日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

四国山地トレイル、カガマシ山、橡尾山、笹ヶ峰

2021-06-01 18:49:57 | 日記

 先先週カガマシ山まで歩いたので、先週は笹ヶ峰まで繋いだ。

 四国中央市と高知をつなぐ県道が通行止めになっていることは、ネットから情報を得ていた。真面目に歩いて行ったけれど、もう少し詳しく調べれば、日曜は修復工事もお休みだから、柵を除けて車で入り、また戻せばよいとわかったはず。

「霧の森」のすぐ上に、もう通行止めの柵が立ててあった。「えーっ、ここから歩かされるの?仕方ない」

 こんなに手前で通行止めとは思わなかった。車道は歩きたくないので、地図を見て、尾根に取り付いた。テープが所々にあり、踏み跡もある。悪い山道ではなかった。

 笹ヶ峰縦走路は、自然林の、新緑が爽やかな、とても歩きやすい道だ。さて、右か左か、笹か橡尾か、どちらを先に行くか。笹ヶ峰から昔の土佐街道を下る新宮登山口に、H子さんの車をデポしてある。カガマシ山をピストンしてこれを下るのも一つの手だった。すると、途中の橡尾山の笹薮を2回通らなくてはいけない。なので、笹ヶ峰を先に登り、橡尾山、カガマシ山、そして下る、ということに決めた。

   

左、縦走路に出たところ。笹ヶ峰の峠の古道は、歴史が感じられる。人々が行き交った重要な道だったんだね。参勤交代の道だったらしい。

 引き返し、橡尾山へ。広々とした自然林から、すこしずつ足元にササが・・・。笹を刈ったような、整備のあとも少しは感じる。テープの案内は、尾根の笹を避けるように、時々斜面を下る。尾根に上がると高知県側の山並みが展望でき、気持ちがよい。

  

 橡尾山点前で笹丈は最高になる。かき分けて進んだり、右にふって笹のない斜面をトラバースしたり。距離的には短いので、数分我慢すれば頂上に着く。

 

 ここからカガマシ山までは、とても快適な自然林の中を歩く。橡尾峠には、しゃもじが目印。

     

 下りはシャクナゲの尾根、そしてトラバース道のルートだ。30年位前に来たことがあったと思うのだが、こんなに悪かったっけ? シャクナゲ尾根はとても急で危険。気を緩められない。ようやくネットで見た看板まで下りた。これより先未整備、ということはこれからは安心、いい道を歩かせてもらえるんだ。

 ここでトラバース道に入らなければいけなかったのに、どんどん尾根を下ってしまう。気が付いてスマホを見て、ミスがわかる。このまま下るか、登り返すか。下ると最後に渡渉がある。それは心配、元の道に戻ろう。

 前回と言い今回と言い、1回の登山で2回は下りの尾根を間違えている。なぜだ?スマホに頼りすぎてはいないか。緊張感が足りないのでは?

 

 カガマシ山登山口に無事下山。あのトラバース道が遊歩道?整備された登山道とは言えないなあ。ズルズルした斜面が何か所もある。せめて木でも生えていれば安心なんだけど。2か所、細いトラロープがフィックスされているけれど、命を預けるには怖い。滑って荷がかかったとき、大丈夫だろうか? この登山道は、普通のかたは行かない方が良い。そして遊歩道という看板は取り消した方がいい。