レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

きのうのこと

2014-05-28 05:02:15 | 雑記
平日は5時に起きるのが常で、1限から授業の日は4時半に起きて、顔を洗いお弁当を作り、5時半ごろ朝食、6時20分ごろ家を出て、大学には8時半ごろに着く(授業は9:20)。
 しかし一昨日の月曜の夜に妙に寝つきが悪かった・・・せいではなくて目覚ましをかけ忘れていて、起きたら5時半。母が弁当作りをしてくれていたので慌ただしくすぐに食べて、結局、いつもと同じ時間に家を出た。ふだんと調子が違っていたわりに、ペットボトルを持っていく以外の忘れ物はなかった。
(火曜日は2限のあとでお弁当を食べる時間がないので、1限2限の間に教室で食べる、そのために講師室でペットボトルにお茶を詰めるのである)

 講義に使う教室のDVD機器は、再生しながらの早送りがしづらい。都合の良いところでおさめられない。該当箇所に比較的近いところまで送ってそのあとは普通に再生をして、ちょうどのところまで来たら一時停止にしておくしかない。
 ライン河の話題で、ドイツの愛国歌『ラインの護り』に『ラ・マルセイエーズ』がぶつけられる場面を見せるためにこれをする。終わるとほっとする。必要なほんの2、3分のために。ビデオカセットならばこんな面倒はいらないのに。おまけに、安物DVDのせいなのか、チャプター分けがされていないのだ、これも使いにくさの原因。

 前日の寝不足の埋め合わせのため、昨日は安定剤を服用して早く就寝、3時半に目が覚め、もう一眠りしようとしたけど眠れなかったので4時半にもう起きてしまうことにした、それでこれを書いた次第。
 今日は来週・再来週の配布物を製作するのでコンビニにコピーには確実に出かける。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バーデン・バーデンのバラの宣伝再び

2014-05-21 10:11:12 | ドイツ
 バラの季節には毎年思い出す、99年の初夏にフライブルクその他でバラを楽しんだことを。当ブログでも2回は書いたのでそれらにリンク。
「バーデン・バーデンのバラ園 」
(上のリンク先はバラ園のほかに『草の花』について書いた部分とのつながりでこれも貼っておく。
「アリサへのイライラ 」 )
「バラの季節ならばバーデン・バーデン」

 BS日本テレ『世界温泉遺産』という番組は、ドイツの時だけ見ている。ごく初期にバーデン・バーデンを扱っていたが残念ながら見ていない。
「世界温泉遺産 第7回 バーデン・バーデン 」
 これで判断する限り、やはりバラ園は出てきていないようだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

増長する非常識ネーム

2014-05-18 06:34:47 |   ことばや名前
「女の子の名づけランキング 」

 いまに始まったことでもないが、mixiで記事になっていたので。リンクしてもいつか消えるだろうからコピーもしておく。



リクルーティングスタジオは5月15日、スマートフォンアプリ「無料 赤ちゃん名づけ」とWEBサイト「赤ちゃん名づけ実績No.1/無料赤ちゃん名づけ」から「2013年~2014年女の子の名前ランキングベスト30」を発表した。集計は2013年4月から2014年3月まで行った。

○男女ともに人気の"漢字1文字"

同調査は、同アプリと同WEBサイトにおいて、女の子の名前でアクセス数の多い順にランキングを抽出したもの。
ベスト30圏内の名前のうち、漢字1文字の名前が16件ランクインし、ランキングの過半数を占めた。5月1日に同社が発表した「2013年~2014年男の子の名前ランキングベスト30」でも同様の傾向が見られ、男女問わず漢字1文字の名前が人気であることがわかる。
一方で、ベスト3は漢字2文字の名前が占めた。1位の「心桜(こころ、しおんなど)」という名づけには、同アプリの「名前の由来」を確認する限り、「桜のように大きな心を持ち、やさしくみんなを包み込むような子になるように」という願いが込められているという。
また、「心桜」のほか、5位の「楓(かえで、はいじ)」など、花や植物に関連した漢字を用いた名前がベスト30圏内に12件ランクインした。「花や植物のようにみんなから愛される子に育ってほしい」といった、子どもを想う両親の優しさをうかがい知ることができる結果となった。
読み方に注目すると、「こころ」と読む名前が6つランクインしており人気があるといえるが、「心」という名前は38位でランキング圏外。このことから、新しい組み合わせの漢字で新しい読み方をさせる人も多いと考えられる

引用終わり。念のため10位までをあげておく。
1 心桜 こころ、しおん等
2 惺梛 せな等
3 結愛 ゆあ、こころ等
4 葵 あおい、ひまわり等
5 楓 かえで、はいじ等
6 凛 りん、りう等
7 羽奏 わかな等
8 莉琉 まりる等 
9 優 ゆう こころ
10 碧 あおい あくあまりん

このほか、「蒼」が「あおい」はまだわかるとしても「あず」、「心愛」に「ここあ」「こころ」、「奏」が「めろでぃ」、「薫」が「きゃろる」・・・。
 ただし、この結果は名づけた数ではなく、あくまでも「アクセス数」である、それで少ーしばかりほっとする。
>子どもを想う両親の優しさをうかがい知ることができる結果となった。
  植物名じたいは悪くないが、その選択が問題ありだろうよ。
>新しい組み合わせの漢字で新しい読み方をさせる人も多いと考えられる
 ・・・図に乗るなよ。勝手に読み方を開発する権限なんかいつ誰に与えられた?

 この手の名前に対して、激しく嫌悪し非難する人々(私を含む)もいるし、「いいとは思わないけど他人ごとなのでムキになる気はしない」という人たちもいる。
 「親が思いをこめてつけているのに非難するのはひどい」という意見はあるだろう。これに対しては私は言いたい、名前は社会的なものであり、第三者のほうが使う機会は多いのである(家庭内でだけ使う呼び名であれば内輪で好きにすればいいいだろうが)、読みにくい・呼びづらい名前は迷惑である。
 「変な名前だといじめられる」ーーもちろん名前を理由にいじめることじたいは間違いであるが、変な名前・・・と思われることはありうるのだ。
 「なにをヘンとするかに明確な線引きはないし、時代によっても変化する」と言われれば確かにそうであり、論理的な反論はいまのところない。
 しかし、どういうものをヘンと感じるかを発言くらいはしてよかろう。
 もっとも、このテの問題を扱う際、そういう名前(私は「非常識ネーム」と呼びたい)および名をつける人々を非難はしても、つけられてしまった側を攻撃する意図はないので難しいのである。実際につけられて不愉快に思う人たちの組織なんてないのだろうか?

・ハーフでもないのに外国人の名前に無理やりな当て字(いっそカナ書きのほうがましだと思う)
・「夜露死苦」的当て字
・読まない漢字をつける (例:舞彩で「まい」 環蒔で「たまき」)
・人間の名前でない  「ここあ」

 好ましい意味でも、名前に使うのはいかがなものかと思うのは「心」「夢」「恋」「絆」。
 「こころ」だってヒトの名前には変だと思うけど、「心」の字で「ここ」「こ」にするのはもっとひどい。

 私は「混ぜ書き」を嫌悪しているので、一部の小学校での「習っていない漢字は名前でも使わせない」という方針はカスだと思うが、あまりにもヘンな読ませ方の名前が横行している現状だと、「下の名前はカナ書きで統一」のほうが妥当ではないかという考えがわいてくる。

 芸名やペンネーム、ハンドルネームならば、自己主張で奇抜な名前を自己責任でつけるがいいだろう、しかし、一生使う本名なのだ、第三者の視点も考えてもらいたい。「親の思い」が免罪符にはならない。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月のコミックス新刊では

2014-05-14 17:46:20 | マンガ
 これも恒例話題である。
 サイト「Books Index」で来月のコミックスと文庫本のリストを見てあらかじめ予定をたてる。
 来月のコミックスで確実に買いそうなものはほとんどない。
『屍活師』8、『室町・春の乱 紅の雨』by河村恵利 はBOで探す。
 潮出版社から『プルターク英雄伝 1』 佐藤ヒロシ  というものが出るので気になる。

 講談社から出る『ハツキス』という雑誌は、ヤマザキマリ『スティーブ・ジョブス』が引っ越す先であるが、なにかと「初めて」を追求する方針であるらしい。先月、「KISS」に載っている広告には『ポワソン(仮題)』があり、絵からしてもポンパドゥールのようだった。いま検索すると、「こやまゆかりがネーム原作を務め、霜月かよ子が作画を手がけるフランス時代もの「ポワソン(仮)」もスタートする」とあり、まだ詳細はわからんがほぼまちがいないだろう。
 「ポンパドゥール」以外の名前を使うなら、『レネット』のほうが可愛い響きでマンガのタイトルにはいいのではなかろうか。
 

 木原さんの『アンジェリク』が今月から新装版で出る。これまで3つの版で出ている、プリンセスコミックスの5巻本、ソフトカバーのちょっといい装丁の4巻本、文庫3巻本。今回のは値段からすると新書サイズではなくてB6版のようだ。私は買う予定ないけど売れてほしいとは思う。 でもなぜいままた出るのだろう。

 17日に付記。上記『アンジェリク』を店頭で見た。サイズは新書版。全4巻ということは、まえに出た少し豪華な版と同じ分け方なのだろうか。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ローマ街道物語

2014-05-11 14:30:51 | ローマ
 前もって知っていたわけではなく、今日新聞で初めて知った。「ローマ」カテゴリーはしばらく書いていないので貼っておく。
「ローマ街道物語」
 
 『テルマエ・ロマエ』映画の第2弾も公開中、私はまたDVDが出たら買う予定であるが、ノベライズだけ買ってある。パラ見した限りでは、しまいには山越真理は『テルマエロマエ』でヒットをとばすようである。それはともかく、友達マルクスがなんのことないように再登場しているのがちょっと腑に落ちないところである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家読み本・持ち歩き本

2014-05-08 05:39:40 | 
 そんな言葉は一般にあるわけではない。私の念頭にそういう分類があるというだけのこと。
 通学の際などに持っていき電車内で読むには文庫・新書がいい。大きく重く荷物になる本はウチで(美容院のように、時間がたっぷりあって動かない行き先ならば構わない)。
 図書館で借りる際には、こういう分類をある程度考える。
 『井上靖小説全集』は作家の生前に出ていた。『井上靖全集』は死後のもの(ただし長編小説については半分近くが未収録なので文字通りの「全集」ではないのである)。地元の図書館にある後者は、サイズが大きく、分厚く、ハードカバーで重い。明らかに家読み用である。いつ返却に行くかを計画したうえで借りなければならない。前者は取り寄せに数日みておく。1冊が400ページくらい、軽いということもないがそれほど重くもないので、1時間以上読む時間があってほかに大荷物がなければ持ち歩き用にもまあ許容範囲、帰りに返却してこられるならば好都合である。
 目下「小説全集」から3冊借りてある。期限は2週間で1週間延長可能、ま、充分であろう。

 買ってある本では
 中野京子さんの新刊でまだ読んでいない『橋をめぐる物語』『名画に見る男のファッション』、これは家読み用。
 映画『テルマエ・ロマエⅡ』のノベライズ、コバルトの『大帝の恋文』、鈴木孝夫『人にはどれだけの物が必要かーーミニマム生活のすすめーー』文庫3冊が持ち歩き用にある。あした出る『これでおしまい』by佐藤愛子 を購入予定。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俳優・男優女優

2014-05-04 13:07:53 |   ことばや名前
 mixiで目にしたある記事の中の記述「知名度ほど儲からないのが俳優・女優陣だ」。「俳優・女優」という並べ方おかしいだろ、「女優」とならば「男優」だろ、とツッコまずにはいられない。手元にある小さい辞書では「俳優」は「演劇・映画などに出ることを職業とする人。役者」と書いてある。そもそも性別までは限定していないだろう。私自身も「俳優」ときいたらまず男のほうを思うことは事実だと白状せざるをえないが、おかしなことである。
 酒井順子のエッセイで、「いわゆる男優さんです」という言葉で(筆者自身の言葉ではない)それはポルノのそれを指すと書いてあった。あのジャンルでは女のほうが肝心であり男はどうでもいいという文脈だったことは覚えているけど、詳細は忘れた、ともかく、「男優」という言葉がそれほどよく使われないということは言える。
 「女優」という言葉になんともゴージャス感があることは理解できる。
 「男優」という言葉の使用例は、ヴィスコンティが「美貌の男優を起用する」という説明が印象に残っている。「美男俳優」よりも「美貌の男優」のほうが妖しげに見える。

 「老人」も「老いた人」ならば現実には女のほうが多いのに、じいさんにしか使わないけしからん現状。「老女」だとなんとも陰気臭いと思うのは私だけの主観ではないと思う。「老男」という言葉はない。
 「商人」は性別限定していない。商売をしている女を「商売女」というわけではない。水商売をする男を指す「商売男」という言い方があってもよさそうなものだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする