『有頂天家族 二代目の帰朝』 森見登美彦
京都、タヌキと天狗とヒトの入り乱れる世界の第2弾。
タヌキの下鴨矢三郎には兄二人と弟一人と母上がいて、許嫁とされていた娘と今回まるで少女マンガのように仲が復活してしまったり、長兄はめでたく高砂屋になったりした。天狗の師匠の息子が英国から帰ってきて父子喧嘩があり、下鴨兄弟の敵対する叔父がしぶとく悪巧みして、退場したり復活したり。阿呆兄弟「金閣」&「銀閣」のアホぶりがますます目立つ。
「タヌキ」とは腹黒の意味でも使われるけど、化けっぷりがはがれて尻尾がぽんと出る様を想像するとなんともかわいい。
キツネのかわいい話といえば『陰陽屋へようこそ』、オオカミならば『ひみつの犬神くん』by桑田乃梨子。やはりムクムクの毛がだいじ。
『英国の幽霊伝説』 原書房
どこかの本の巻末の広告か、それとも白水社あたりのペーパーか、気になる本としてメモしておいたけど地元図書館にはない、ところが大学の図書館に思いがけずはいっていた。
「フォトストーリー」と肩書きがついていて、写真が多い。「シアン調に加工されている」ことに対して、アマゾンでは低評価されている。カラフルに見られたらそれはそれで楽しいだろうけど、本としてはこのモノトーンは風情があって悪くないと私は思う。
いま手元にある本は、
読みかけの光文社新訳文庫のホフマン、図書館でまわってきた『漆黒の森』、宮部みゆきの新刊。
図書館で順番待ちしていた1冊も届いている。600ページ以上あって時間かかりそう。次の待ち人もいるから早くしたほうがいいんだけどね。
京都、タヌキと天狗とヒトの入り乱れる世界の第2弾。
タヌキの下鴨矢三郎には兄二人と弟一人と母上がいて、許嫁とされていた娘と今回まるで少女マンガのように仲が復活してしまったり、長兄はめでたく高砂屋になったりした。天狗の師匠の息子が英国から帰ってきて父子喧嘩があり、下鴨兄弟の敵対する叔父がしぶとく悪巧みして、退場したり復活したり。阿呆兄弟「金閣」&「銀閣」のアホぶりがますます目立つ。
「タヌキ」とは腹黒の意味でも使われるけど、化けっぷりがはがれて尻尾がぽんと出る様を想像するとなんともかわいい。
キツネのかわいい話といえば『陰陽屋へようこそ』、オオカミならば『ひみつの犬神くん』by桑田乃梨子。やはりムクムクの毛がだいじ。
『英国の幽霊伝説』 原書房
どこかの本の巻末の広告か、それとも白水社あたりのペーパーか、気になる本としてメモしておいたけど地元図書館にはない、ところが大学の図書館に思いがけずはいっていた。
「フォトストーリー」と肩書きがついていて、写真が多い。「シアン調に加工されている」ことに対して、アマゾンでは低評価されている。カラフルに見られたらそれはそれで楽しいだろうけど、本としてはこのモノトーンは風情があって悪くないと私は思う。
いま手元にある本は、
読みかけの光文社新訳文庫のホフマン、図書館でまわってきた『漆黒の森』、宮部みゆきの新刊。
図書館で順番待ちしていた1冊も届いている。600ページ以上あって時間かかりそう。次の待ち人もいるから早くしたほうがいいんだけどね。