レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

気になる言葉「ダイヤ改正」

2006-04-03 15:28:52 |   ことばや名前
 「気になる」とは、好きも嫌いも両方意味することができます。ここでは、広い意味での「言葉」について、両方の意味で感じることや考えることを書いていきます。
 なお、文体の統一はとりあえずあまり考えません。気分しだいです。 

 季節がら今日はこれ、「ダイヤ改正」。
春となると、学年も改まり、テレビ番組その他、あちこちで変更がある。鉄道も例外ではない。そして駅では新しい時刻表が示される(必ずしも春ではないけどね)。しかし、これをダイヤの「改正」というのはおかしくはないだろうか?いままでが間違っていたというわけではない。定刻のとおりに走ると事故が起こるとでもいうのだろうか。それを改めたのならば確かに「改正」だろう。
 私が一昨年通学(通勤)に朝使っていた線には、待ち構えていれば確実に座れる1本が適当な時刻にあった。それが、次の年にはなくなってしまった。これは私にとってはむしろ「改悪」だった。しかし、便利になった人も当然いただろう。時刻表の変更(これが実際の運行とイコールであるあたりが日本ならではかもしれない)の良し悪しとは、個人差・部分差がある。正しいとか、誤っているという問題ではない。だから私は、ダイヤの「改正」ではなく、価値判断を含まない「変更」にしたほうが適切だと思う次第だ。
 さて、そろそろ私も新学期。今年の小田○線は私にとって改良だろうか改悪だろうか? 
コメント
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