レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

髪の色の分類

2008-10-29 17:38:24 | 雑記
髪の毛の色に関して少々話題になっている。
2chの少女漫画板の河惣益巳スレッドで、作中に出てくる「キャッツアイ」だの「アッシュブロンド」だのは正しいのか?という話の流れで、下記のようなものを貼った人がいた。
「HairColorChart」
 髪の毛の色見本。
 やはり「赤毛」とは、ふつうに考える「赤」とは相当に範囲が違うようだ。そりゃま日本語だって、「赤犬」とは茶色を指すし、「赤土」も赤味がかったという程度のものだけど。それにしても、ここで挙がっているredの数々を「赤毛」ということには納得いかないなぁ~。これらに従うならば、確かに『ローマ』のヴォレヌス、映画『プライドと偏見』でビングリーに扮したときのサイモン・ウッズが「赤毛」と言われることはわかる。『ローマ』のオクタヴィアヌスのは充分にblondの範囲だ、あの髪が地なのだろう。

 少女マンガでは「銀髪」に「プラチナブロンド」とルビをふることがままあるけど、間違ってるな。
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「活字文化の日」だそうだ

2008-10-27 16:40:29 | 
 本に関連したつぶやき。

いまのテンプレートは「読書の秋」という名前。

 今月始めに清水義範『一日の終わりに50の名作一編』が出たというのであちこち本屋で見ているけど見つからない。「成美文庫」なんてマイナーなので探しにくくもある。改めてファンサイトを見ると、さらに『いい奴じゃん』という新刊も出ているのか。

 「古代ローマ」の掲示板の情報で知った某小説、書店での取り寄せができないので仕方なくアマゾンで注文したのが8月。上下巻のうち、下巻が確保できたという連絡の入ったのが9月。それを買ったあとで、「上巻が入手できない」と知らせのあったのは10月。--怒った。上下巻のうち、上巻しかないならまだマシだ、下巻だけでは人に貸すことも不自由で最悪。とりあえず上巻は図書館で捜索中。市内にはないので長くかかるだろう。それまで下巻は棚上げだ。
 それにしても、こういうの上下を同じ数出すだろうに、下巻だけ残っているのもへんな話だ。

 小学館の冊子(?)『きらら』は、私の出入りする書店で置いてある店は2軒あるけど、どうもそれがまちまち、あったりなかったり不安定だ。ほとんどの連載はネットでも読めるけど。あれは装丁がきれいで、手放すとしてもゴミにするのは特にもったいない気がする。
 装丁といえば、幻冬舎の『ポンツーン』(これも店頭にあったりなかったり)、今号で「リニューアル」と言ってるけど、はっきり言ってシュミ悪い変更だと思う。「新しい読書のカタチ」って、なんだそのへんてこな絵は。 同じ幻冬舎の『星星峡』のセンスのいい表紙もこんなになったら怒るぞ。

コンサイスのブックカバーを気に入って、たくさんそろえて使っている。HPはいまだに実際の品に修正されていない。早いとこ「カダケスCadaques」の品も注文リストに載せてくれ!ま、すでに(文庫サイズは)全色持ってるだろうけど。
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ハマリ役

2008-10-27 06:12:09 | 歴史
 歴史上の人物について、配役をきいた時点で「似合う!」と手をたたいて喜んだ最大のケースは、中村雅俊が福沢諭吉に扮した12時間ドラマ『若き血に燃ゆ』の、緒方洪庵:山本学だった。温厚な学者、しかも医者、『白い巨塔』を見た者ならば誰もが納得のいく人選だったろう。 洪庵の役ならばじいさんでもかまわないだろうから、もういちどくらい演じる機会があればいいのに。
 77年のドラマ『新選組始末記』で、佐々木愛次郎に志垣太郎、佐伯又三郎に風間杜夫だったときいたときも大笑いだった、ハマったことだろう、見てはいないけど。

 このまえ、「世界三大悲恋」のつながりで、玄宗皇帝→ルートヴィヒ1世、ローラ・モンテス、とぼんやりと考えていたとき、あの顔はだれかに似ている? ・・・あっ!--柴本幸!
 去年の大河『風林火山』で、美しいと讃えられる役どころでありながら美女度が不足だと私がいくらグチっても足りなかった「由布姫」諏訪御前。結核で死にそうな感じでもないし。
 眉毛の目立つ、インパクトの強いあの顔は、そうだ、バイエルンのルートヴィヒ1世が寵愛して退位のもとをつくった、それまでにも各地で男どもを破滅させてきた「魔性の女」ローラ・モンテスに似ている。
 舞台であの役すればいいのに。
 
  似ているといえば、スターリン=岡田真澄 は実現しないままだったのか、もったいない。
 映画『クロムウェル』のチャールス1世(アレック・ギネス)が肖像画にそっくりだったことは賞賛される。昔のオーストリア映画『シューベルト 未完の旅』のシューベルトもそっくりにしていた。
 外見についても一般に知られている人物の場合、似ているということは多いに強みになるだろう。(似てなくてもハマリ役ということはあるが。「土方役者」栗さんのように。)
 『ローマ』でアグリッパ好演のAllen Leech(アレン・リーチでいいのだろうか)、また機会がないだろうか。 肖像にもいくらか似てるのに。似てると思うのは私だけではない・・・ですよね!?
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来月の新刊予定

2008-10-26 07:21:58 | マンガ
 来月の新刊コミックスで買うもの:
桑田乃梨子『888』4巻、白井三国志の新刊、『風光る』、『チェーザレ』続刊。
「プリンセスGOLD」の4コマギャグ『キウイケツキ ドラキウイラ』がやっと出るのは嬉しい。ボケた世界がいやみなくて和む。前作『人間合格』は単行本漏れの部分もあったろうにと気になる。
 白井三国志は、映画『レッドクリフ』を意識してのことだろうか。(それにしても「赤壁」のほうがわかりやすいだろうに・・・)
 
 次号のPG誌から、『エロイカ』が本誌から移動してくる。確かに「プリンセス」よりはこちらのほうが浮かないだろう。付録の「エロイカNAVI」、「32年の軌跡が凝縮!」っていうのがなんだかヘン。32年の歳月は、若さが求められる少女マンガでおおっぴらにしてよいものなのだろうか。歴史ものならともかく現代もので。東西ドイツはまとまり、「ソ連」もなくなったのに。いまさらだと言われても、私は納得できないんだ!
 河村恵利さん、次回は北条三郎、つまり上杉三郎景虎か。悪役っぽいアレンジかもしれない。美しさには気合いれてね。 景勝はもすこしゴツさが欲しかったぞ。

 堀江蟹子『Q-Ping』の2巻が意外に早く出た。
 ナルシストの兄と軍事オタクの弟ボン、おもいっきりヘンな幼児兄弟と、やはりヘンな周囲の人々のくりひろげる強烈なギャグ世界。同人誌で知ってた作者である。
 ボンがロンメル将軍の人形や戦車のおもちゃで「北アフリカ戦線ごっこ」をしながらつぶやく、「ロンメル将軍なら北アフリカで着てた日焼けしたカーキ色の防暑服着ててほしいけどどう見てもこれは1944年西方作戦時の軍装だし ノルマンディー上陸作戦ごっこにでも変えるべきか でも上陸時はロンメル将軍休暇で家でパーティーだし」
 軍装がどうのということまで私は知らんけど、末尾については、「そう、6月6日は愛妻の誕生日で、パリで作らせた靴がプレゼントでね~」と頷けることの優越感をもって笑える。しかし、これを知ってて自慢になるのだろうか。『史上最大の作戦』を読むなり見るなりすれば出てくること。
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探偵レオ、ブーリン姉妹

2008-10-24 05:45:37 | 
 先月あたりに出た西洋史関連の小説二つ。
 歴史もの本はどのカテゴリーにするか迷うけど、小説、フィクションは「本」に入れることにしておく。

『探偵レオナルド・ダ・ヴィンチ』 ダイアン・A・S・スタカート ランダムハウス講談社
 ミラノのルドヴィコ・イル・モーロのもとに滞在中のレオナルドが、「人間チェス」の傍らで起きた殺人事件の捜査をまかされる。第一発見者である弟子のディノは実は少女。絵描きを目指したい職人の娘デルフィーナは、縁談から逃れて男装してレオナルドの弟子になっている身の上だった。仕立て屋の親方にはバレてしまうが、幸い秘密をまもってくれることになる。
 男装して画家を目指すという状況、『白のフィオレンティーナ』を思い出す。
 でも、レオナルドは実は知っていたりしないのかな・・・?
 シリーズ化していて、すでに2巻目は出ているという。続刊希望。
 レオナルドが探偵役といえば、三雲岳斗でも『聖遺の天使』『旧宮殿にて』と2冊出ている。三雲版では、ルドヴィコは天才のすることに驚かされる目撃者といった役まわりであるけど、こちらスタカート版では冷たい支配者の感じだ。

『ブーリン家の姉妹』 フィリッパ・グレゴリー 集英社文庫
 映画の原作として最近出た。(当座見に行く予定がなくても原作・ノベライスはまず読んでおくことを私はよくする)
 ヘンリー8世の2度目の妃、エリザベスを生んだアン・ブーリンは有名だが、そのまえに王の寵愛を受けていた妹メアリの視点で姉妹の確執と愛憎を描いた物語。
 メアリが一貫して王妃キャサリンに対して敬意をはらっていることが目をひく。落度はなく、ただ息子を与えていないという理由で離縁される女の代表として興味深い。
 メアリは王に対して魅力も確かに感じていたのに対して、アンのほうにはそういう描写はない。王妃を見下しているのはヤな感じである。それでやがては自分も息子を産み損ねて破滅したのは自業自得に見えてくる。 それ以上に、彼女たちを一族の出世のために産む道具としてしか扱わない叔父たちには怒りを覚える。失脚して死刑になってしまえっ!
 この作家は、テューダー王朝の物語を多く描いているらしい。マクロウのローマ並? 邦訳されたら読みたいものだ。
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レインコートの分解・再活用

2008-10-23 05:42:17 | 雑記
 10年前、新しいレインコートがあったのだが、着ていると体温に反応するのか、内側がじわっと湿気てくるという欠陥商品だった。デザインがかわいくて捨てられずにしまってあったこれを、この夏に引っ張り出した。分解して、袖は傘ぶくろ、フードは巾着に。手提げナイロン袋の裏地の破れていた品に、このレインコートの一部を使って代わりの裏地をつけることもできた。メインの部分はトートバッグ。私はミシンをつかえないので手縫いでできる範囲で本体をつくり、あとは母にミシンで取っ手をつけてもらって完成。軽くて便利な使い心地である。

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こうまんとへんけん

2008-10-21 06:04:44 | 
 ジェーン・オースティンのたぶん最も有名な小説Pride and Prejudiceは、『高慢と偏見』の邦題が定着している。最初に見たとき、評論かと思った。『自負と偏見』もあるけど、語呂の良さで『高慢』に軍配をあげたい。でもこのたび買って読んだのは新潮文庫で『自負と偏見』。
 オースティンの長編は6本あり、もしかすると全部読んでいる。覚えているとはいえないが。いずれも、上流階級、少なくとも中流以上の人々が登場し、庶民や貧乏人は出てこない。下品な要素は皆無なので、映画を借りても人前で見るのに問題なくて助かる。
 「ハズバンド・ハンティング」がいつもメインの題材で、この話のベネット夫人にとってはそれーー娘たちにいい結婚をさせることーーしか関心事はない。ベネット氏、さほど頼りにはならない人だけど、娘ばかり5人もいることにモンクたれたり妻を責めたりしていないようであることは結構だ。娘に相続権がないというのも理不尽な話。おかげで勘違いはなはだしい求婚者なんて出てくるし。あんな小物が牧師でいいんだろうか、作者の父が牧師(まがりなりにも紳士に属していたはず)であることを考えるとリアリティがあるかもしれない。
 うっとうしい母と不出来な妹たちを持ちながら賢明な主人公エリザベス、おっとりした姉ジェーン、新しく近在に越してきた紳士ビングリー、その友人ダーシー。初期から仲良くなりそうなジェーンとビングリーと違って、気位高いダーシーと勝気なエリザベスはなにかケンカぎみ・・・って、これもラブコメの常道でないか?
 ダーシーのタカビシャな叔母が二人のうわさをききつけて押しかけ、「そんなこと認めません!」と高圧的に命令するので、「あなたに指図されるいわれはないっ!」とビシっと拒絶するエリザベスが小気味いい。(おもいっきり意訳)
 ところで、私がいままたこれを読んだのは、映画『プライドと偏見』(2005)(「高慢」という言葉を知らん人が多いのでこんな題になったとは情けない!)に、『ローマ』でオクタヴィアヌスを演じたサイモン・ウッズがビングリーで出ていると知ったから。オクタではスカした顔がメインだけど、ビングリーはフレンドリーな性格設定なので、だいぶ違う役どころで陽気な顔を見せている。それはそれで似合っていた。
 「映像特典」では、監督が、彼は役に合わせて赤毛に染めたが、あとが残って(監督が)恨まれた、「もとはブロンドだったのに」と語っている。そういえばこの映画では赤っぽい色をしている。オクタのときはもっと明色だ。西洋人の言う「ブロンド」は、日本人のイメージする色よりももっと範囲が広くて、白黒だとむしろ黒っぽく見える色までも含んでいるみたいだ。私は、『ローマ』でのオクタの髪はライトブラウンと認識しているけど、あの程度の色も「ブロンド」扱いなのかもしれない。
 おかしなことに、吹き替えはダーシーが『ローマ』のヴォレヌスの東地宏樹さんで、ウィカム(ほんとは自分のほうがダーシーに迷惑かけまくったくせに、彼を中傷するウソをエリザベスにふきこんだけしからん色男)がオクタの内田夕夜さん。二人が会話する場面はないけど。
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カボチャといえば

2008-10-19 06:43:04 | 雑記
 テンプレートは「ハロウィンマシーン」。
 このごろ「プラザ」ではハロウィンにちなんだデザインの袋を使っている。この店に限らず、ニタニタ顔のカボチャはよく見られる。季節ものの中で「ハロウィン」関連はどうも可愛さがいまひとつだ。そういえば「ハロウィン」というホラーマンガ雑誌もあったな。
 カボチャといっての連想は、「紫を着る男」。少佐(と名をつけずに私が言えばそれはクラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハを指す!)の家に伝わる先祖の肖像画、16世紀のちょうちんブルマー姿なので「かぼちゃ」よばわりされている。この先祖と子孫がどういうつながりになっているかは読者の想像をかきたてている。
 ドトールでもかぼちゃプリンが出ているので、今月中に食べよう。「イタリアントマト」のかぼちゃプリンも好きだったけど、この店が近所になくなったのでとんとご無沙汰だ。
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まぎらわしいタイトル

2008-10-16 05:42:07 | ローマ
「まかつきゅう」のブログでしばらくまえに出ていた話題から引っぱる。
 どうにかならんかと言いたくなるのは、ギョロ目の肖像のインパクトが強烈な大帝の息子たちの名前、「コンスタンティウス」と「コンスタンティヌス」と「コンスタンス」。
 ローマものドラマで『ローマン・エンパイア』、『ROME』、『エンパイア』。
 これらのうち、あとの二つは原題と同じで、最初のピーター・オトゥール主演作品は原題なら『アウグストゥス』、このまま使うほうがわかりやすいだろうに。
 ところで、さらにややこしいことに『ザ・ローマ』なんてのもあるのだ。まえに「古代ローマ」BBSに載った情報から。
●『ザ・ローマ 帝国の興亡 DVD-BOX』 ポニーキャニオン 予価 \8,190<税込> 世界初の巨大帝国ローマはいかに頂点を極め、滅びたのか?6つ決定的な事件と共に皇帝の盛衰、崩壊の真実を描くスペクタクル大作!世界最高レベルのCGを駆使して制作された迫力のアクションとバトルシーンは見逃せない。3枚組BOX。

 私は1巻目、カエサルとネロの部分しかまだ見ていないが。

 紛らわしいということでまた並べてみたくなるのは、
『修道士カドフェル』と『修道士ファルコ』と『密偵ファルコ』。
いや、もちろんそれぞれ区別はしっかりつくけど。「ファルコ」のまえに「密偵」がつくようになるまでだいぶかかった。
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「紅葉狩り」

2008-10-13 06:05:39 |   ことばや名前
「狩り」は辞書を引くと、
1 つかまえるために鳥やけものを追いかけること。
2 行楽のために、動植物をとったり、たずねさがすこと。「潮干狩り」「みかん狩り」「もみじ狩り」
と載っている。

 私はこれを読むまでは、「○○狩り」とは、
1:○○を捕まえるための狩猟  「いのしし狩り」「うさぎ狩り」
2:○○を使ってする狩猟  「鷹狩り」
3:○○を採取すること  「いちご狩り」「ぶどう狩り」「きのこ狩り」
   1のバリエーションで、対象が動かない点が違う
4:○○を見物する   「桜狩り」「もみじ狩り」
という分類になると思っていた。しかし上記の辞書では、3と4とが同じくくりになっている。探すという点が必要なのだろうか? 森で野生のキノコを採ることならば、あるいは「潮干狩り」ならば、多少なりと探す過程がある。しかし、たんと用意されている場所で集めるのではなんだか違うような気がする。山で見ごろの木を求めて徘徊しないと「狩り」とはいえないのだろうか。
 いずれにせよ、「桜狩り」、「紅葉狩り」、たいそう風流で豪奢に見える言葉だ。「見物」と違ってどんちゃん騒ぎは似つかわしくない。せめて酒を上品にたしなむ程度だ。
 (いまの時期には季節はずれだけど、「またや見む 交野のみ野の桜狩り 花の雪散る春のあけぼの」by俊成 これでもかとばかりに華麗。)

 八代将軍吉宗は、鷹狩りを好んだから「鷹将軍」、米の値の問題に苦慮したので「米将軍」。 サツマイモの栽培を奨励したので「イモ将軍」はなかったのだろうか。西田敏行の顔を思うとぴったりなんだが。
 そういえば、イモを掘ってくるのは「イモ掘り」であって、「イモ狩り」と言わないのはなぜなんだろう。
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