今年のサンマは型が良く、そのわりに安くて庶民の味方です。
ただ、重油の値上がりで漁業関係者は大変です、例年ですと当地方にも水揚げされる時期ですが、最寄りの漁港に入港しているようで、まだ2回の水揚げしかありません。
先日生きの良いサンマが入りましたので、刺身にしました。
サンマの捌き方は色々あり、後日紹介したいとおもいます、今回は一般的な捌き方です。
刺身にできるサンマは、尻尾を持って頭を立て、真っ直ぐに立つようなサンマでなければいけません。
腹を開いてみると内蔵がしっかりしています。肝臓、腸管ともしっかりしています。白く見えるのは脂肪で、脂がのっています。
頭を付けたまま3枚におろします、飾りに使うためです。
腹骨を厚めにすき取ります。これは万が一アニサキスが居ても、ハラスに居る確率が高く、厚めにすき取ることで排除できます。
肩口から皮を剥いで造りにします。
色々な盛り方がありますが、切り口がきれいに見える盛方が好きです。
薬味は、ショウガを盛りましたが、ニンニク醤油で食べても美味しいです。
コリコリとした歯触りに脂の濃厚な味、これを食べるとマグロのトロなど、どうでも良くなります。
単価はたぶん1/30でしょう。
いやいや お見事です。切り口が光ってます。
ところで中骨はやはり空揚げでしょうね。
中骨はやはり骨煎餅ですが、油で揚げる方法と電子レンジで加熱する方法があります。
ただし電子レンジで行うには奥方様の了承を得た上で!!。かなり生臭くなります。