弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

朝のNHKでうどん特集

2009-03-17 22:30:35 | 趣味・読書
3月17日朝のNHK「生活ほっとモーニング」で、うどんを取り上げていました。
にっぽんの味ところ変われば ご当地うどん自慢」というテーマです。
出勤前のひととき、細切れですが見ていました。

まずはもちろん香川のさぬきうどん。
山懐にある集落のうどんやです。前の通りに行列ができています。大阪から来た若い女性3人グループがいます。この店はどこだろう。
レポーターが「米」の看板を見て「お米屋さんですよ」のようなことを言っています。ということは“谷川米穀店”か?

見ていると、谷川おばあちゃんが登場しました。やはり谷川米穀店です。おばあちゃんは80歳を過ぎています。40年以上前にうどんをはじめたそうです。
店内の客が座るスペースはごく僅かのようでした。大将はおばあちゃんのむすこさんで、黙々とうどんを打っています。客の相手をするのはむすこさんのお嫁さんです。孫の男の子も手伝っていました。
メニューは釜玉でした。

谷川米穀店、今でこそ大阪からも客がやってくる全国的有名店ですが、麺通団の田尾団長が紹介するまでは、高松の人でさえ知らないローカルなお店でした。なにしろ田尾団長が知らなかったのですから。
このブログでも紹介した文庫本「恐るべきさぬきうどん」では、その巻頭で、麺通団の団員紹介があります。その中の「太っ腹 D々さん」は「「谷川米穀店」の第一発見者」と紹介されています。

同じ「恐るべきさぬきうどん」によると、田尾団長がはじめて谷川米穀店を訪問したのは平成元年です。
「まさに感動もののうどん。素朴で生き生きしてて、こんなうどんが食べられることを讃岐人として誇りに思いたい。しかしそれにしてもよく見つかったもんやなー。谷川米穀店、その後改装して店がきれいになって奥さんもきれいになって(うまい!)それでも看板が出てない!」

しかし、これだけ全国的に有名になり、行列ができるようになると、普通のお店だったら量産に走って味が落ちるものでしょう。そころがこの谷川米穀店は、「讃岐うどんの強者50人が選んだ2006年私の好きなうどん屋総合ランキング」で堂々の5位に位置しているのです。人気にかまけず、味を守り抜いているということですね。


生活ほっとモーニングが訪問した2番目のさぬきうどんは、どっかの田舎にある製麺所でした。「恐るべきさぬきうどん」でも、おいしいうどんのトップは製麺所並設セルフ店です。
今回の製麺所もセルフですが、それが実に徹底しています。店内には、どんぶりもだしも何も置いていないのです。どんぶりを持参すると、その中におばちゃんがゆでたての麺を手づかみで入れてくれます。生醤油も自分で持参し、うどんにかけて食するのです。
店側で準備するのはゆでた麺のみ、という徹底ぶりです。
何という店だったか覚えていません。

気をつけてみていると、さぬきうどんのディープな店はテレビ番組でしょっちゅう取り上げられているようでした。
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