読んだはずなのになぜ「新着図書」?

2022-04-22 15:38:24 | 

地元図書館では4月に1週間ほど整理のための休館がある。それはもう終わっていていまは通常業務。

 「新着図書」の「その他の文学」(日本以外)に『狼たちの城』というドイツ産のミステリーがあった。大戦中、古書店業のユダヤ系青年が、ゲシュタポの捜査官になりすまして殺人事件を調査するという話。――このタイトルにも聞き覚えあるんだがな。ともかく「予約」をPCでいれた。地元の館の本。その翌日行って、借りられていなかったので持ってきた(たとえPCから予約があっても、そこに来館した人が優先される)。場所がニュルンベルク、殺人の被害者は女優でゲシュタポ将校の愛人、主人公の恋人がレジスタンス、等々、――やっぱりこれすでに読んだよ。去年の6月に出た本である。私の読書メモノートに記載はなく、図書館HPのマイページにもない。これがすでによその館の蔵書であったならば納得できるが(同じ本がはいってきた場合、「新着図書」に載るかどうかはどのように決まるのだろう?)これ1冊しかない。

 私が購入して読んだということもありうるが、その記憶はない。

 市外から借りて読んだ?しかし私は市外から取り寄せる際、出たばかりの本は見送るのが常だ。

 新着の本はそれ用の棚に置かれるものだがこれはふつうの棚だった。

 どうも不可解だ。あるいは、去年入った本だけど、しばらく行方不明になっていたからいったん蔵書目録から外され、出てきたので新着扱いになったとか? う~む気になる・・・。

 

 続編もあるという、読みたくはある。

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『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』

2022-04-10 19:09:12 | マンガ

Netflixで『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』が3月28日から始まる、ときいたので登録したという話はすでに書いた。当然週に1話ずつだと思っていたのだが、どうもそうではなく、「第1シーズン」全11話をすでに見た。

 第1回はルシウスの幼少期で原作にはなかった。

 第2~6は1巻に相当する。

 第7回は原作になく、幕末へスリップ。

 第8回 入浴マナーを図解する話

 第9回 成金の悪趣味な依頼に四苦八苦する話

 第10回 スライダー ケイオニウス登場

 第11回 温泉街をつくる

 

 特筆すべきこと:

 原作では1巻の終わりでルシウスが久々に帰宅するとリウィアが離縁状残して実家に帰っていた。迎えに行くとすでに再婚してお腹が大きくなっていた。

 しかしこちらのアニメでは、実家に帰ってしまったというところまででその後は出てきていなかった。

 そして、11回の終わりでは、ハドリアヌスのはからいで任地にリウィアがやってきていてハッピーエンド! ということは、もしシーズン2が制作されることがあっても、原作後半のようにはならない!

 ―-『ノヴァエ』は、原作で大不評だった部分を大幅修正する試みでもあるのだろうか。これだったらシーズン2があっても歓迎する。

コメント (2)
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雨の日曜だけど外出

2022-04-03 14:59:06 | 雑記
私は天気が悪いと外出意欲をたいへん削がれるほうである。日曜に雨が降ると、ふだんにもまして家でだらだらしていたくなる。ピアノ曲をきいて、紅茶を飲みたくなる。
 今日、おとといまでの予定では外出する気はなかった。しかし、早めに郵送しておきたいものが1件あり、加えて、図書館でさっさと返却しておきたいのにおととい忘れていたCDが1枚、これから1週間、春の整理期間にはいってしまう。この二つの用件のために、今日は出かけることにしていた。天気予報では雨と曇り、でも出かけることにした。
 傘は、ふだん使っているものではない品を持って出た。1月に友人宅を訪ねたのだが、家を出てから雪になったので帰りに余っている傘をもらったのである。それのほうが今日のコートと色が合うので。
 しかし出て少し歩いている時に、雨はごく小さい降りで、これなら帽子かフードで充分ではないか、ひきかえして自転車にするか?と少し迷ったが、結局そのまま歩いた。
 図書館と本屋とベーカリー(私の三大外出先)で用を済ませ、帰るころには降っていたので、やはり傘・徒歩でよかったと思った次第。
 
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牛乳にルシウス

2022-04-01 16:58:52 | ローマ
 今日買い物に行くと、明治の牛乳にルシウスの絵を発見。コーヒー牛乳、イチゴ牛乳、フルーツ牛乳の3種類のうち、ふしぎなことに、フルーツにはなかった。『テルマエ・ロマエ』作中に出てきたのはフルーツ牛乳だったのに。
 検索したら、これを載せたブログが出てきた。本文中にリンクを貼ることがうまくいかないので「なぜ、今、ルシウス?」で検索してほしい。
 
 アニメ『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』を見るためにNetflixに申し込んでしまった。
 第1回は原作にはなかったルシウスの幼少期。そのあとは1回1回対応している、まだ4回目までしか見ていないが。マルクスの師匠に簡易風呂を作ってあげた話まで。
(4日に追記。2~6回が原作の1巻にあたり、第7回はローマへ戻る途中の宿でスリップ、幕末へ。新エピ。)
 (OPテーマは『カルメン』の『闘牛士の歌』の替え歌で、名前からすると歌っているのはイタリア人、外国語っぽくきこえるけどよくきくと日本語だ
    これについての記事を見つけたのでコメント欄に貼った)
 
 
 
 NHKーBSプレミアムのクラシック音楽の番組「プレミアムシアター」で歌われていたので存在を知った、ローマ史ゆかりのオペラ、
・ジョヴァンニ・アントニオ・ボレッティ『ヘリオガバルス』
・                  『クローディアス・シーザー』
・ルカ・アントニオ・プレディエリ『小スキピオ』
   「クローディアス・シーザー」って4代目のことだろうか。この3つのうち英雄性があるのは「小スキピオ」だけに見える。
 ローマじゃないけどヘンデルの『イングランドの王リチャード1世』という作品もあるらしい。
 まぁ、史実にうるさいこと言うと文句が山ほど出てくるのだろうけど。見たいとは思う。そういえば『アグリッピナ』が放映されたことがあるけど、なぜか録画できていなかった。
コメント (1)
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