遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

注連縄作り

2021-12-15 | 田舎の風景など

 先日、当地区にある八幡神社の鳥居、本殿等の注連縄を作りました。

例年は後継者育成も兼ね、各家庭用の正月飾りの講習会も兼ねていましたが、

コロナの影響で、最小の人員での作成です。

 材料はコシヒカリの藁、コシヒカリは丈が長いので注連縄にはもってこいの

品種です。

藁に水分を与える霧吹き、麻紐。

   

 4班分かれて作業開始です。

 

 私の班が最初に作ったのが本殿正面の注連縄。

 これは稲荷神社用。

 今年は八剣神社の大鳥居の注連縄も依頼され、大注連縄6本。

その他5種類の注連縄を12名で5時間で作り揚げました。

 その後、ささやかな直会(なおらい)で締めました。

当地区以外では注連縄を作れる人が少なくなり、購入品に変わっています。

一昨年までは他地区の人の講習会もかねていましたが、コロナで中止。

技術の伝承に赤信号です。