人民、国民を比較、評価する場合に使う言葉は色々あります。人口、GDP、所得、幸福度などは分かり易いのですが、品格、マナ-、公徳心、民度となると次第に分かりにくくなります。特に民度は定義があいまいな言葉です。
「広辞苑」によれば、民度は「人民の生活や文化の程度」とあります。英語では、
Level of social manners です。
アジアの諸国と日本を比べて、「日本の民度が高い」というような使われ方
が過去には多かったようです。「自国以外の人達を能力の劣る下位に置くことにより、自らが高みにあることを表現する時に使われてきた」と、国文学者のロバ-ト・キャンベル氏は言います。一方、民度という語で、自他の違いを強調
すると、対話を閉ざしたり壁を作る恐れがあるようです。
「広辞苑」によれば、民度は「人民の生活や文化の程度」とあります。英語では、
Level of social manners です。
アジアの諸国と日本を比べて、「日本の民度が高い」というような使われ方
が過去には多かったようです。「自国以外の人達を能力の劣る下位に置くことにより、自らが高みにあることを表現する時に使われてきた」と、国文学者のロバ-ト・キャンベル氏は言います。一方、民度という語で、自他の違いを強調
すると、対話を閉ざしたり壁を作る恐れがあるようです。
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