先日、アイガモの肉が手に入りました。
有機農法で働いていたアイガモでした。
胸肉、モモ肉で燻製を、ささみでジャーキーを作って見ました。
アイガモの肉をオニオン主体のピックルに2日間つけ込みます。
塩抜きはため水で1時間
乾燥は約2時間(ササミのジャーキーは24時間)
熱燻鍋にチップを入れます。
肉に温度計を差し込みます。
肉の中心温度が75℃で15分以上保持するように加熱します。
燻煙完了です。
風通しの良いところで燻煙臭を抜きます。
冷蔵庫で2日ほど寝かせて完成です。
右から胸肉の燻製、ササミのジャーキー、モモ肉の燻製
それぞれ特徴ある味で美味しく出来ました。
お酒が進みすぎる、危険な酒肴です。
いつもながら感心しつつ拝見しております。
物作り大好き人間ですので。
有機農法のお役に立ったアイガモも持って瞑すべし。
最後の工程は低温熟成なんですね。
一度は味わってみたい“危険”ですね。
福島県の双葉郡は有機農業の先進地で、合鴨農法も盛んでした。
役目の終わったアイガモの商品開発も進み、地域の宿泊施設や飲食店のメニューに載る寸前での原発事故。
残念でなりません。
しかし再起の動きが始まっています。
少しでもお役に立てればと思っています。