レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

歴史上の人物のmixi

2014-03-30 06:31:39 | 歴史
mixiで「あの歴史人物がmixiをやってたら何て呟く?」というお題があるので、私の投下したものから。

「救世主が現れた!というのでプレゼント持って探索中。おぉっ、星が道案内してくれてる、ラッキー!」 カスパール&バルタザール&メルヒオール

「私の肖像ってたくさん作られてるけどさぁ、ほとんどが赤ん坊の時か殺される時なんだよねぇ、偏りすぎじゃない?」  イエス・『聖おにいさん』ふう


ジパングの人たちよ、私の名前をたまには私の母語で呼んでくれないだろうか。しかし「コロンボ」だとほかの人が連想されてしまうのだろうね・・・」byコロンブス(妥協) 

「私はもう絵を描けない・・・。レオナルド、怖しい子!」 ヴェロッキオ

「ラファエロもミケランジェロも著名人らしく名前で呼ばれているのに、なぜ私だけダヴィンチダヴィンチと言われるのだ?これが姓でもないのに」byレオナルド 


「暑いよ~蒸すよ~祭囃子がよけいイライラする~~いつまで待たされてるんだよ~~人数なんか足りなくていいからどーーっと押し入って斬りまくってスカッとしたいぜ、池田屋でも四国屋でもいいからよ~!」元治元年6月5日夜の新選組隊士


「祖父はお気に入りの美女たちの肖像を描かせていた。遠縁のシシィも各国の美女の写真を収集している。私も美男画廊をつくってみたらどんなものだろうか」  ルートヴィヒⅡ世

「余の死後は城は破壊せよ、だぁ? そんな世迷言きいてられるか、見物料取って公開してせいぜい稼がせてもらいますよ!」  バイエルン政府 1886


「私はいつまで皇太子なのだろう・・・」byルドルフ ーー「あなたのお父上も私の母もタフだから。おかげで私は遊べて悪くないけどね」byエドワード(のちの7世)


「国家一つ統治することは、4人の子を教育するよりたやすい」byチャーチルーーイイネ! アウグストゥス マリア・テレジア



姉妹編で「忠告」から。

エフタの娘へ「お父さんが戦から帰ってきたら出迎えてはダメ、代わりに羊かヤギでも突進させておきなさい!」
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「女子」はヘンか

2014-03-28 11:50:20 |   ことばや名前
70年代に週刊マーガレットに連載されたヒット作、川崎苑子『りんご日記』で、かわいい下着を奮発して買ってくれたママに、中学生のりんご(名前)が「ありがとう さすが昔の女の子、少女の中古!」と奇妙なお世辞(?)を言う場面がある。その言葉をうちの母が面白がって、いまだに、クラス会で会う人を「モト男の子」「モト女の子」と表現する。
 
 未成年者による犯罪を年月が経って報道する際、相変わらず名前を伏せたまま、「元少年」と繰り返しているとなんともイライラする。すべての成人男性は「元少年」だろうが・・・。 せめて、「当時」少年にできないのか、それでも充分ヘンだけど。

 いまmixiの「つぶやきネタ」で、「女子とは小中学生の穢れていない女の子のことだと思うのだが」というお題がある。
 不純な小中学生だってたくさんいるだろうよ、という問題はこのさいおいておく。
 
 「いいトシして女子なんて」という声もたびたび目にするし、わからんでもない。しかし「女子社員」とはまえから言うし「男子たるものは~」なんて使い方もあるし、女子、男子は大人でもかまわないはずなのだ。
 「女子会」が「女性会」だと楽しくなさそうだと思う。「婦人会」だと堅実な生活のための団体のようだ。
 (私が「女性」という言葉は嫌いだという主張はまえに書いた。奇特な方は 「女性」という言葉 でブログ内検索して下さい)

 「女子のハマる男子マンガ」という記事があり、そのコメントの中に「青年誌のマンガを男子マンガと言うな」という声があった。これは、男子=男の「子」という感覚でとらえているのだろうか。でも「男性マンガ」という言葉は、・・・きもちわるい、「男マンガ」のほうがまだいい(主観)。これだと、内容が男っぽいと誤解されそうな気もするけど。
 まあ、男ものは、少年・青年マンガという言い方をすれば無難なのでましである。「少年」の上の年齢は「青年」だとわかりやすい。
 その点「少女」はそれがない。だから「レディスコミック」などどいう変な名称が作られてしまったのだろう。「少女誌」と対ならば「女性誌」もあるけど。
 「女性マンガ」という場合、その中には少女マンガも含まれているのか?と一応確認が必要であろう。
 その点では確かに「女子マンガ」のほうがわかりやすいと思う。
(同人誌注意書きなどでは「女性向け」がしばしば「BL」、ありていに言えば「ホモセクシャル要素あり」の意味で使われる、この用法、私は嫌いである)

 いまどき、男向けでも女向けでもこだわらない読者は多いし、ジャンルを越境した作家も珍しくないし、どうしても区別しなければならないものでもない。
 しかし、少女マンガを最も愛するモト少女の私としては、現役少女が少女マンガを読まず、このジャンルからのヒット作の少なさが残念でならないのである。
  ここで終わらせると「マンガ」カテゴリー向けになっているようで変だけど終わる。

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トラベルデイズ・ドイツ

2014-03-25 15:53:52 | ドイツ
 前回と似たような投下。図書館の新着図書の棚にあった昭文社のガイドブック「トラベルデイズ」の「ドイツ」を借りてみた。えっこんなの出来たの、と思ったもの等をメモしてみる。
・シュヴァンガウの「バイエルン王博物館」 ホーエンシュヴァンガウ城の近くにあるらしい。
・ミュンヘンの「近郊の城を訪ねる」に、「ダッハウ城」が載っているのは珍しい。ダッハウといえば強制収容所は必ず紹介されているが、それ以外の暗くない見どころも出ていたのは、10数年前の某るるぶくらいなものである。私が99年3月にミュンヘンに行った際に、街中のギャラリーには行ったけど(そのとき買った買い物袋は使用している)、「城」は行っていないのはなぜなのかはっきりしない。
・フランクフルトといえばマイン河畔。マイン川の観光船もあるのにその案内はこの本で初めて見た。
・ラインとモーゼルの合流点であるコブレンツ、地図の中には名前の載っている「選帝侯の城」「ドイツ騎士団の家」に紹介もついているのは初めて見た。
・ボンの「ライン州立博物館」 90年11月にボンで4泊した際に言ってゲルマン人についての絵本を買った懐かしいところ。ベートーヴェンハウスほどポピュラーではないので載っていて嬉しい。
・ボンにハリボの「グミキャンディ工場兼ショップ」というものがあるのは初めて知った。
・ベルリンの「カリーヴルスト博物館」、きいたことある気もする。行きたいことには変わりない。
・ドレスデンに、「ドイツ連邦軍軍事博物館」、そんなものも初耳~~!

 いろいろと楽しそうな情報があったが、納得いかないのは、「黒い森」地域のうちでフライブルクが載っていないこと!


 3月中になんとなく、で買った「地球の歩き方」の「ドイツ」と「ベルリンと北ドイツ」。上記のものを点検してみる。
・「バイエルン王博物館」は「ドイツ」に載っている。
・ドレスデンの軍事博物館は、後者でなくて前者に載っていることは奇妙である、逆のほうが納得できるのに。
・ベルリンの「カリーヴルスト博物館」は、後者には記載なし。前者ではベルリンの地図の中に名前のみ。これもヘン。
 
・後者の本にはゲーテ街道も含まれている。フランクフルトの「シュトゥルヴェルペーター博物館」、かつては街中、大聖堂近くにあったのに、少し西のはずれに移っている。
・フライブルクの「近郊」としてティティゼーが紹介されていることはちょっと嬉しい。なんということはない小さい湖だけど。

 バーデン・バーデンのバラ園はやはり載っていない。「トラベルデイズ」ではロシア教会の近くに、地図上で名前だけ(「ゲナー公園」だったか?)。 大きく紹介するに値すると思うんだが。

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漫画の星 漱石 リチャードⅢ

2014-03-23 11:04:21 | マンガ
松山花子『少女よ漫画の星となれ』
 芳文社「まんがタウン」に連載されていて面白かったので今月の単行本化を購入した。地元の有隣堂では、4コマの棚になかったので店の人に尋ねたら別の棚にあった。しかしたいていの客は4コマで探すだろうから不都合ではあるまいか。
 自衛官の父を持つ星明日花。母がマンガゆえに家を出てしまったので父は明日花に固くマンガを禁じ、「非合法」娯楽であるなどという大嘘を吹き込んでいた(藤波竜之介の親父並)。しかし高校で成り行き上入らされたマン研でマンガに目覚める。ほかに、お嬢様の六条淡(ほのか)、BL好きの植田早苗。
 非常識なほど珍しい環境での見聞を身近なモデルとして奇想天外な設定のマンガを次々に思いつく天然の明日花。恵まれているようで中々努力が報われない淡は、才能のない姫川亜弓さんのようだと思う。
 まともな文学少年を逃げさせていたという早苗の蔵書ラインナップは『五代将軍』『禁色』『仮面の告白』『孤島の鬼』『車輪の下』『ヴェニスに死す』『ドリアン・グレイの肖像』『草の花』『稚児』「男色大鑑』『武士道とエロス』『饗宴』ーー過半数読んでいるぞ。『車輪の下』を男色ものと言うのは乱暴だけど。
 近頃のコミックスは、カバーをはがすと表紙にもマンガが描いてあるということが時々ある。これもそうである。
 カバーの中のひとコマ、マンガの専門学校での授業風景で、「少年漫画で大事なのは いかに正当な理由で人を殺しまくれるかです!  とりあえず何かと戦う」ーーこれは相当にインパクトがあるので、書店ではこの表紙が見えるように陳列しておいたほうが効果があると思うなぁ。

香日ゆら『漱石とはずがたり』1  メディアファクトリー
 『先生と僕 夏目漱石を囲む々』の姉妹編。発売リストでチェック漏れしていて、店頭でいきなり知った。
 漱石・鴎外・芥川の三人が好きな甘いものについて語る場面で、「汁粉の美味しさは世界を制する」という芥川のセリフは出典があるのだろうな。ーーあんな可愛くない顔して甘党かい、ちょっとはかわいく思えてきた。

菅野文『薔薇王の葬列』1
 シェイクスピアの『ヘンリー六世』『リチャード三世』が原案、ヘンリーの外見がやたら若くて中身が浮世離れしていて、リチャードは両性具有でお互いに正体知らずに時々出逢っているという大胆な物語。マーガレット王妃が猛女なのはデフォルトだけど、リチャードの母もかなり悪そうで、これならばあとでリチャードが母に不貞の濡れ衣着せることも理解できそう。リチャードにつきまとっている「魔女」ジャンヌ・ダルクの霊(?)、氷栗優『カンタレラ』も連想する。
 ところで、このリチャードの外見は鬼太郎を思い出してしかたない。


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児童文学の西洋史ものいくつか

2014-03-19 10:11:46 | 
テア・ベックマン『ジーンズの少年十字軍』 岩波少年文庫 上下巻
 児童文学の棚で目にとまった。70年代のオランダの作品。
 現代の少年ドルフが父の友人たちの発明したタイムマシンで中世に飛ぶ。現代に戻る機会を逃して途方にくれるが、やがて怪しげな修道士に率いられた少年十字軍に加わりリーダーシップを発揮していく。
 ドルフが友だちになる放浪学生でのちに皇帝フリードリヒⅡ世に使える数学者となるレオナルド・フィボナッチ・ダ・ピサという中々かっこいいキャラが、実在であるということはこの本で初めて知った。

カーリン・ブラッドフォード『九日間の女王さま』
 これも棚を物色していて発見。訳者が石井美樹子さんだし、タイトルからジェイン・グレイだとすぐわかる。
 悪役筆頭のノーサンバランド公爵だけでなく、娘を利用するジェインの両親も地獄に堕ちろと思った。父親は実際処刑されたけど。

『カニグズバーグ作品集  誇り高き王妃  ジョコンダ夫人の肖像』
 ジョコンダ・・・モナリザ?と思ったらそのとおり。しかしメインはイル・モーロに嫁いだベアトリーチェ。レオナルドの不詳の弟子サライの視点で描かれる。ベアトリーチェを、美しくないことをわきまえて生きて、内面の美しさ・深さを得た人として描くことはまあいいのだけど、そのかわりイザベッラ・デステに対する扱いが意地悪過ぎる点はひっかかった。
 『誇り高き~』は、アリエノール・ダキテーヌ。このアリエノールは中々茶目っ気を感じさせるキャラだった。

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mixiのお題・ローマ編

2014-03-15 07:41:57 | ローマ
 今日は3月15日なので、しばらくご無沙汰のローマカテゴリーでいく。
 mixiの「つぶやきネタ」で、「あの歴史人物がmixiをやってたら何て呟く?」というお題があって盛況である。私が投稿したローマねたを貼っておく。



「アクティウムなう。大将がエジプト女王追っかけて逃げるなんてありえなくない? オクタヴィアヌ・・・いやカエサルに降伏するしかないでしょ!」  アントニウス軍の兵士


「アルプスを越えた。先ほどあるガリア貴族が面会を望んできた。思いつめた顔つきで近づいてきた割にはたいした話もせずに終わった。よくわからない。」 アウグストゥス


「お父様のバカ~~自分は大恋愛結婚したくせになんで私は何回も政略結婚なのよ、グレてやる~~!」(ユリア)「そうよそうよ、ミミは好きな人と結婚を許したくせに私はダメなんて、浪費くらいするわよフン!」(マリア・テレジアの六女マリア・アマリア)


「私はパトラッシュという犬の飼い主ではないぞ。・・・芸術家を目指したが理解されなかったということは共通しているがな」 ネロ



 以下は、その姉妹編と言える「 タイムスリップして歴史偉人に忠告。(歴史変えても可)」

 アウグストゥスに、「娘にはたっぷり愛を注いてグレさせないように! 継子ティベリウスを離婚させてまで3度目の娘婿にするのはやめておきなさい! ヴァルスに、アルミニウスを警戒するように伝えること!」


 ティベリウスに「ゲルマニクスとはよ~く話し合って、その妻子たちとも円満になっておいて!セイヤヌスは信用しちゃいけません! カプリにこもるのはやめて! 母上の葬儀にくらい出てきてくださいよ~」
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4月の文庫

2014-03-10 13:18:59 | 
 コミックスと文庫に関しては、BOOKS indexというHPであらかじめ見ている。だいたい5日ごろにコミックスが、それから2、3日後に文庫の来月ぶんが載る。4月の文庫新刊は今日載っていた。
 私が確実に買うのは、コバルトの『炎の蜃気楼 昭和編』の2巻目。気になるのは、文芸者文庫『女人謙信』・・・。そもそもそういう説は昔からあるし、『女信長』なんて小説もあるし、「まんがタイムファミリー」か「スペシャル」かどちらかの『軍神ちゃんと呼ばないで』は虎千代はグータラな女の子として設定したマンガである。  
 講談社文庫の阿刀田高選の『ショート・ショートの花束 6』、これは「4」から買っていないのだったかな? 市内の図書館にはなくて、県内に広げれば置いてある。それはそうと講談社文庫、三角マーク110枚でもらえる文庫ブックカバー、毎年、「期限 xx年12月31日」で12月の新刊ではそのxx年が次の年に延長を繰り返していた。それが去年の12月新刊にはなかったので、もう13年で終わるものと判断して、たまっているぶんを送って二つもらった。しかし、2chの「一般書籍板」のブックカバーのスレッドでは、電話して確認した人が、まだこのプレゼントは継続するときいたと書いていた。そして2月新刊にもそのお知らせはない。早くしろ~~! だいたい、HPに載せていないのがけしからんのだ。応募してほしくないのかとさえ思える。私はせっせと、ことあるごとに書いている、ーーここの品(コンサイス製品)は使いやすくていい品だ。 品のリニューアルがあるのかないのかは知らんけど。 一部の入れ替えがあるといいな。もう全種類もらっているから。

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BS紀行番組について好き勝手なことを書く

2014-03-07 06:17:03 | 地理

 ほとんどは前に書いたことの繰り返しであるけど、かまわずまた書く。紀行番組に興味のない人にはどうでもいい話であるけど、書きたいので書く!

 

16年4月3日にリンクの貼り直しと一部加筆。
24年7月1日に若干加筆。以下の番組はいまでは全部やっていない。


 去年から、BSの紀行番組をかなり見ている。食事時またはルームウォ-カーで運動しながら。
 原則として全部見ているのは「欧州鉄道の旅」「世界水紀行」「ちょっと贅沢!欧州列車旅行」「世界一周 魅惑の鉄道紀行」「大人のヨーロッパ街歩き」の5本であるけど、既に見た再放送も多いので全部ということはめったにない。

 
「欧州鉄道の旅」
 いちばんのお気に入りは「欧鉄」である。
 放送開始は2001年、しかしまだ162回、つまりほとんどが再放送であり、たまーに新作があるくらい。まだ見ていない部分がたっぷりあるのでそれでいっこうにかまわない。 過去に父が録画していたのが70本、でもDVD1枚につき4、5本でCMカットもされていないので、なるべくならばこれらもまた新しくブルーレイディスクに入れたい(これだと1枚に22本くらい入れられる)。 新しく録画したのが現在37本。いままだないのが55本。
 いかなる法則で再放送を選んでいるのかわからんが、去年の7月以来、#121から(多少抜けたが)順々に再放送していて、次に#145を放送したら、そのあとしばらく、もう新しい録画のあるものが続いてしまうのだ、私にとってはありがたくない。HPに載っている予定では、5月までの間に#149までがかなり休み休み放送になっている。4月の番組改編のあとも続行とわかったことは嬉しいが、4月5月に放送休止が多いこと、既に去年録画した部分であることで私は少々不満である。#145#146のハンガリー(この番組では同じ国を事実上前後編にする)のあとは8回とばして(なぜか半分しか録っていない)オランダを放送して、このあとはまたまえのぶんにもどってくれたら好都合ーーなのだけど、こんなうまい具合にいくはずもない。それにしても、もしこれからしばらく順番通りに放送して#162まで行ったらそのあとどこへ戻るのだろう?
シンプルに、#1からということでも私はかまわんよ、時々季節ものをいれたりしながら。「メルヘンの世界を巡るドイツのクリスマス」とか「夏のイタリア」なんてタイトルのものはやはりそれに合わせた放送にしてほしい。今年がスイスとの国交150年にちなんでスイスは特集のように放送もいい。
 この番組は、BGMにその国の音楽を使うことがセールスポイントである。(関係なさそうなのもあるけど)字幕に出る、知らない読めないタイトルのポップスや民謡らしい音楽をきくことも私にとって楽しみである。
 いままでの162回の内訳は、英国&アイルランド44回、イタリア16回、フランス10回、スペイン10回ポルトガル6回、ドイツ10回オーストリア6回スイス8回 北欧12回 東欧&バルカン24回、オランダ・ベルギー8回 トルコやオリエント急行など8回  広い意味での英国がやたらと多い。
 19年5月に付記、とうに終わっている。HPがなぜ健在なんだか。ごくごくまれに再放送があるとしても、何年なのか明記しないので過去のことかどうかわかりづらい。

 24年7月1日、まだHPがあることに驚く。


「世界水紀行 セレクション」
 2012年4月に始まった、とは言ってもその前に「アメリカ編」「オセアニア編「ヨーロッパ編」、さらに「ヨーロッパ水紀行」なんて番組もあった模様。
 ちょくちょく再放送がはさまるので、2014.3.12でまだ#76である。内訳:英国4、フランス6、イタリア9、ドイツ5、オーストリア2、スイス5、スペイン6、ポルトガル2、オランダ3、ベルギー3。ギリシア3。アメリカ2、カナダ3、ハワイ3、トルコ3、中国2、ベトナム3、インド2.
 しかしなぜか始めの半年ぶんからは全然再放送がない。私は、カナダのプリンス・エドワード島、スイスのバーゼルをぜひ見たい。
 「水紀行」なので、海辺、川辺、湖畔の町々を中心にしている。北欧神話の故郷アイスランドは、鉄道がないので鉄道系の番組では出番がなく、そのぶんこの「水紀行」に期待していてリクエストもしている。
 ロシアのサンクト・ペテルブルクもめったにないから見たい。
 もちろんドイツだと、ボーデン湖畔、ネッカー河畔(エーベルバッハも含む)、モーゼル河畔、山ほど希望はある。
 2番目に好きな番組。
 15年3月で終了。「セレクション」という名の再放送が4月に開始。
 19年5月、いまも続行中。

 24年7月1日。とうに終わっている。河畔、湖畔の町で見たいところはたくさんあったのに残念だ。


「ちょっと贅沢!欧州列車旅行 」
 そもそもは2006年に始まったようである。全69回。しばらくまえに69回まで(再)放送して、そのあとまた1回目に戻った。それなのになぜか#10までやってそのあと#1#2となっているのはなんなんだ、まさか今期で打ち切りじゃないだろうな、だとしても内容上は#8~#11が北欧シリーズとして一区切りなんだぞ!
 傾向としては「欧鉄」に近い、オーソドックスなもの。
 出てきた国が、英国4回、フランス12回、イタリア11回、スペイン12回ポルトガル2回、ドイツ7回、オーストリア&スイス7回、北欧4回、東欧・バルカン7回   英国の少ないことが「欧鉄」と大きく違う。
 14年9月で終了。


「世界一周 魅惑の鉄道紀行 」
 2012年10月に開始。時々再放送がはいり、いま63回まで。わりあい新しいせいで、ほとんど録画してある。だから欠けている部分が気になる。
 特色は、その町に住んでいる日本人が登場すること。
 「世界一周」と言いながら、まだほとんどヨーロッパしか行っていないのは問題である。ここまでの63回の内訳 英国4、フランス17、イタリア8、スペイン10、ドイツ4、オーストリア2、スイス3、東欧・バルカン3、北欧2、オランダ2、アメリカ4、台湾をSPで一回。もう少し別の地域もまわらないと看板に偽りありになってしまうぞ。
 16年現在は、ヨーロッパ以外もけっこう増えてきている。

24年7月1日追記、

現在はこの番組は、ごくごくたま~に再放送されることがある。

 それにしても、『欧州鉄道の旅』と『ちょっと贅沢!欧州列車旅行』と『世界一周 魅惑の鉄道紀行』は、慣れないとごっちゃにしそうだな。


「大人のヨーロッパ街歩き 」
 わりに歴史のありそうな番組。
 「時間に追われながら観光名所を巡るのではなく、その町で暮らすように旅をする、そんな新しい形の旅番組です」という決まり文句に、一般住民は毎日すてきなレストランやカフェに行ってはいないだろうに、とツッコミたくなる。
 旅人役(このところは川柳作家のやすみりえさん)がその町に住んでいる日本人に案内してもらうという趣向が特色。私は、この案内役を「スペシャリスト」という名で呼ぶことが耳障りで仕方ない。そこの住人ならではという特別感を意味していることはわかるけど、せめて「スペシャルガイド」とくらいの言葉でいいだろうに。
 見どころをまわりながら、レストランやカフェにはいり、最後には雑貨屋でお土産を選ぶ。
 これ、「大人の~」というよりは「女の~」のほうが合っているのではないか? 少なくとも、海外行きで飛行機に乗ったら機内でウイスキーをお土産に買うようなおじさんが洒落た雑貨屋に行って楽しいとはあまり思えない。いわゆる「女子旅」という感じだ、大人に限らず。それが悪いとは言わないけど。
 16年3月で終了、でも「アンコール」は続く。19年5月、まだ続いている。
 数年後にまた再開する可能性は充分にある、過去にもそうだったようだし。


 「路面電車で行く 世界各街停車の旅」
新しい番組で23回しか種類がなくて、しばらく再放送が続いている。ヨーロッパの時しか見てないーーとは言っても、ほとんどまだヨーロッパしか出ていない、これまた「世界」と掲げているならば広く行かないと。
 
19年の5月に付記、もう終わっているが、たま~に放送される。

24年7月1日に付記、この数年はやっていない。


「ホテルの窓から 」
 2012年10月からの番組。再放送がたびたびはさまる。私はヨーロッパしか見ていないけど、これはあちこち、アジアでも国内でも対象になっている。ホテルをクローズアップしているせいか、ちょっと洒落た雰囲気がある。
 15年9月で終了。

「 地球バス紀行」
 ドイツの時だけ見ている。再放送は入らない。ハンブルクの旅は中々面白かった、ゴジラ好きがきっかけでこの道にはいったという舞台小道具係のおにいさんとか、ジオラマ博物館とか。
 19年5月現在、すでに終わっている。

「世界温泉遺産 」
 これもドイツの時だけ見ている。再放送は時々入る。15年4月から再放送のみになっている。
 16年3月で終了。
 

 こういった番組を見る際に意識することは、
・再放送があるかどうか
・現地人との交流を入れるか
・旅人役が大きく出てくるか

 生中継ではないのだから当然カットしてあって、話しかけても無視されたり感じ悪かった場合は出さないのだろう。「旅人」の背後にはカメラの人や通訳がいて、怪しい者ではないことはわかるようになっているのだろうとは思う。それにしても、声をかけておしゃべりしただけの人についていったり家に招かれたりしていると、見ている私は恐縮してしまう。本当に1対1だったら相当に危険な行為だろう、お互いに。
 「旅人」役が姿を現しているものと、ただナレーション説明だけのもの。前者は「大人の~」(ここで言及してないけど「ヨーロッパ水風景』は女優が出演)、後者は『欧鉄』『水紀行』『贅沢!』『温泉』。 その中間として、姿は出さずに声だけのもの、『魅惑の~』『ホテル~』『バス紀行』『路面電車』。
 私はどちらかと言えば、淡々とナレーションに徹しているほうが好きである。

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早くも来月のコミックスリストが出ている

2014-03-04 15:40:27 | マンガ
 BooksIndexに来月のコミックス新刊リストが今日出た。
 点検したところ、私が購入するのは

・ナントカ『メェ~探偵フワロ』 芳文社 巻数「1」となっていないのは単なるミスだろうか、それとも、初めはナシにしておいて続刊が出るかどうかは売れ行き次第というアレか?
・TONO『コーラル』 3巻だっけ? 巻数が書かれていないのは単なるミスだろう。
・ヤマザキマリ『スティーブ・ジョブス』2

である。
 ほかに、ブックオフ狙いが数冊。

 驚いたのは、「集英社 ながやす巧・浅田次郎『壬生義士伝』1~4」
 これはそもそも角川での連載で2巻まで(2008年)出ていたが、雑誌が休刊して講談社へ移って4巻までで一区切り(2010ー12)。なぜまた集英社から復刊? ここの雑誌で再開なのだろうか。

 続けられること、復刊されることはうらやましいものである。
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3月なのに雨

2014-03-01 12:49:10 | 雑記
 きのうまでは春らしい天気が数日続いていたが、今日は小雨、だから洗濯物は風呂場に干した。明日の天気予報でも曇り時々雨となっている、おまけに雪の可能性もあるとネットでは出ている。3月だというのに。
 今日は外出して某ライトノベルの新刊を買い、ルパで今月の新商品を買った、「カリカリめーぷるメロンパン」「ラズベリーフラワー」「ふんわりハチミツパン」「菜の花キッシュ」、美味。
 図書館で井上靖全集の1冊を借りる。
 数日は家にこもっても大丈夫。

 近所の高校は卒業式をやっていた。早いな。では大学入学まで一月休みなのか。第二外国語の勉強でもやっておきなさいよ、とお節介ながら忠告したい。

 駅とうちの間に新しいファミリーマートが出来て、開店セールと出ていたが、既に荷物は重かったのではいらなかった、ちょっと残念。しかし、たいして遠くないところにもファミリーマートはあるんだぞ、どうせここにできるならば郵便局がよかった~~!

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