山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘12年 北海道くるま旅くらしレポート <26回>

2012-07-27 01:59:35 | くるま旅くらしの話

【昨日(7月26日)のレポート】    

≪行程≫                                                                 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在(日中自転車で町中まで買い物往復)    <0km>

≪レポート≫

 ついに夏が来た、という感じ。いや、この地の空の上にはやっぱり夏が来ていたのだ、というのが実感だった。昨日までの毎朝は、霧の雲に包まれて暑さというものからは無縁の世界だったのだが、今日の朝は違っていた。いきなり青空が見えたのである。こりゃあ暑くなるなと思っていたら、あっという間に全体の空気が膨らんできて、本当に暑さが一気に押し寄せてきたのだった。いつもの「太祖王建」の韓国ドラマを見終わって、外に出た時に持ち出した寒暖計は、早くも30℃を示していた。10時頃である。お隣のMさんは、予定があって次の目的地に向かって出発されて行ったが、これを見送って車に戻った時は、外の気温は34℃となっていた。連日報道されている熱中症の警告や猛烈な暑さのニュースが、ここへ来て初めて実感されたのだった。

 昨夜は、というよりも今朝の3時過ぎまで女子サッカーの実況を見ていてやや寝不足気味だったのだが、相棒はあまりにも急激な暑さの到来に、やや体調を崩しかけたようで、木陰に椅子を持ち出して涼をとりながら静養するという状態だった。とにかくこんなに暑くては、何をする元気も出て来ない。長期滞在の皆さんは、それぞれ目的あるのか、所定の位置に戻る意思を示した椅子などを置いて出かけて行かれたようで、残っているのは自分たちの他は1組くらいしかいなかった。正午近くまで木立の中で涼んだ後、自転車で食材などの買い物に出かける。勿論相棒はそのまま静養である。

 戻ってきて昼食の準備。自分は作る人。相棒は食べる人。メニューはクロレラ入りのグリーンざるそば。先日のNHKのこころ旅という番組で、火野正平さんが、釧路の蕎麦についてクロレラ入りでグーリーンなのだと強調しておられたが、まさにこの辺りの蕎麦はそのグリーン色のものが多い。ネギと大葉を刻み、生姜をおろして薬味を作る。麺はさっと茹でて冷たい水にさらして、きゅっと身をしめて出来上がり。キュウリ揉みを添えて昼食。勿論暑いので、麺を茹でながら早くも缶ビールを一杯。暑いときはこのようなメニューが一番だ。昼食の後は午睡。少し雲が増え、風も出て来て車の中でもどうにか眠れる状態だった。積乱雲のような奴が幾つか湧いているようで、もしかしたら雷様もやってくるかと、あまりの急な暑さに心配したのだが、これは大丈夫だった。

 目覚めたのは17時過ぎ。暑さはやや収まったようだけど、それでも30℃近くあり、18時を過ぎてようやく凌ぎやすい状態に戻った。とにかく今日はここへ来て初めての真夏日を体験して、ようやく暑さの厳しさを再認識したという一日だった。昨日までの過ごし方とはずいぶんと違ったことに少し戸惑いを覚えた一日でもあった。さて、明日はどうなるのか。複雑な心境である。

 夜は、昨日に引き続いて男子サッカーのTV観戦。相手は強豪のスペインだというので、こりゃあ、勝ち味はないだろうなと、半ば諦めの気持ちでの観戦だった。ところがどうして、どうして、これがまあ、勝ってしまったではないか!! 今の日本スポーツ界は、女性の世となっている感があり、それゆえに昨日のゲームには大いに期待し、期待通りの結果を出してくれたことに、やっぱりそうだなと一人肯いていたのだけど、この男子チームの活躍に驚き、大いに認識を改めたのだった。日本男子チームの実力は本物だったことに感動し、同時に自分の識見のずれていることを大いに反省したのだった。全力を挙げて頑張って結果を出したチームメンバーの皆さんには、深くお詫びを申し上げ、不明を恥じなければならないと思った。これからのますますの活躍に大いに期待し、エールを送りたい。

 今日は図書館が休みの日。暑さにかこつけての真にグータラな一日だった。

【今日(7/27)の予定】 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在

コメント
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