<1829> 余聞・余話 「2017年の初日の出」
如何にあれ地球とぼくとの新年に一つ齢を加ふるところ
諸兄諸氏には、新年、あけましておめでとうございます。今年もブログの更新を行なってゆく所存です。既に百種ほど取り上げて来ました大和の花の紹介が主になると思いますが、見ていただければ幸いです。今年は大和(奈良県)の初日の出の記事よりスタートとなりました。みなさまには、よい年でありますように。では、以下に。
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大和地方の新年は穏やかに明けた。今年も自宅の近くで、青垣の東の山並の一角から昇り来る初日の出を拝した。早朝はよく晴れ、地上には霜が降り、山並もくっきりとし、多少雲は見られたが、昇り来る太陽を遮るほどにはなく、棚引く雲は日に染められ、かえって美しく見えた。日の出は午前七時十五分から午前七時二十分の間だったと思われる。まずまずの初日の出ではあった。昨年とほぼ変わらず約三十人が道路脇に並んで初日に染められた。
穏やかな出だしは何よりであるが、酉年の今年は勢いよく飛べるかどうか。そんなに高く飛べなくても、まあ、それなりに過せたらと思う次第ではある。今年もこつこつと積み上げるものを積み上げて行くこと。体に気をつけながら。 写真は青垣の山並から昇り来る大和(奈良県)の初日の出。三輪山の奥の巻向山の辺りから昇る。