弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

アラン・ドロンさん亡くなる

2024-08-23 18:04:26 | 趣味・読書
フランスの俳優、アラン・ドロンさんが亡くなりました。
私は、俳優としてのアラン・ドロンは、映画「太陽がいっぱい」をテレビで観た程度で、それ以上の知識はありません。
一方、アラン・ドロンが日本を訪れ、スマップのテレビ番組に登場したのはよく覚えています。調べたら2007年10/8放送のビストロスマップでした。アラン・ドロンが話した2つの話題が印象に残っています。

その第1は、「俳優にはコメディアンとアクターの2種類がいる」という話でした。詳しくは覚えていないのですが、ネット情報を参照すると、
 コメディアンタイプ・・演劇学校で演技を学んで演じる人
 アクタータイプ・・・強烈な個性がある人がたまたま俳優になった。役を生きる人。
という区別のようです。
日本語で「コメディアン」というと、お笑い芸人、喜劇役者といったイメージですが、フランス語では上記のような意味で用いられているのですね。

アラン・ドロンは木村拓哉に対して、「もちろん自分はアクタータイプだ。君もアクターを目指せ」と言っていたような記憶があります。

第2は料理に関する話題です。
スマップの面々は、アラン・ドロンから「ブイヤベースを」という注文を受け、自信満々で料理を提供しました。それを食べたアラン・ドロンは、
「これはこれでおいしいが、自分が注文したのはブイヤベースで、ブイヤベースとはマルセーユで食べるブイヤベースだ。今食べたこの料理はブイヤベースではない。」
との感想を述べました。

この感想にはうなずけました。
例えば私がフランスに旅し、寿司屋に入ってにぎり寿司を注文したとします。フランス人が造った創作料理が出てきたら、
「これはこれでおいしいが、自分が注文したのはにぎり寿司、日本でおいしいといわれる鮨だ。今食べたこの料理は鮨ではない。」
と述べることでしょう。
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