レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

意外なところで『レキアイ!』推し発見

2020-03-30 14:21:22 | 歴史
ついさっき見つけたので急ぎ貼っておく!
「東大生が全力でオススメ「勉強になる漫画」3選」


 私の場合、身近なところにダメな東大出と立派な東大出がいるので、東大が絶対だという感覚はない。
 東大でないけど私は小学生時代に日本史学習まんがを愛読したことは確かに役立った。『ベルばら』にハマってフランス革命の本を読みまくるというありがちコースもたどった。

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劉備徳子、薔薇王

2020-03-27 14:44:16 | マンガ
『劉備徳子は静かに暮らしたい』5巻(最終巻) 仲野えみこ 花とゆめコミックス
 三国志の英雄たちが転生しての学園ラブコメ、なんで日本人なんだよというツッコミは言ってもムダ、『アリーズ』(ギリシア神話)然り。
 私は三国志はメジャーどころしか知らないレベルだけど、無茶なネーミングも含めて楽しめた、偉そうな曹操(女)とか、絵のうえでも美形ぶりは際立っている周瑜とか。←私の読んだ中では、このマンガの周瑜がいちばんきれいに見えた。
 一人くらい筋肉系がいてもよかったのに。


『薔薇王の葬列』
 既刊14巻。この際始めから再読。『ヘンリー6世』もまた読んだ、ヘンリーが極端に信心深く弱気で、羊飼いになりたいと言っているのは原作にもあったのか。彼の叔父や大叔父の権力争いの部分などは切り捨ててある。
 『薔薇王~』は8巻からが『リチャード3世』にあたるのだが、原作はH6とR3が3:1の長さ、そこは完全に違う。13巻の時点でついにリチャードが即位するが、まだエド兄(4世)の王子たちは生きている。
 王位を狙っているらしい怪しい奴はやはりあいつだったか。
 バッキンガムxリチャが熱くて困惑するほど。でもバッキンガムもいずれはな~、そこは外せないだろう。原作では、領地をくれなかったからという単純な動機だけど、それはなかろう。想像しやすいのは、・・・嫉妬? オクタ総受けローマ妄想世界のルフスみたいだ。ケイツビーは当然アグリッパで。
 まるで『ベルばら』のように、リチャのドレス姿が感嘆されるなんていうエピあり。かなりダークではあるものの、少女マンガのお約束もこの物語は押さえてある。
 少女マンガにとってジェンダーの混乱は永遠のテーマだというのが私の持論である。

 薔薇王~は私の知る限りで少なくとも英訳・独訳が出ている。日本の三国志マンガは中国で読まれているのだろうか、うんとポピュラーなものならば充分ありそうだけど。
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『空からクルージング』

2020-03-20 07:37:19 | 地理
「空からクルージング」
  このごろNHK-BS、主としてBS1の深夜に『空からクルージング』という紀行番組をやっている。説明は字幕で、淡々として落ち着いた雰囲気。
 同じ題で時間が30分と20分のものがあるので、内容は同じなのか気になった。「ロマンチック街道」はまえに1時間ものがあったが、今回30分と20分がある、この関係は? そんなことが気になったので、質問フォームから問い合わせたところ、

「空からクルージング」には2種類の番組があります。
一つは本編、もう一つは特別編です。
特別編は本編を再編集して30分の番組と60分の番組を15本制作し、今から順次放送さ
れます。
放送枠によっては、30分番組を20分だけ放送する場合もあります。
タイトルが同じであれば、内容は同じです。
 
ということであった。
 きちんとお返事を頂いたので感謝して、ここで宣伝する。

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山下さんとハーレクイン

2020-03-18 09:56:41 | マンガ
花ゆめを愛読していたころのひいき作家の一人に山下友美さんがいて、現在はハーレクイン系でたびたび出ている。買ってしばらく読んでいなかったぶん等が手元に4冊たまっていた。出た順に並べれば 
『億万長者の花嫁』(16.5) 
『サタンの花嫁』」(19.5)
『噂をとめられない!』(19.8) 
『永遠のアナスタシア』(20.2)
 このうち『永遠の~』は、男主人公が元難民でロシア亡命者の婦人に救われた過去があったりして、山下さんのオリジナルでもあまり違和感のなさそうな印象だった。
 『サタンの~』はヒストリカル、王政復古期のイングランドで、遊び人のチャールズ2世がさばけたキャラで出てくる。 ――4冊の中には頂き物が混じっているはずで、それがどれだったか記憶があやしいのだけど、たぶんこれ。コミックス新刊リストはチェックしているけど、これは見逃していたようだ。

『ハーレクイン・ロマンス 恋愛小説から読むアメリカ』尾崎俊介 平凡社新書
 最近出た本。
 カナダの出版社「ハーレクイン」がイギリスの「ミルズ&ブーン」の小説をペーパーバックとして売り出すようになり、やがてアメリカにも進出、しかしアメリカの「シルエット・ロマンス」がライバルとなり云々という歴史、イギリス18世紀の『パミラ』以来の文学史との関連なども出てきて面白い。
 日本ならではのコミカライズにも触れている。
「まず依頼する漫画家を選び、その人の作風に合いそうなハーレクイン・ロマンスを2,3冊持ち込んで、実際に読んでもらう。そしてそれらの中で気に入ったものを元にして~」ということだ。ではその前段階、依頼する漫画家をどう選ぶのかを尋ねたい。作品とマンガ家の相性がとても大切だとも書いてあるし。
 「歴史ロマンDX」で、人気投票でトップになった歴史人物をマンガにする企画があったが。誰に描かせるかどう選んだのか、ほかにどんな候補者がいたのかにも大いに興味がある。
コメント (6)
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図書館休館が伸びた

2020-03-14 06:39:23 | 
 図書館の休館が伸びて、31日までになってしまった。内部ではある程度動きがあるようで、「新着図書」も少しは増えるし、返却ポストに入れたぶんも処理されている。私が借りたぶんはもう全部返してしまったので、ツン読だったものに手をつけているところである。
 借りた『デカメロン』はカット版だったので、全部あるのを借りようとPCから予約を入れた(というよりも取り寄せ)のだが、まだまだ手にできない。大きい重い本だから休みのうちに済ませたかったのだが。
 ふだんは、4月に2週間、蔵書点検のための休館があるけど、今年はいまのうちにしてしまうので4月のそれがなくなるということだ。4月に本当に再開するのだろうか。日時を大幅縮小でもいいからやってもらいたいと思う。

「青春アドベンチャー」
 今週から20回(つまり4週間)、藤本ひとみ『ハプスブルクの宝剣』をやっている。「聞き逃し配信」もあるので、いまならまだ最初からきける。
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9日夜に「御館の乱」について放映する

2020-03-07 11:08:11 | 歴史
これで「歴史」カテゴリーに入れるのもナンだけど
「にっぽん!歴史鑑定」
来週月曜の話題は「御館の乱」である。『炎の蜃気楼』で一部で有名になったが、上杉謙信の急死のあとの二人の養子(片方は甥)の跡目争いである。
 ここでお知らせしたところでたいして影響もあるまいが、念のため。
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図書館閉館中

2020-03-05 06:18:08 | 
コロナウイルスのせいで、地元図書館も半月閉館である。
 私の日課の一つは、図書館のHPで「新着図書」を見て読みたい本を探すことであるが、閉館中にはそれがなくなる。
 予約順番待ちしている本のうち、次が私の番になっているものが4冊もある。開いてからいっぺんに来たら若干困る。いずれも新着本なので次に待っている人がいるだろう、そういうのは優先することにしているのだが。
 アマゾンで今、『ペスト』byカミュ、『デカメロン』が売れているらしい。『ペスト』は、読んだかどうか覚えていない。『デカメロン』は、ペストが蔓延するフィレンツェから田舎へ疎開した男女10人が物語を語っていくという状況設定なので、昨今の事情に鑑みて納得できる。・・・なにをかくそう私もこれを借りている。まえに、ちくま文庫の上中下の上巻だけ読んだことがあるのでこの際全部、と思ったのだが、ところどころ省略した版だった。
 mixiの記事で知った、平凡社新書の『ハーレクイン・ロマンス 恋愛小説から読むアメリカ』を買った。多少文学史との絡みもあるようだし、面白そう。

『カルカッタの殺人』 アビール・ムカジー ハヤカワ・ミステリ
  設定は第1次大戦後。戦地から帰還したら愛妻に死なれていて気落ちした刑事がインドに赴任する。インド人居住区で、副総督側近が殺害された。反乱分子との関わりがあるのか?
 ホームズなど読んでいると、インド帰りとかアフリカ駐在歴ありの人物が当たり前のように出てくる。植民地というものの存在をどう受け止めるかは時代等で大いに違う。
 この小説は、作者がロンドン生まれのインド系ということで興趣が増す。


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月初めだから

2020-03-01 07:43:25 | 雑記
 早くも3月。

 そもそも今日は友達と美術館に行く予定だったけど、あいつぐ施設の臨時閉館で
延期。仕方あるまい。
 図書館も明日から2週間閉館。今日は外出の用がある、また借りてこようか、でもうちにも未読の本はあるけどね。本棚の整理で手放す予定の本を再読してもいいけどね。
 見てないDVDもあるし。

付記
 ラジオで音楽をききながら、部屋の一部を片づけている。・・・数日探していたものが見つかった、よかった~!
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