レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

帯とカバーの罪 マメシバ本のトラブル(?)

2023-10-18 14:06:41 | 
『幼獣マメシバ』シリーズのノベライズ本を、図書館とアマゾンを活用して読破しようとしていることはすでに書いた。市内の図書館にはないので市外・県内に広げて2冊を借りた。そのあと、たぶんアマゾンで見て、『マメシバ一郎  続・フーテンの芝二郎』という本もあると知って、図書館にないのでアマゾンで注文した。
 以下、まえに書いた記事からコピー。
 
 
10月14日に付記。
 『続・フーテンの芝二郎』が届いた。その帯に既刊の宣伝が載っている。「続」のないのもあるんだ! 『幼獣マメシバ マメシバ一郎 映画版』も。まえに借りた本は表紙にあいくるしい一郎だけだったが、こちらは二郎のむさくるしい顔も載っている。タイトルだけだとわかりにくいので、表紙も載せることはたいへん大切である。
 その2冊もアマゾンで注文した。
 
18日に付記ーーだけど、項目を改める、「帯とカバーの罪」に続く。
 
 コピー終わり。
 きのう、その2冊が届いた。
『マメシバ一郎 フーテンの芝二郎』
こちらはいい。
 しかしもう1冊の『幼獣マメシバ マメシバ一郎』はーーこれ、借りて読んだのと同じだ!?なんでだ!? 
Amazon.co.jp : 幼獣マメシバ 本>「幼獣マメシバ 本」
 上のリンクで、『幼獣マメシバ マメシバ一郎』をご覧頂きたい。飼い主の二郎が顔をこちら(読者)に向けた体勢で横になっている、その顔の上に一郎が乗っている。 私が借りた本は、本の下部に帯がかかり、市外からの借用本の常で透明カバーがついていた。このカバーを外してみる気にはめったにならない。(#)「まえに借りた本は表紙にあいくるしい一郎だけだったが、こちらは二郎のむさくるしい顔も載っている。」と思ったのだが、ちょうと帯で二郎の顔が隠れていて私は気がつかなかったのだ。だから、「続」フーテンの~の帯に載っていた広告で、二郎の顔つきの表紙を見て、これは読んでいないと思ったのである。(そして、「映画版」というのは実際の本のタイトルには含まれておらず、帯に載っている宣伝で付け加えてあるだけだった)
 
#とは書いてみたが、図書館の本で帯がピラピラなんてことはなく、帯ごとビニールカバーでコーティングされていたのだろう、それならばカバーを外しても、帯の下の二郎の顔は見えなかっただろう。 ほんと、ちょうど顔が隠れるように帯があって笑ってしまう。これが見えると見えないとではぜんぜん印象が違ってしまうだろう。ずっと帯つきの状態でしか見たことのなかった読者が、初めて帯なしを見たら、同じ本だとすぐには認識できないに違いない。
 
 なお、TVKでいま平日8時半には『ねこ物件』というドラマをやっていて、来週はその枠で『柴公園』、やはり柴犬もので、二郎&一郎も登場するらしい。「登場人犬」で一郎は「尋常ならざる愛らしさはもはや凶器。」と評されている。そのとおりである。
<A href=(455) 柴公園 - YouTube>「柴公園」</FONT></A>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「元」のおかしさ

2023-10-09 10:36:13 |   ことばや名前
 スカッと系でよくある「元夫を略奪した親友から妊娠報告」云々。この手の話に出てくる「親友」「幼馴染」は99%が裏切者か地雷だよな、ということはおいといて。
 「元」夫ならば、略奪なんていう筋合いはないはず。略奪がつい最近ではなく、ある程度時間が経っていることを感じさせるために「元」をつけてしまうのだろう。「かつて夫を」くらいの言葉にしておくのが無難だと思う。
 いまは別れているので元夫であっても、当時のことを語っていく文脈ならば単に「夫」のほうがいいだろう。
 いまは再婚していて「現」夫がいるならば、「元」夫より「前」夫と記すほうがいいのではなかろうか。
 
 未成年で犯罪をやらかした者の現在を報道する際の「元少年」という言葉にもイライラする。すべての成人男性は「元少年」だろうが。
 
 今朝見た記事の「加藤智大元死刑囚の友人が更生支援の「保護司」に」ーー「元死刑囚」だと、減刑されていまは死刑囚でなくなったみたいだろ!? 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まぎらわしいタイトル、ヘンなナンバリング

2023-10-04 13:48:22 | 
 
あまり本の話題ではないけど、まえに書いたぶんとのつながりでこのカテにしておく。
 
よしながふみ『大奥』は、いくつかの映画化のほか、NHKで連続ドラマ化されている。目下第2シーズンが放映中。
 私はその番組のナンバーのつけ方に文句を言いたい。
   大奥(新)医療編(11)
と、先日ぶん。
 「新」を入れる場所はまあおいとくとして、
医療編(11)  はないだろう、この (11) は、『大奥』のあとに置くべきだろう!!
 前からそうだった、第1回目が
 
大奥 八代将軍吉宗・水野祐之進編(1)
 
 となっている時にはまだ感じなかったが、その次が
 
大奥 三代将軍家光・万里小路有功編(2)
 
 「2」を置くところが違うだろうが~~~~っ!
と思った。
 
 同じ番組表の中で目についたのが(全く見たことないけど)
 
世界サブカルチャー史3 (19)日本 逆説の60-90s  90年代 第1回
 
 ・・・で、これは結局第何回目なんだろうな。
<A href=シリーズ全体ラインナップ - 世界サブカルチャー史 欲望の系譜 - NHK>「世界サブカルチャー史」</FONT></A>わざわざ宣伝したいわけでもないけど貼っておく。
 
 ↑で見ると、「1」が19回、「2」が4回。「3」の「日本編」は、元来は4回(90分)のものを「Eテレ版」ではそれぞれ3回に分けて全12回ということのようだ。それだと「90年代」の1回目は10回目になりそうなんだが、「19」はなんなんだろう?
 
 本屋のレジに置いてある角川の『ランティエ』で少し読んだことのある、柴田よしきの時代小説のシリーズ。別に宣伝の意図も悪意もないけど。
  • お勝手のあん(2019年12月 ハルキ文庫)
  • あんの青春 春を待つころ お勝手のあん(2020年6月 ハルキ文庫)
  • あんの青春 若葉の季 お勝手のあん(2020年12月 ハルキ文庫)
  • あんのまごころ お勝手のあん(2021年6月 ハルキ文庫)
  • あんの夢 お勝手のあん(2021年12月 ハルキ文庫)
  • あんの信じるもの お勝手のあん(2022年6月 ハルキ文庫)
  • あんの明日 お勝手のあん(2022年12月 ハルキ文庫)
  • あんとほうき星 お勝手のあん(2023年6月 ハルキ文庫)
 主人公の名前は「おやす」で、「あん」ではない。ウィキペディアによると、『赤毛のアン』を意識したかもという部分はあるらしい。まあそれをおいといても、このタイトル、2巻目と3巻目、なんとかしろ~~!と言いたくなる紛らわしさ。
 まあ、完結したあとならば全体の構造が見えるけど、続けられるかどうかわからん状態で題をつけるならば迷いもあるだろうとは思うけどな。
 
 タイトルとナンバーついでにもっと言えば、
 
『映像の世紀』は、これまでは「第〇集」と番号がついていたが、「バタフライエフェクト」にはそれがない。ディスクに入れておく際に私は勝手に1,2,とつけていたのだが、「スぺシャル」が出てきたのでそれをどうしたものか迷いが生じた。結局いまはNoはつけるのをやめている。
 『美の壺』、ふだんは番号があるけど時々ある「スペシャル」だとそれがないのもちょっと不都合である。
 
 なつかしの『炎の蜃気楼』は、5巻と6巻の間の『最愛のあなたへ』はナンバーでなく「断章」とついていて、でもストーリーのうえでは外せない内容なのであとから思えばけっこう不適切だった。「5.5巻」とも称した。
 ほかにも番外の巻があるし、本編はいちおう40巻で終わったが実際にはそれより数冊多い。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番組改編

2023-10-01 08:06:01 | 雑記
 10月は4月とともに番組改編の時期である。
 
『大奥』が再開するのは問題ない。
 
 BS日テレで火曜にやっていた『笑点 なつかし版』が終わって、これまで水曜だった『笑点特大号』がこちらに移る。私が見るようになったのは一昨年で、「なつかし」は当時は2000年の内容、1時間の枠なので30分番組の2回ぶん、いまは2004年になっていた。「特大号」はもっと近いところだったので、もう追いついてしまっている。・・・どちらかといえば「特大号」のほうを終わりに、いやしばらく休みにしておいたほうが納得できるんだがね!?
 
 同じくBS日テレの『ぶらぶら美術・博物館』も終わる。
 
 NHKBSプレミアムでは、水曜夜と土曜午後が海外ミステリーの枠のようで、いまは『ポワロ』と『ホームズ』。前者はあとひと月もしないで終わりまでいく。後者もあとふた月はないだろう。
 
  BS朝日で『吉宗評判記・暴れん坊将軍』が始まる。「吉宗評判記」とついていることから、第1シーズンである。今度こそ、栗さんの出る話を始めから見てやるぞ!21話が初登場である。
 
 Eテレのドイツ語は、かつては『ドイツ語講座』、いつのまにか『ドイツ語会話』になった。数年前に『旅するドイツ語』、次に『旅するためのドイツ語』、今期は『しあわせ気分のドイツ語』。こういう変化はドイツ語だけではない。 テキストのサイズが大きくなる。ぱらぱら見たところ、ここ数年マスコットキャラだった「モーリー」が出ていない。かわいいのに。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする