こんなのを読んでます、ということで。
現在、毎号買っているのは「プリンセスGOLD」。2004年の大河便乗の「新選組イヤー」をきっかけに、それまで長年買っていた「別冊花とゆめ」から乗り換えました。
大人しいレディス誌「さくら 愛の物語」は、北村夏さんの載っているときに。
あずみ椋さんが看板の「GROUP」も毎号なのですが、なにしろこのところめったに出なくてね・・・。
好き作家のランクを以下のように分類してます。
1 載ってれば雑誌を必ず買う
2 単行本を即買い、とっておく
3 単行本を即買い、まわしよみしてから手放す
4 単行本を選んで買う
1と2は一致していて、あずみ椋さんと北村夏さん(かつての「週刊マーガレット」の川崎苑子さん)だけ。幸か不幸か、多作でもなく、単行本もめったに出ないので、本棚からあふれずに済んでいます。
3の筆頭は、佐々木倫子、市川ジュン。
なお、作家名を呼び捨てにしたり「さん」付けにしたりしますが、特に意味はありません。
3月に買ったコミックス新刊は11冊。ふだんはこんなに多くないです。
あやめぐむ『アルトネリコ①』
去年の夏、「コミックブレイド増刊ゼーベル」に、朝香祥原作『Idus Martiae』ーーのちの初代ローマ皇帝アウグストゥスを主人公にした珍しいマンガーーの描き手の初コミックス。ゲームのマンガ化、FT。
立花晶『サディスティック19』白泉社文庫
ソフトな可愛い少女マンガ絵で繰り出されるキテレツなギャグワールド。より抜きで文庫化。
さちみりほ『銀のヴァルキュリアス⑨』
男の子が苦手な内気な女子高生ルカが飛ばされたのは、女が男を支配する世界。そしてルカは前の女王の魂を内に持っているという。前女王に屈折した愛憎を抱く現女王との戦いの中で、戦士として目覚めていくルカ。
もうじき終わるはず。ちょっと古さを感じる絵だけど、コスチュームものにはハマる。
羽崎安美『更級日記 蜻蛉日記』 ホーム社漫画文庫
「NHKまんがで読む古典」のコミックスはかつて角川から出ていたけど、いま続々と文庫化されてます。それらの中で私がいちばん気に入っていたのがこの『更級』。物語にのめりこむ気持ちはよーくわかるので、原作に愛着がけっこうある(これについては、新選組カテゴリーでいずれ)。可愛くいやみのない画風でまとめてます。『蜻蛉』は、本来はむしろレディコミにもなりそうな夫婦関係、女の一生だけど、描き手の持ち味でラブコメ(?)としてうまく読ませます。
碧ゆかこ『はるか遠き国の物語⑥』 ソノラマ文庫
アラビアン・ファンタジー・アドベンチャー。おてんばな姫アニース・ジャニースと、その婚約者アラム・ディーン王子。お嫁入りまでじっとなんてとてもしていられない姫は、侍女やランプの精たちをふりまわしながら各地を冒険してまわるのでした。
私の好みの可愛く明るい少女マンガ絵で、さわやかな後味の世界です。
鈴宮和由『とってもひじかた君①』
新選組カテゴリーの話題にまわします。
斎藤岬『ひなたの狼④』
同上。
さいとうちほ『ブロンズの天使⑤』
19世紀ロシアの詩人プーシキンと、美貌の愛妻ナターリア、フランス人近衛士官ダンテスとの三角関係ーーと言ってしまえば通俗に過ぎるけど間違いではない。自由を歌う詩人は皇帝ニコライ1世からすれば目障りな存在で、陰に陽に彼を圧迫している。しかし皇帝は彼の小説『大尉の娘』ーー「プガチョフの乱」を背景とした、けなげな人々の物語ーーに感動し、それゆえにこそ、苦しい状況の中でさえこんなものを書いてしまう詩人を許せないと、憎いと感じる。この心理が面白かった。
なお、プーシキンがネタ提供したゴーゴリの喜劇『検察官』が上演されるエピソードが出てきたのは個人的に懐かしい。女子高時代の演劇祭で、うちのクラスがこれをやったことがあるので。
桑田乃梨子『豪放ライラック④』
ブラコン少女りらは、兄の結婚(予定)にヘソ曲げて、寮のある女子高にはいる。「ムダにポジティブ」、つまりは悪気なくハタ迷惑なりらと、一癖もふた癖もある友人たちの学園コメディ。
キラキラではなく可愛いタイプの絵。くわたんは元々「ララ」の人だけど、いまはむしろ青年誌で活躍。
白井恵理子『続 GOGO!玄徳くん』
元来は「小説JUNE」に載っていたシリーズが、掲載誌を替えながら細々と続いている。これは、旧作プラス新作の復刊。
私は三国志については管轄外で、ごくポピュラーなところしか知らない。いくつか読んだけど、最も印象の強いのはこの4こまギャグでのキャラたちなのだった。
現在、毎号買っているのは「プリンセスGOLD」。2004年の大河便乗の「新選組イヤー」をきっかけに、それまで長年買っていた「別冊花とゆめ」から乗り換えました。
大人しいレディス誌「さくら 愛の物語」は、北村夏さんの載っているときに。
あずみ椋さんが看板の「GROUP」も毎号なのですが、なにしろこのところめったに出なくてね・・・。
好き作家のランクを以下のように分類してます。
1 載ってれば雑誌を必ず買う
2 単行本を即買い、とっておく
3 単行本を即買い、まわしよみしてから手放す
4 単行本を選んで買う
1と2は一致していて、あずみ椋さんと北村夏さん(かつての「週刊マーガレット」の川崎苑子さん)だけ。幸か不幸か、多作でもなく、単行本もめったに出ないので、本棚からあふれずに済んでいます。
3の筆頭は、佐々木倫子、市川ジュン。
なお、作家名を呼び捨てにしたり「さん」付けにしたりしますが、特に意味はありません。
3月に買ったコミックス新刊は11冊。ふだんはこんなに多くないです。
あやめぐむ『アルトネリコ①』
去年の夏、「コミックブレイド増刊ゼーベル」に、朝香祥原作『Idus Martiae』ーーのちの初代ローマ皇帝アウグストゥスを主人公にした珍しいマンガーーの描き手の初コミックス。ゲームのマンガ化、FT。
立花晶『サディスティック19』白泉社文庫
ソフトな可愛い少女マンガ絵で繰り出されるキテレツなギャグワールド。より抜きで文庫化。
さちみりほ『銀のヴァルキュリアス⑨』
男の子が苦手な内気な女子高生ルカが飛ばされたのは、女が男を支配する世界。そしてルカは前の女王の魂を内に持っているという。前女王に屈折した愛憎を抱く現女王との戦いの中で、戦士として目覚めていくルカ。
もうじき終わるはず。ちょっと古さを感じる絵だけど、コスチュームものにはハマる。
羽崎安美『更級日記 蜻蛉日記』 ホーム社漫画文庫
「NHKまんがで読む古典」のコミックスはかつて角川から出ていたけど、いま続々と文庫化されてます。それらの中で私がいちばん気に入っていたのがこの『更級』。物語にのめりこむ気持ちはよーくわかるので、原作に愛着がけっこうある(これについては、新選組カテゴリーでいずれ)。可愛くいやみのない画風でまとめてます。『蜻蛉』は、本来はむしろレディコミにもなりそうな夫婦関係、女の一生だけど、描き手の持ち味でラブコメ(?)としてうまく読ませます。
碧ゆかこ『はるか遠き国の物語⑥』 ソノラマ文庫
アラビアン・ファンタジー・アドベンチャー。おてんばな姫アニース・ジャニースと、その婚約者アラム・ディーン王子。お嫁入りまでじっとなんてとてもしていられない姫は、侍女やランプの精たちをふりまわしながら各地を冒険してまわるのでした。
私の好みの可愛く明るい少女マンガ絵で、さわやかな後味の世界です。
鈴宮和由『とってもひじかた君①』
新選組カテゴリーの話題にまわします。
斎藤岬『ひなたの狼④』
同上。
さいとうちほ『ブロンズの天使⑤』
19世紀ロシアの詩人プーシキンと、美貌の愛妻ナターリア、フランス人近衛士官ダンテスとの三角関係ーーと言ってしまえば通俗に過ぎるけど間違いではない。自由を歌う詩人は皇帝ニコライ1世からすれば目障りな存在で、陰に陽に彼を圧迫している。しかし皇帝は彼の小説『大尉の娘』ーー「プガチョフの乱」を背景とした、けなげな人々の物語ーーに感動し、それゆえにこそ、苦しい状況の中でさえこんなものを書いてしまう詩人を許せないと、憎いと感じる。この心理が面白かった。
なお、プーシキンがネタ提供したゴーゴリの喜劇『検察官』が上演されるエピソードが出てきたのは個人的に懐かしい。女子高時代の演劇祭で、うちのクラスがこれをやったことがあるので。
桑田乃梨子『豪放ライラック④』
ブラコン少女りらは、兄の結婚(予定)にヘソ曲げて、寮のある女子高にはいる。「ムダにポジティブ」、つまりは悪気なくハタ迷惑なりらと、一癖もふた癖もある友人たちの学園コメディ。
キラキラではなく可愛いタイプの絵。くわたんは元々「ララ」の人だけど、いまはむしろ青年誌で活躍。
白井恵理子『続 GOGO!玄徳くん』
元来は「小説JUNE」に載っていたシリーズが、掲載誌を替えながら細々と続いている。これは、旧作プラス新作の復刊。
私は三国志については管轄外で、ごくポピュラーなところしか知らない。いくつか読んだけど、最も印象の強いのはこの4こまギャグでのキャラたちなのだった。