山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

12年 北海道くるま旅くらしレポート <第13回>

2012-07-14 05:57:10 | くるま旅くらしの話

【昨日(7月13日)のレポート】    

≪行程≫

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在(コインランドリー他で他出)(泊)

  <4km>

≪レポート≫

 今日から別海町の基地での暮らしが始まる。昨日はもの凄い雨の歓迎を受けたが、その雨も夜半にhは降り止んだようで、姦しかった天井を叩く音もいつしか静かになって、安眠をもたらしてくれた。上陸以来ずっと知人宅などをお邪魔していたのだ、知らず知らず気疲れなども溜まっていたようで、何やらそれから解放されたのか、ぐっすりと眠ったのだった。どんなに親しい人や嬉しい再会であっても、人間という奴は何かしらのストレスを溜めこむという常に矛盾を抱え込む生き物の様である。

 7時前に起き出して、昨日でできなかったテントの設営を行う。テントは荷物や生活用の諸道具類などを入れておく、いわば倉庫としての機能を求めたものであり、暮らしのメインは勿論旅車の中ということになる。テントは去年ここで畳んで以来一度も使っておらず、毎度のことだけど要領を忘れていて、設営に手間取るのだった。どうにか思い出して15分ほどで設営を終わる。それから自転車を降ろし、椅子やテーブルなどを並べている内に1時間近くが経ってしまった。この間に天気は急速に回復に向かったらしく、所々青空が見えだした。BSの設定は順調で、いつもの太祖王建を10時まで見る。いつの間にかすっかりの晴天となり、かなり暑くなり出していた。別海町は海霧の影響を受けて気象の変化の激しい所である。牧場が多いのは、農作物の生育が困難だからと聞いている。毎日といわなくてもこのような晴天が続く夏ならば、農家の苦労は半減するに違いない。人口の約7倍の牛たちがこの町を養っているというのもそのような気象に起因しているということである。

 今日は先ず溜まっていた洗濯物を処置しなければならない。町の中心部にあるいつものコインランドリー行くことにして出発。車では5分ほどの距離である。行ってみると結構混んでいて、手間取りそうな感じだった。しかし他に行くわけにもゆかず、空くのを待ちながらの取り組みとなった。洗濯の荷物を運ぶのが自分の役割なので、後は相棒に任せて近くにある別海神社にごあいさつの参拝をする。去年と少しも変わらぬ静かなたたずまいだった。たまにしか現れぬ参拝者が気になるのか、カラスどもがガァガァ騒いで迷惑だった。参拝の後、直ぐ傍にあるAコープのスーパーを覗いてみた。やはり野菜類が高いなと思った。魚の類は比較的安価で、特に根室産のカレイやスルメイカなどは超安値といっていい。明日以降の楽しみである。その他の商品は特に全国どこへ行っても変わっていないレベルだった。何しろこれからは地元にお世話になることになるので、基本情報として覗いておくことが肝心である。

 コインランドリーに戻る。結局すべての洗濯を終えた時は、12時を過ぎていたのだった。その後若干の買い物をなどの用を足し、キャンプ場に戻ったのは13時近くだった。それからご飯を炊く等して遅い昼食を済ます。満腹になるとたちまち眠気がやって来て、たまらずに寝床の中へ。午睡の楽しみが叶うのは久しぶりのことだった。4時頃まで惰眠を貪り、起き出した後は荷物の片づけや漬物作りなどあれこれ動き回っている内にあっという間に夕暮れとなってしまった。まだ落ち着くのには少し時間がかかるようである。あと2~3日はこんな調子で一日が過去ばれるに違いない。それにしても夕時には気候が一変して、あっという間に気温は15度くらいとなった。海から押し寄せる霧の仕業である。濃霧注意報が出ているとのこと。ようやく別海町にいるのだなという実感が強まった。

【今日(7/13の予定】 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする