『クリスマス・キャロル』 坂田靖子
光文社から「古典新訳コミック」というレーベルができたとみえて、ハードカバーでなかなか立派な装丁だ。 いまこの時期に出るのは、明らかにディズニー映画への便乗。私が買った店では、マンガではなくて児童書の棚で、ほかの『クリスマス・キャロル』と並べてあった。
坂田さんはまえにもこれのパロを短編で描いている(『バスカビルの魔物』ハヤカワコミック文庫 所収)ので、この人選はわかりやすい。物語の持つユーモアと暖かさによくハマっている。
『ちびさんデイト』1巻 日丸屋秀和
『ヘタリア』の作者。
日本人少年セージが、彼の絵を気に入った篤志家によって英国留学するがそこで壁にぶつかり、骨休めにアメリカの田舎へ。変人の日本人陶芸家の家の屋根裏に住みながら、絵で悩んだり、バイオリニスト志望の漁師少年や可愛い姉妹や謎の幼女にかまわれる日々。
ゆったりとした世界が可愛い絵で描かれる。
これ、私は発売日に買ったけど、3日後には行った書店5軒のうち4軒で売り切れていた。
『テルマエ・ロマエ』1巻 ヤマザキマリ エンターブレイン
本屋のコミックス新刊棚で発見。古代彫刻ふうのスッポンポン男が手ぬぐいを肩にひっかけ手に洗面器(木製)を持っているという、内容を存分に伝えるカバー絵。
2世紀のローマの風呂場職人が現代日本の風呂場にタイムスリップしてさまざまなアイディアを仕入れてヒットを生み出すという、なんとも笑える話。ハドリアヌスは似てる、ぷぷぷ。
今月最大のインパクトはこれに決まり。
光文社から「古典新訳コミック」というレーベルができたとみえて、ハードカバーでなかなか立派な装丁だ。 いまこの時期に出るのは、明らかにディズニー映画への便乗。私が買った店では、マンガではなくて児童書の棚で、ほかの『クリスマス・キャロル』と並べてあった。
坂田さんはまえにもこれのパロを短編で描いている(『バスカビルの魔物』ハヤカワコミック文庫 所収)ので、この人選はわかりやすい。物語の持つユーモアと暖かさによくハマっている。
『ちびさんデイト』1巻 日丸屋秀和
『ヘタリア』の作者。
日本人少年セージが、彼の絵を気に入った篤志家によって英国留学するがそこで壁にぶつかり、骨休めにアメリカの田舎へ。変人の日本人陶芸家の家の屋根裏に住みながら、絵で悩んだり、バイオリニスト志望の漁師少年や可愛い姉妹や謎の幼女にかまわれる日々。
ゆったりとした世界が可愛い絵で描かれる。
これ、私は発売日に買ったけど、3日後には行った書店5軒のうち4軒で売り切れていた。
『テルマエ・ロマエ』1巻 ヤマザキマリ エンターブレイン
本屋のコミックス新刊棚で発見。古代彫刻ふうのスッポンポン男が手ぬぐいを肩にひっかけ手に洗面器(木製)を持っているという、内容を存分に伝えるカバー絵。
2世紀のローマの風呂場職人が現代日本の風呂場にタイムスリップしてさまざまなアイディアを仕入れてヒットを生み出すという、なんとも笑える話。ハドリアヌスは似てる、ぷぷぷ。
今月最大のインパクトはこれに決まり。