今年8月9日、長崎で被爆者の方々が安倍首相に「集団的自衛権より必要なのは緊張緩和への政府の取り組みではないか」と意見を述べた際、首相は「丁寧に説明すれば集団的自衛権を理解してもらえる」と答え、さらには「見解の相違」の言葉で話を打ち切ったことが、長崎原爆の日に関する新聞報道の中にありました。
本日の朝日新聞夕刊に掲載されている池澤夏樹さんの連載コラム「終わりと始まり」でこのことが取り上げてあり、池澤さんは「『見解の相違』とは同等の立場の者に向かって言う言葉である。あなたはこの国を指揮する立場、政策すべてについて説明責任があるはずだ」と、批判を述べています。確かに「丁寧に説明すれば」と言いながら「見解の相違」で話を打ち切っていては、説明責任を果たしていません。平和式典における挨拶が昨年のコピペであったことといい、「言葉が随分軽いねぇ」と思います。
本日の朝日新聞夕刊に掲載されている池澤夏樹さんの連載コラム「終わりと始まり」でこのことが取り上げてあり、池澤さんは「『見解の相違』とは同等の立場の者に向かって言う言葉である。あなたはこの国を指揮する立場、政策すべてについて説明責任があるはずだ」と、批判を述べています。確かに「丁寧に説明すれば」と言いながら「見解の相違」で話を打ち切っていては、説明責任を果たしていません。平和式典における挨拶が昨年のコピペであったことといい、「言葉が随分軽いねぇ」と思います。