レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

ビバ「開運そば」!

2017-12-30 10:14:05 | 新選組
「そば処 開運そば」
 お正月には1日に地元の小さい神社、翌日にJRでわりに大きいところへ行くのが恒例であるが、今回はそれをしない予定なので、代わりといってはなんだが昨日高幡不動に行った。とびきり美味な蕎麦を食べて、年越し蕎麦用の持ち帰りも購入。この店にも久しぶりであった。各席には小さな旗が立ててあり、「金運上昇」「合格祈願」などとそれぞれ書いてある。「恋愛成就」なんてものもあった。
 高幡不動尊でお参り。ここには歳三像もあるのだ。初詣のためだろう、屋台の準備をしてあった。

 思えば、かつては「歳三忌」で毎年ここ高幡不動に来ていたものだ。
 東京に引っ越した時、京王線で「高幡不動」だの「分倍河原」だの『燃えよ剣』に出てくる地名の駅に心が沸いたものだ。

 こんなんで「新選組」カテゴリーにするのも奇妙なものだけど、ヨイショしたいのでここに入れておく。

 
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図書館は今日まで。

2017-12-28 12:01:43 | 
 図書館の順番待ちで次が私の番になっている本が3冊。頼むから今日それが動かないでくれよ、「取り置き済み」で年越しするのは悔しいからな。

借りてあるのは10冊、
・集英社文庫の「ポケットマスターピース」(13人の世界の文豪に分厚い1冊ずつ)からスティーヴンソン、バルザック、セルバンテス
・アガサ・クリスティの短編集2冊
・地球の歩き方コミックエッセイ『アイスランドTRIP』てらいまき
・『なぜ闘う男は少年が好きなのか』黒澤はゆま
・『歴史のなかの新選組』宮地正人
・『ヨーロッパ文明の起源 聖書が伝える古代オリエントの世界』 池上英洋 ちくまプリマー新書
・『書簡詩』 ホラーティウス 講談社学術文庫
 既に読んでしまったもの、ほぼ読んだものもあるし、普段の2週間が1週間長くなっているし、ほかに予約者がいない市内の本ならば1週間延ばせるし、大丈夫だろう。

 ほか、本棚にある筑摩の「世界文学大系」の「名作集Ⅰ」は収録9作のうち全く読んだことがない数本がある、こういうのを片づけられたらいいと思う。





 
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明日『くるみ割り人形』を読もう。

2017-12-23 16:45:34 | 
 冬休み、年末年始には図書館が休みになるのでそのぶん期限が伸びる。これになると年の終わりを感じる。

 集英社文庫の「ポケットマスターピース」をいずれは読破しようと思っていて、いまはスティーヴンソンとバルザックとセルバンテスを借りている。

 『オリエント急行』のドラマを録画してありそろそろ見てしまいたいので、準備として原作をまた借りている。

 明日は『くるみ割り人形』を読もう、本棚にある「ドイツ・ロマン派全集」の「ホフマン」に収録されている。

 ここ数日で読んだのは『ドラゴン・ヴォランの部屋』、創元推理文庫で今年出た本。作者レ・ファニュは『吸血鬼カーミラ』が有名なので女のような感じがあるのだけどそうではない。ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュ。この名前もなんだか雰囲気があって、怪奇幻想の作品にたいへん似つかわしい。(同じころやはり創元でレベッカ・デュ・モーリア(『レベッカ』が有名)の短編集も出たのでちょっと記憶が混じり気味。) 


すでに去年のことだと思うけど書いておこう。

『本能寺遊戯(ゲーム)』(by高井忍 創元推理文庫)を本屋の新刊として目にして気になっていた。後日読んだ。女子高校生トリオが本能寺を始めとして日本史の謎に挑む設定。彼女たちのうちのクールな娘は、面白半分に珍説を出してしまう傾向に対して批判の態度を示していることは、物語としてのバランスでもあり、作者の分別でもあるのだろう。
 でも実は、このあと読んだ同じ作家の『漂流巌流島』のほうが面白かった。こちらは、映画の青年脚本家とその上司が主要キャラ。歴史の新解釈という点は共通している。忠臣蔵の理不尽さとその罪な影響があとの時代にまで及んでしまったという話が特に印象に残った。
 この本のあとで読んだ『シャーロック・ホームズたちの冒険』by田中啓文 は、1本がホームズだがその他は歴史上の人物を扱ったものが多かった。うち1本は忠臣蔵だったが解かれた謎はけっこうXXだった。
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買ったのか買ってないのかの謎。

2017-12-17 09:09:10 | 雑記
 今月出た某コミックス、続き物の6巻。中々終わりそうにないのでそろそろ既刊は読んでしまおうと思った。そこで5巻まで読んだのだが、6巻がない。買ったのかどうかわからなくなってきた。
 9日の発売で、10日にK書店で尋ねて既になかったのでその日は諦めた。
 そのあとY書店へ行く機会があったのは12日と15日。どちらの日もいろいろ買い物や用事があって忙しかったことは確かである。
 12日は、たぶんYに行っていない。15日は、--そのコミックスがどこの棚にあるかをHPでチェックしておいたが見つからず、あ~店員さんが店内をまわっていてくれたらいいのに~と思ったけど尋ねはしなかったことは覚えている。なにか一品手にしていたことは記憶にあるのだが、いまのところ部屋で見つからないし、出費メモにも記載がない、レシートもなかったということだ。手にしていたものはもしかして「ご自由にお取りください」でもらった「asta」(ポプラ社の冊子)だったのかもしれない(数年定期購読していたけど2か月前にやめて、先月、ここで置いてあることに気づいた、7日に出るけど最後の1冊を手に入れられてラッキーだと思った)。

 わからん。明日Y書店に行くけど、それまでもう少し探してみよう。

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ブラックナイトパレード、ここから風林火山 その他

2017-12-11 07:36:37 | マンガ
 中村光『ブラックナイトパレード』2巻
 大学受験も就職も失敗してコンビニのアルバイトをして3年たつ、お人よしでマジメな日野三春(ひの・みはる)、「ブラックサンタ」会社に無理やりスカウトされてあっというまに北極へ。悪い子への「がっかりプレゼント」を選ぶという適職(?)に精を出す日々。
 2巻では、コンビニ時代の天敵までここに来ていた驚き展開と、そいつのデタラメにも関わらず三春を認めてくれている鉄平くんへの嬉しさと、子供三春の健気さがポイント。

 三浦しをん作品のコミカライス『舟を編む』by雲田はるこ のコミカライズは上下巻で出た。元々このひとが挿絵を担当していてその一部は装丁に使われていただけあって違和感はない。ラストで画面に舞っているのは「言の葉」であるとはいい演出である。

 桑田乃梨子新刊が先月2冊。
『スキップ倶楽部』2巻
 学園もの+ちょっと不思議要素。ゆったりと大団円。
『だめっこどうぶつ』8巻目でカバーのデザインが大幅に変更。うる野のきょうだい(兄二人、妹と弟)登場。
 私としては、
「すてきなタイトルから見た人それぞれがどんなお話か想像するそんなタイトルをどんどん創っていくのはどうだろう」という
「タイトル文学」の件に大いに興味を持つ。
 ストーリーそっちのけでキャラや設定ばかり作っていく「中二病」的発想にも通じると思う。←私にもこれは覚えがある。


 大和和紀『イシュタルの娘』は完結。意外性はさほどないけど、収まるべきところへ収まって着地。お通の老けなさはちょっと異常だけど。(やはり『大奥』byよしなが はこの点でも珍しい) お疲れ様でした、と作者には言いたい。


 ポンパドゥールを主人公にした『ポワソン』は、いつのまにか3巻で終わっていた。話としてはさほど盛り上がらないままだったけど、ジャンヌの辛抱強い礼儀に対して王妃が誤解を解いていく公平さを付した点は良かった。


 柳原満月『ここから風林火山』1巻
 すでに4巻まで出ている好評連載『軍神ちゃんと呼ばないで』の姉妹編で姉妹誌で連載。もちろん信玄(晴信)サイドの話。
 1巻は、父信虎を追放、諏訪頼重を攻め滅ぼすまで。
 この頼重はゴツイ通り越して人間に見えず、嫁がされた禰々(晴信の妹)とはまさに美女と野獣。でも心を通わせ、最期を共にする。(史実ではネネは自害ではない、でも直に死んでいるらしい)
 政略結婚だったけど愛が芽生える、というのも少女マンガのお約束の一つなので、このへんも中々いい題材かもしれない。
 1巻でヒロインのように出てきたネネがもう死んでしまったので、次は頼重の娘(諏訪御前)が務めるのだろうか。あの野獣に美しい娘がいるってかなりヘンだけどね。


 先月、『ヘタリア』二次の公式アンソロが出たことは知っていた。二次にまでは手を出す気ないけど、執筆陣に桑田乃梨子の名前があるのは気になっていた。上記の『ここ風』と一緒に見つけた勢いで買った。
 ヘタキャラのらしさとくわたんらしさが活きていて良かった。
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ワイルダーの『三月十五日』邦訳がまた延期

2017-12-01 14:09:10 | 
 当初は11月発売の予定だったはずが12月に伸びて、・・・また伸びた!
「三月十五日」

 まえにこの内容は「ローマ」カテゴリにしていたが今回「本」であることに意味はない。
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