さほど深い動機はなく、角川文庫に入った森見登美彦の『夜は短し歩けよ乙女』を読み、三部作とされる『太陽の塔』『四畳半神話体系』も読んだ。京都の男子大学生のうるおいに欠けた日々のドタバタ。
『夜は~』は、作者によると、『不思議の国のアリス』だそうだ。なるほどヘンな連中の中を天然ボケの女の子「黒髪の乙女」がヒョコヒョコと動き回る。
大学の学園祭が舞台の話を読んでいて、なんとなくノスタルジーを感じた。私は大学でサークル活動はしておらず、学園祭期間は単なる休み、ふらっと遊んでくるだけであったけど、あのがやがやした空気は確かに、バケモノじみた連中がうごめいていてもよさそうな感じがする。
(これのマンガ化の単行本の4巻が先日新刊コーナーに並んでいて、オビに、次の巻で終わりだと書いてあること、絵が中々かわいいことで、買ってしまった。)
『雨にもまけず粗茶一服』by松村栄子
続編が「ウフ」に連載中。
ピュアフル文庫から上下巻。イラストがなんだか気になる(いい意味で)と思ったら、のんきな感じで「しばわんこ」とちょっと似てるのだ、あれの人間キャラと。いまヒットしている畠中恵の時代劇と同じ人。
茶道の家元の長男の遊馬(あすま いま浪人)は、家を継ぐの継がないのでもめて家出して、行きたくなかった京都で暮らすはめになる、そこで出会ったおかしな人々、京都の「本家」のお家事情。
続編では寺で修養中。 遊馬の養育係だった弟子のカンナは袴姿のりりしいおねえさんで、和服姿で教鞭をとる変人青年となぜか結婚(予定)、「東男に京女」の逆「東女に京男」。遊馬の弟は本家の娘に婿入り予定だし、遊馬自身もGFいるし、けっこう何組もカップルが出ているけどあつくるしくない、ほんわかした世界。
『警視庁幽霊係』by天野笙子
本屋の新刊スペースで、TONOさんの絵が目にはいったので購入。
幽霊と話ができる体質のお人好しの刑事と、その守護霊(?)の美少女のほのぼのミステリーシリーズ。すでにノベルスで4冊出ていて、親本ではイラストが坂田靖子さん。
続刊で出てくる、ごついアゴ割れ中年だけどオカマの同僚とか、死体好き解剖好きのヘンな医者とか、すご~くTONOさん向きのキャラだ!
『夜は~』は、作者によると、『不思議の国のアリス』だそうだ。なるほどヘンな連中の中を天然ボケの女の子「黒髪の乙女」がヒョコヒョコと動き回る。
大学の学園祭が舞台の話を読んでいて、なんとなくノスタルジーを感じた。私は大学でサークル活動はしておらず、学園祭期間は単なる休み、ふらっと遊んでくるだけであったけど、あのがやがやした空気は確かに、バケモノじみた連中がうごめいていてもよさそうな感じがする。
(これのマンガ化の単行本の4巻が先日新刊コーナーに並んでいて、オビに、次の巻で終わりだと書いてあること、絵が中々かわいいことで、買ってしまった。)
『雨にもまけず粗茶一服』by松村栄子
続編が「ウフ」に連載中。
ピュアフル文庫から上下巻。イラストがなんだか気になる(いい意味で)と思ったら、のんきな感じで「しばわんこ」とちょっと似てるのだ、あれの人間キャラと。いまヒットしている畠中恵の時代劇と同じ人。
茶道の家元の長男の遊馬(あすま いま浪人)は、家を継ぐの継がないのでもめて家出して、行きたくなかった京都で暮らすはめになる、そこで出会ったおかしな人々、京都の「本家」のお家事情。
続編では寺で修養中。 遊馬の養育係だった弟子のカンナは袴姿のりりしいおねえさんで、和服姿で教鞭をとる変人青年となぜか結婚(予定)、「東男に京女」の逆「東女に京男」。遊馬の弟は本家の娘に婿入り予定だし、遊馬自身もGFいるし、けっこう何組もカップルが出ているけどあつくるしくない、ほんわかした世界。
『警視庁幽霊係』by天野笙子
本屋の新刊スペースで、TONOさんの絵が目にはいったので購入。
幽霊と話ができる体質のお人好しの刑事と、その守護霊(?)の美少女のほのぼのミステリーシリーズ。すでにノベルスで4冊出ていて、親本ではイラストが坂田靖子さん。
続刊で出てくる、ごついアゴ割れ中年だけどオカマの同僚とか、死体好き解剖好きのヘンな医者とか、すご~くTONOさん向きのキャラだ!