花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

ジュラシックパークのグラス

2016-06-24 22:15:16 | Weblog
 最近、身の回りのモノを整理しています。明らかに不要になったモノを捨てるのは何ともないのですが、長年使ってきたモノや思い出のあるモノは捨てがたいです。ジュラシックパークが封切られた頃、ビールを買った時、おまけにジュラシックパークのロゴみたいなのがプリントされたグラスをもらいました。確か、6缶に1個ついていたと思います。相当前のことです。大衆食堂などで出てきそうなグラスにジュラシックパークの恐竜のシルエットがプリントされているだけの何てことないグラスですが、大きさや形が妙に手に馴染むのと、グビっと一息に飲むのにちょうど良い量が入るので、長らく使い込んできました。あれこれ整理して捨てるモノの中に、このグラスも入っています。愛着があり、たかがグラス1個、これくらい取っておいても良いかなとも思いますが、愛着のあるモノこそを捨てることで、己の心を鋼のように鍛えることになるのではと考え、思い切って捨てました。また、思い出のあるモノ、例えばプレゼントでもらったモノや自分にとって大きなイベントに関わっているモノについては、新しい思い出を作れば良いと自分に言い聞かせ、思い切って捨てています。そうやってどんどん捨てている中で、これまで聖域であった蔵書にも踏み込みました。絶版にはなりそうもない名作中の名作(これは買おうと思えばいつでも買える)、出版当時は話題になったが今では学説が新しくなって、もう読み返すこともないだろうと思う本、いずれ読もうと思って取りあえず買ったものの、10年はそのまま寝かせている本、重くて場所も取る豪華本などなど、全部で140冊くらい売りました。ここひと月、いろんなモノや本を処分してきたつもりですが、まだまだたくさんのモノや本が残っています。いつか役に立つだろうと手元に残してきた結果でしょう。「貧乏のモノだくさん」ということが言えそうです。