「新潮文庫夏の100冊」
「カドフェス」
「ナツイチ」
夏の恒例行事(?)、新潮文庫と角川文庫と集英社文庫の100冊フェア、早くも並び始めた書店もある。ともかく冊子をもらってきた。
景品について言えば:新潮のはぜんぜん欲しくない、集英社のは、しおりと思ってもらってもいい、角川は「かまわぬ」のデザイン(朝顔)が涼しげで欲しい。
限定カバーについては:新潮は単色カラーでおとなしい路線。『こころ』が白で『人間失格』はグレー。ある年に『人間失格』がピンクでひんしゅくをかっていたと記憶している。
角川は、『文豪ストレイドッグス』の絵を一部で使っている。私が手を出したくはならないが。メディアミックスを利用することじたいには反対しない。マンガ・アニメの絵を使うことも嫌いではない。
集英社の限定カバーは、集英社文庫シンボルキャラのハチを起用したものと、今年のキャンペーンガールを使ったものがある。前者はまあいいとして、・・・そもそも私は、絵でなくヒトの実写を(映像化作品の出演者とでもいうならまだしも)表紙にすることに反対である。今回の『こころ』『人間失格』も、こんな表紙では買いたくない。起用タレントに悪意があるのではないが。
それにしても、『こころ』『人間失格』は、3つの文庫で定番になってるだけあって、ずいぶん様々なカバーで出ている。集英社文庫では小畑健(読んだことはない)の絵で出ていたことがあるが、あの絵は悪くなかったと思う。
では、私が買いたい本があるかという話。
新潮:ざっと見た限りでは、ない。『燃えよ剣』は今年もはいっている。『あすなろ物語』がないのはけしからん。ジャンル分け(?)として「ヤバイ本」という言葉はもっとけしからん。
角川:ない。人にプレゼントするならば『怖い絵』。
集英社:読んだことのない本をなにか買うとすれば、『短編復活』『短編工場』。人に贈るならば『夫婦で行くイスラムの国々』by清水義範、そして・・・『漫画版 世界の歴史 6 フランス革命と産業革命』。2002年に出た20巻本の集英社の『学習漫画 世界の歴史』は数年後に文庫10巻になった。ある年の「100冊」で1巻が入っていたことがあるので、私はどうせならば最初の1巻よりもラストの10巻のほうが絵の点でもいいのに、と思った、それはこのブログでも書いたことがある。もちろん私自身は6巻を推す!とも。
ふっふっふ、今年はその6巻が入っているぞ。モト本は11巻「市民革命とナポレオン」by笈川かおる、13巻「産業革命と自由主義」byあずみ椋。 絵がきれいだし、盛り上がりもある。 でもどうしてこの管が選ばれたのだろう。モト本は、懸賞つきの1&2巻とフランス革命の巻(つまり11巻だな)が売れたときいているけど。まあいい、あずみさんのパートが読まれる機会が増えたことを喜ぼう。
それにしても、この冊子においても、監修者しか名前が出ていないことが腹立たしい。私の見た限りでは、どうも集英社の学習マンガはマンガ家の名の扱いが悪い。ちなみに「日本の歴史」も6巻がはいっている、「織豊政権と江戸幕府の成立」、これも日本史でメジャーなところである。
「カドフェス」
「ナツイチ」
夏の恒例行事(?)、新潮文庫と角川文庫と集英社文庫の100冊フェア、早くも並び始めた書店もある。ともかく冊子をもらってきた。
景品について言えば:新潮のはぜんぜん欲しくない、集英社のは、しおりと思ってもらってもいい、角川は「かまわぬ」のデザイン(朝顔)が涼しげで欲しい。
限定カバーについては:新潮は単色カラーでおとなしい路線。『こころ』が白で『人間失格』はグレー。ある年に『人間失格』がピンクでひんしゅくをかっていたと記憶している。
角川は、『文豪ストレイドッグス』の絵を一部で使っている。私が手を出したくはならないが。メディアミックスを利用することじたいには反対しない。マンガ・アニメの絵を使うことも嫌いではない。
集英社の限定カバーは、集英社文庫シンボルキャラのハチを起用したものと、今年のキャンペーンガールを使ったものがある。前者はまあいいとして、・・・そもそも私は、絵でなくヒトの実写を(映像化作品の出演者とでもいうならまだしも)表紙にすることに反対である。今回の『こころ』『人間失格』も、こんな表紙では買いたくない。起用タレントに悪意があるのではないが。
それにしても、『こころ』『人間失格』は、3つの文庫で定番になってるだけあって、ずいぶん様々なカバーで出ている。集英社文庫では小畑健(読んだことはない)の絵で出ていたことがあるが、あの絵は悪くなかったと思う。
では、私が買いたい本があるかという話。
新潮:ざっと見た限りでは、ない。『燃えよ剣』は今年もはいっている。『あすなろ物語』がないのはけしからん。ジャンル分け(?)として「ヤバイ本」という言葉はもっとけしからん。
角川:ない。人にプレゼントするならば『怖い絵』。
集英社:読んだことのない本をなにか買うとすれば、『短編復活』『短編工場』。人に贈るならば『夫婦で行くイスラムの国々』by清水義範、そして・・・『漫画版 世界の歴史 6 フランス革命と産業革命』。2002年に出た20巻本の集英社の『学習漫画 世界の歴史』は数年後に文庫10巻になった。ある年の「100冊」で1巻が入っていたことがあるので、私はどうせならば最初の1巻よりもラストの10巻のほうが絵の点でもいいのに、と思った、それはこのブログでも書いたことがある。もちろん私自身は6巻を推す!とも。
ふっふっふ、今年はその6巻が入っているぞ。モト本は11巻「市民革命とナポレオン」by笈川かおる、13巻「産業革命と自由主義」byあずみ椋。 絵がきれいだし、盛り上がりもある。 でもどうしてこの管が選ばれたのだろう。モト本は、懸賞つきの1&2巻とフランス革命の巻(つまり11巻だな)が売れたときいているけど。まあいい、あずみさんのパートが読まれる機会が増えたことを喜ぼう。
それにしても、この冊子においても、監修者しか名前が出ていないことが腹立たしい。私の見た限りでは、どうも集英社の学習マンガはマンガ家の名の扱いが悪い。ちなみに「日本の歴史」も6巻がはいっている、「織豊政権と江戸幕府の成立」、これも日本史でメジャーなところである。