レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

マリと子犬の物語

2007-10-10 17:56:11 | 趣味・娯楽
 2004年の新潟の地震を背景にした、人間と犬の愛情物語で12月公開の映画。
「マリと子犬の物語」

 今日、映画の前売り券を買ってきた。(そして特典のマグネットつきメモパッドをもらった)自分で行く予定はあいにくないけど母にでも行かせよう。地震の当時、新聞で見たし、実話の絵本はすでに読んでいた。ノベライズも読んだ。映画では、子犬たちの名前はグー、チョキ、パーであるが、実際は(仮名としては)シロ、クロ、チビ、この素朴さもなんともいい。
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コンサート

2006-07-31 15:15:52 | 趣味・娯楽
 私はたまに、アマチュア楽団のクラシックコンサートに行く。一つ行けばパンフレットにチラシがはさんであるので物色するのも楽しいが、決め手になるのは、近くて行きやすいこと、その時私が取り込み中でないこと。昨日は、ほぼ毎回行っている管弦楽団で、会場は電車で20分程度の場所。
  R.シュトラウス『オーボエ協奏曲』はわりにゆったりの印象、ブルックナー『交響曲第3番』はワーグナーに捧げられたというだけあってドカドカとハデ。リクエストのバッハ『主よ、人の世の望みの喜びよ』はぐっと静か。
 ところで、ああいう舞台ではなぜ、最後に指揮者は何度も出たりはいったりするものなんでしょう。そのたびに演奏者たちもやはり立ったり座ったり。なにか由来でもあるのだろうか。

 駅とその会場の市民ホールの間に、「居酒屋 きちんと」「くいもの屋 淡菜房」という店がある。居酒屋はわかるけど「くいもの屋」っていったいなんだろう。
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名曲アルバム

2006-07-07 06:01:55 | 趣味・娯楽
音楽と美しい景色によって目と耳の保養のできる番組。
同じ曲でも、演奏・画面が替わることがあると知った。ドビュッシーの『月の光』は、まえには確かシュノンソーの城ではなかったろうか?今回はパリの花火になっている。『花火』という曲もあったので紛らわしいぞ。
 「名曲アルバム選」は、同じ作曲家とか、同じ国とか、ピアノ曲とかオペラ序曲集など、なんらかの統一のある三本立て。従来はこの「選」は金曜の昼と、別の曜日の別の時間と、週に2回放映していた。去年あたりから金曜の昼ぶんだけで、それを再来週にまたするというように変わった、つまり半分しか放送しなくなってしまった。
 5分ないし15分単位なので、授業で使いやすくて重宝している。
「名曲アルバム」
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ミュージアムグッズ

2006-06-28 17:04:55 | 趣味・娯楽
先日映画館に行ったとき、『ダ・ヴィンチコード』のグッズとしてクリアファイルセットがあった。レオナルド作品を使った品。こんなの使用料たいへんだろうに、2枚で500円なんて安い。たくさん売れる自信がないとできないな。--私みたいに、見る予定もないのに買うようなヤツもいるくらいだから充分売れるんだろう。
 展覧会や博物館に行ったあとでは、グッズを買うのも楽しみだ。気軽に買えるのはポストカードや便箋、思い切りがいるのはトートバッグ(去年「ベルリン博物館島展」で買った黒い縦長の品はシックで良い)、いちばん好きなのはクリアファイルだ。
 ドイツで山ほど博物館・美術館へ行ったが、概してミュージアムショップはあまり充実していないらしい。確かに、ポストカードくらいはあるが、グッズの種類はあまりなかったような印象だ。クリアファイルはなかった(あれば山ほど買いこんでいたはず)。よそで話題に出たことがあるが、どうもフランスでも一般的ではないようだった。そういえば、ドイツの文房具屋で普通の品を探してみたときも、日本のものよりもペラペラでただカラー分けしたものしか見なかった。クリアファイルに凝るのは日本的なんだろうか?
 ことあるごとに買いこんでいるので、未使用品がたっぷりある。

 2001年に八王子の美術館で買った下敷き、表に絵画(ピンクのドレスの貴婦人が鏡の前でスカーフを巻いている図)、裏に2001~05年のカレンダーが載っている。もう過ぎてしまったとは早いものだ(まだ使ってるけどね)。いまは2006~2010の品を売っているのだろうか、行ってみたい気がする。
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ベルナール・ビュフェまたは沼津ヨイショ

2006-06-19 16:09:05 | 趣味・娯楽
画家について書くつもりだったのに、それが少しになってしまった。でもやはり「趣味」に入れておきます。

 10年くらいまえ、沼津校舎に通っていた。授業が朝の時間で遠方なので前夜からホテルに泊まりで、毎週小旅行のようだった。「グランドホテル」なんて名前は看板に偽りありだったな、なんてことはこの際ほっとこう。御用邸跡公園とか、芹沢光治良の記念館とか、歩いて行ける範囲にも見所はいくつもある町だった。いや、不安になってきた、歩いていったはずだ、記憶があいまいだけど、タクシー使ったりバスに乗ったりした覚えはない・・・。井上靖が中学時代に下宿していたというお寺には記念碑があり、当時の悪友たち(『夏草冬涛』にみごとに作品化されている)の詩も一緒に書かれていることに感動した。
 沼津からバスで行く距離に「井上文学館」があることは知っていたのだが、これがバスの本数が極端に少ないので、学期の終わりにとっておいた。駅から30分の山の上に文学館はあり、たくさんの本、草稿、書簡、写真等々豊富な展示。

 この近所に、フランスの画家(当時は存命だった)ベルナール・ビュフェの美術館があるのでここにも行った。たいへん特徴のある画風である。新潮文庫のサガンの本のカバーはたいていビュフェの絵だった(いまは一部変わっている)。丸くはなく、むしろとんがった感じ。なにしろ、紫陽花の葉まで長く描いてしまうのだ。本人は丸顔なのに自画像は細い・・・。

 それにしても、ひとけのない場所だった。車道に寝転がっていても、20分くらいは起こされずにいられるのではというくらい車も来ない。空気が良さそうだし、ひたずら勉強するためにこもるにはああいうところに別荘でもあれば最適な場所かもしれんと思った。もう10年もたって今はどうだろう。とにかくバスの本数が少なかった。

  読売新聞の読者投書欄のカット描きの熊沢厚子さんの犬の絵が好きだ。切り取ってコピー便箋をつくったこともある。小犬とかウサギとかぷっくりとした動物が可愛い。上記ビュフェの例で、ご本人は案外細いのだろうかと余計なことを思ってしまう。

「クレマチスの丘」
「美術館」に、井上文学館も載っている。「オススメ情報」の「周辺観光」からは沼津の観光案内にも飛べる。宣伝料ももらってないけど宣伝。沼津良いとこ一度はおいで、とは言いたい。魚や山葵などお土産も豊富だし。
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パスネット

2006-06-08 10:55:54 | 趣味・娯楽
 私の趣味(?)の一つ。鉄道利用が日常のことなので、回数券を使うほど定期的でない行き先のときには必須である。惜しんでとっておくのとは違うので、コレクションというわけではない。JRが磁気式を廃止してSUICAオンリーにしてしまったことには不満を感じる。あのペンギンも不快なわけではないけれど。
 地元程度の駅ではいいデザインの品は売ってないので、よそへ出たときに新商品を見るのが楽しみである。「パスネット」のHPでチェックもする。季節感に凝るので、いまパスケースにはいっているのは「ユリ」。夏用はまだまだたくさんある。腐るものでも期限があるのでもないから焦ることもない。次はどれにしようかと迷うのが楽しい。
 最近買ったのは、メトロカードで「世界遺産 フィンランド共和国スメオンリンナ要塞」。「要塞」といってもものものしい物は見えない。水辺の涼しげな情景が映っている。やはり夏向きの感じだ。
 こういうカードは、やはり使える地域に限定があるはずで、地方地方で独特のものを出しているのだろうな。使えなくても集めている物好きなコレクターもいるに違いない。
 なお、駅には、使い終わったカードを入れる箱があるが、キリスト教団体で古切手などとともに、テレホンカードやパスネットも受け付けている。年に一度くらい私も送っている。
 そういえば、テレホンカードも未使用がたんまりある・・・。市販品を買ったことはいちどもない。雑誌の全員サービスとか同人グッズばかり。かつては、簡単なお土産ものとしてテレカは定番だったが、いまはもうしないだろうな。
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CDの楽しみ

2006-05-02 14:35:20 | 趣味・娯楽
 CDラジカセがだいぶ古く使いにくくなっていたので新しい品を買った。これでもう、へんなきしみやガタつきを耳障りに思わなくていいので気持ちいい。
 それにしても、本棚の整理とともに、CDも減らすことを考えなければならない。
 思えば私の持ってるCDは、駅などで安売りしていたものが大半だ。実際のところどの程度おトクなのか怪しいのに、ああいう出店はつい見てしまう。
 用途別のアンソロジー、例えば「眠れぬ夜のクラシック」「集中力」「リフレッシュ」、あるいは血液型だの星座だのの分類もあるが、短いものを集めた類のクラシック、本格的なクラシックファンにはもしかして邪道かもしれないが、私はこういうのが妙に好きだ。しかし、「睡眠」「学習」は既に何枚も持っているので、かなり重なっていてもはや買う気がいまひとつしない。『G線上のアリア』とか『パッヘルベルのカノン』なんて安らぎ系の定番だ。『ヴァルキューレの騎行』はこんなとこにない。はいっているならば元気系のはず。
 こういう出店で「ワールドミュージック」をけっこう集めた。国ごとに「○○名曲集」が出ている。しかしジャンルがかなり違っていておかしいほどだ。ロシアやドイツ、アイルランド、スコットランドなど、民謡のことが多いが、オランダと北欧は昔の歌謡曲、フランスはシャンソン。そういえばオランダの音楽ってどんなんだ、まるで浮かんでこない。最も異彩を放っているのはイスラエル。あそこは国歌からして悲しげなのだが、CDにはいっているのも哀愁に満ちている。かの有名な「マイムマイム」もここにある。
 暑い夏には、涼しげなクリスタルサウンドをBGMにすることもあるし、逆に、スペインやギリシアの熱そうな曲を流して過ごすこともある。「欺瞞だ 自分をだましている」--出典:佐々木倫子『動物のお医者さん』 では寒さからだますにはなにがいいんだろう、ロシア民謡あたりか?
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便箋が好き

2006-04-09 17:30:18 | 趣味・娯楽
 私は便箋が大好きだ。いまは少なからぬ友人たちがメール主流になっているので、私も便箋の使用量・購入量はずっと減ってしまっているが、それでも、文房具売り場でレターセットや葉書を見ることは楽しい。自分と相手の趣味や季節感を考えて、どれを使おうかと眺めて過ごすささやかな時間はいいものだ。自分のリターンアドレスのハンコを、いくつかの封筒や葉書にあらかじめ押してかわかしておくことは、小さなリフレッシュの一つである。切手も、決してコレクターではないが、花や風景の絵を買っておいて、季節感のあるものとないものに分けておいたりする。
 便箋を自分で作ったこともある。もう20年近くまえ、女子高の漫研の後輩と一緒に、同人誌の印刷所で。絵は、『エロイカより愛をこめて』からのアレンジだった。私の絵の出来不出来はともかく、デザインは中々洒落ていたと思う。ほとんどは友人たちへ配ってしまい、モトを取るなどとてもできなかったが楽しかった。(あの時、コミケで委託で売って下さったDさんありがとうございました)
 印刷所まで使わなくても、コピーでも作れる。好きなカットと好みの罫線を貼ればいい。(売り買いはイカンけど個人使用の範囲ならばいいはず・・・)色上質紙を使えればさらにいいのだが、いまはたいていの店で手差しコピーが禁じられている。では単色コピーを使ってみたいのだが、いかんせん、使用量が減っているのでいまひとつ実行できないでいるところだ。

 ここからは怒りモードです。

 コミケなどの同人誌即売会では、(昔よりは減っていそうな気がするけど)便箋などのグッズを売っているサークルが少なくない。私はそういうのを買うことも好きだった。しかし、2chの「同人板」を読むと、「同人誌便箋を使うことは失礼」「非常識」と思っている書き手も時々いることを知った。驚いた。
 確かに、目上の人や見ず知らずの人には普通使うまい。「いいトシしてマンガの絵なんて」「素人が売り買いするなんて図々しい」と思う人もいるだろう。だから、相手がマンガ好き・同人誌活動に理解があるとわかっているのでなければ、普通の落ち着いた便箋を使うほうが無難というものだろう。
 しかし。自分が同人誌を作る身でありながら、読者が同人誌便箋を使ってくることにいい感情を持たない人々がいるとは。キライだから使わないで、というならば趣味の問題としてわかる。それは本や情報ペーパーに明記しておくべきだろう。それをしないで、使ってきた人を非難するならばいったいどういう了見かと思う。仲間意識の現われと受けとめられないのだろうか。(あまりに目のやり場に困るとか、シュミが別れすぎる絵ならばまだしも) だいたい、同人の作家に同人便箋を使えないとなると、誰に使えと言うのだろう、許容範囲が狭すぎる。
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