山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘14年 北陸・関西・中四国への旅 レポート <第18回>

2014-11-26 05:35:57 | くるま旅くらしの話

【今日(11/26)の予定】 

道の駅:かよう →(R484・県道他)→ 備中松山城探訪 →(R180・県道)→ 重伝建・吹屋町並み保存地区探訪 →(その先未定)

【昨日(11月25日:火)のレポート】  天気:雨 走行133km

<行程>

道の駅:たけはら →(県道・R2他)→ 道の駅:笠岡ベイファーム →(R2他)→ 国民宿舎サンロード吉備路(♨)→(県道・岡山道)→ 賀陽IC →(R484)→ 道の駅:かよう(岡山県加賀郡吉備中央町)(泊)

<レポート>

昨夜から怪しげだった空は、2時頃から本気で雨を降らせ始め、朝7時に起き出した頃は完璧な雨降り体制を整えていた。竹原の道の駅は国道に面していて、すぐ傍に信号もあるので夜間の騒音を覚悟していたのだが、それは全くの杞憂だった。途中からの雨音を除いては静かな一夜だった。12時頃トイレに起きた以降はなかなか寝付かれなくなって、起き出してブログを書く。眠くない時は起きるというのがマグロ性の自分の信念であり、無理して寝ようとしないことが肝要なのだと思っている。3時くらいにもう一度寝床に入ってからは7時まで熟睡してもう何の悩みもなくなっていた。

今日は移動日の予定である。終日の雨となりそうなので、途中気が向いたらと考えていた倉敷の美観地区の探訪などは初めから取りやめることにした。温泉博士に載っている総社市内の無料入浴OKの施設に行って、その後はどこか近くの道の駅で泊ろうかと考えている。

出発の準備を整えた後、もう一度竹原の町並みを探訪してから別れることにしようと、雨の中、傘を差しながら歩きに出かけた。9時を少し過ぎた頃だったが、気の早い観光バスが既に到着していて、そこから吐き出された観光客の人たちがそぞろ歩きを開始していた。マッサン人気は大したもんだと改めて思った。傘を差しながらの散策もなかなかいい気分なもので、小京都などというあまり好きでもないことばの表現でも何となく雰囲気を表わしているように思った。(自分は京都という町があまり好きではない)小一時間ほど昨日と同じ町を歩いたのだったが、少し景色が変わっているように感じた。雨の風情というのは、害ばかりではないというのを少し知った気がした。

   

    朝の雨の竹原の町並みは静かでしっとりとした風情が漂っていた。

10時過ぎ道の駅を出発して、先ずは福山市の先の笠岡市にある道の駅:笠岡ベイファームに向かう。今日は移動だけなので、笠岡の道の駅で休んだ後は、総社市の温泉に入って近くの道の駅で休むだけである。尾道からはバイパスに入って順調な流れだったが、福山からは街中の渋滞に巻き込まれで、なかなか前に進まず往生した。ようやく渋滞から解放されて笠岡バイパスに入り、道の駅に着いた時は12時をかなり過ぎていた。

笠岡といえば、何といってもカブトガニである。まだ標本でしか本物を見たことがないが、生きている奴を見たら、古生代(?)を体感できるのかもしれない。ま、そのようなことを考えながら、笠岡の道の駅に着いたのだったが、ここは予想以上に好感のもてるいい道の駅だった。地産の野菜類だけではなく、瀬戸内で獲れる海産物や鮮魚類が数多く並べられていた。今日は泊るわけではないので、買えないのが残念だったけど、今度来るときは泊るのを決めた上で海の幸を楽しもうと思った。取り敢えず笠岡港で獲れたというイイダコの煮付けなどをゲットした。その後、今夜のおかずの一品にと肉無し肉じゃがを作ることにした。30分ほどで完成する。

14時過ぎ笠岡の道の駅を出発して、温泉博士に載っている総社市の国民宿舎サンロード吉備路に向かう。途中給油したり何度かの渋滞に巻き込まれたりして、温泉に着いたのは15時半ごろだった。その後1時間ほど温泉に入って疲れをとった後、今夜の宿道の駅かようへ。一般道を行くつもりだったが、かなり暗くなって来ていたので、高速道を行くことにした。この頃は暗くなったら危ない道は通らないことにしている。道の駅:かようへの道が危ないかどうかは判らないけど、山道が多いようだし、それならば高速道を行った方がずっと安全だという判断である。17時半前には道の駅について、先ずは安全な夜を迎えたのだった。

暗くて周辺の様子がさっぱり判らない。この先に吉備高原都市があるということだから、かなりの高地で寒い土地なのかもしれない。雨はようやく止んだようで、今夜は雨音には悩まされずに済みそうである。湯冷めしないように、食事を済ませた後は早めの就寝となる。

コメント
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