弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

讃岐うどんチェーン

2019-10-06 19:47:21 | 趣味・読書
前報、「丸亀製麺と麺通団団長」で、麺通団公式サイトの団長日記で発言された2019年9月14日(土)の記事を題材に記事にしました。その後、この記事に対応するコメントにて、以下の点に言及しました。

丸亀製麺の社長がテレビ番組で発言した内容によると、讃岐うどんブームの最初の頃、名もない小さな製麺所に県外からの客が行列を作ってうどんを食しているのを見ました。そこで、「手作り、できたて、しかも目の前でというのが大事かなと思って、そのコンセプトで作ったのが丸亀製麺」(社長談)として、「すべての店舗に製麺機を設置して、店員が店で粉から作るうどん店」を全国展開しているようです。

これに対する田尾団長のコメント
『あの「丸亀製麺は全ての店で粉から作る」というコンセプトについても、私も含めて私の周りの「誠実な讃岐人と讃岐うどん応援団」の多くは、かなりの違和感を持っている。違和感と言うより、一言で言えば「そんなことやっちゃダメだろう」という確固たる意見である。』
「職人が店で粉から作るうどん店」
 打ち手に十分な修業とセンスがない店は60点以下の麺を出すうどん店になる。
「ファストフード型大衆セルフチェーン店」(製麺は工場で行い、店舗で麺をゆでる)
 コンスタントに70点~80点の麺が出せる。

情報を総合すると、「ファストフード型大衆セルフチェーン店」の代表がはなまるであり、「職人が店で粉から作るうどん店」で売り出しているのが丸亀製麺のようです。

田尾団長たちの経験則によれば、
「はなまる」のやり方、すなわち製麺は工場で行い、店舗で麺をゆでる方法であれば、100点の味は無理にしても、コンスタントに70~80点は出せます。
一方、「丸亀製麺」のやり方、すなわち店ごとに製麺機を設置し、店ごとに職人が粉から作る方法を採用したのでは、店の職人の腕がダイレクトに味に影響し、優秀な職人がいれば100点の味も期待できる一方、打ち手に十分な修業とセンスがない店は60点以下の麺を出すうどん店になる、ということになります。

以上は、田尾団長たちの経験則です。この経験則が丸亀製麺にも妥当するのか否か。

それと、香川県内のうどんファンは80点以上、せめて70点の麺を期待していますが、県外で丸亀製麺を利用する客がそこまでを要求しているかどうか(多分していない)。われわれ県外人には採点基準すらちんぷんかんぷんです。

議論がこれ以上に進展するためには、何らかの検証作業が必要となるでしょう。

さて、私自身は、はなまる(ファストフード型大衆セルフチェーン店)、丸亀製麺(職人が店で粉から作るうどん店)が、それぞれ全国展開しているとは今まで知りませんでした。そこで、私のテリトリーである東京都杉並区において、両チェーンの店を探してみました。
丸亀製麺は杉並区内に開店していませんでした。
はなまるは結構開店しています。私の職場(荻窪)近くですと、吉祥寺に2店も存在します。そこである日の昼休み、吉祥寺まで出かけて昼食に讃岐うどんを食することにしました。
はなまるうどん 吉祥寺南口店です。
南口で駅を出て右に進むとすぐにあります。左下の写真のように、飲食店がひしめく一角です。競争が激しそうです。半地下にはなまるはありました(右下写真)。
 

入り口前にメニューが掲示されています(左下写真)。この中で、温玉ぶっかけを頼むことにしました。
右下写真は、店の外から店内を見たところです。入ってすぐのところでお盆をとります。進むと揚げ物が置いてありますが、私はとりませんでした。奥のカウンター前で「温玉ぶっかけ 冷や 中」と注文しました。本当は「ひや」ではなく「れい」と発言しましたが・・・。どんぶりを受け取ると、その左側で会計し、テーブルで食します。
 

肝心の味の方ですが、私は味オンチなのでもちろん点数などつけられるはずもありません。

さて、はなまるのコンセプトはこちらです。
丸亀製麺のコンセプトはこちらです。今後、両社はどのように切磋琢磨して安定した味を極めていくのか。これからの両社に期待しましょう。
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