今日は冬に逆戻り、関東の方では雪だそうだ。仕舞いかけた冬ものを取り出して寒さを凌いでいる。
なんとなくテレビを見ていたら、葛飾区のアルミ製の弁当箱を作っている工場が取材されていた。昔ながらの弁当箱、まだ生産されているんだ。つまり需要は、たくさんではないけれど、あるということだ。
うちにはまだ、この手の弁当箱がある。私はこういったものを捨てられない。むしろ好きなのだ。いや、まだ使えるものを捨てるわけにはいかないのだ。新しいのもに買い替えるよりも、古いものを最後まで使ってやるべきと思っている。
放送されていたメーカーのものか調べてみると、二個とも三和鶴印と彫られてあった。鶴が三羽、まるく手を繋いだ図案だ。葛飾区のものと違う。ネットで検索すると、中古でも1900円と値段がついていた。売れるかかどうかわからないが。ガラクタみたいなものを好む人もいる。
うちでは、夫も私もモノを捨てないので、ごみ屋敷と化している。死ぬまでには何とか整理しなくてはいけない。この一年、私は何も買い物をしていない。モノを増やしていない。スゴイ、と褒めてあげたい。