花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

京都3区が軽く見られていませんか?

2016-02-15 20:36:22 | Weblog
 不倫問題で辞職する自民党の宮崎衆院議員の穴を埋める京都3区の補選に関して、茂木自民党選挙対策委員長は「自民党がすぐに候補者を選ぶ、先に行動する、というより、まずは謹慎だ」と述べ、候補者擁立に慎重な考えを示していると、バレンタイン・デーの日、朝日新聞朝刊に書いてありました。ところで「まずは謹慎だ」と言っても、問題は宮崎議員の個人的な女性関係なので、党として謹慎する必要があるのかなと思います。また候補者を立てないことは、京都3区の有権者の声を国会に届ける意思が自民党にはないことを意味していないでしょうか。そもそも、宮崎議員が育休をとると言いだした時、「この人には有権者を代表している意識があるのかな」と思いました。育休をとっている間、京都3区の代表は国会にいないことになるからです。育休ではなく、歳費でベビーシッターを雇うようなことを議論しても良いのではないかと思っていたところ、件の不倫問題が週刊誌にすっぱ抜かれ、今の事態に至っています。宮崎議員といい茂木選対委員長といい、ふたりの言動から感じられるのは、有権者軽視の姿勢です。有権者軽視が「基本的人権の尊重」の軽視につながるようで気になります。