花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

ポルトガル版アサリの酒蒸し

2012-08-18 23:13:05 | Weblog
 秋田では鍋のことを貝焼き(かやき)と言うそうです。大きな貝を鍋替わりにしていたからだと、旅行で訪れた際に教わりました。ポルトガルにはカタプラーナと呼ばれる鍋料理があります。カタプラーナとは貝の形をした鍋を指すので、秋田と同じくポルトガルでもその昔は貝を鍋として用いていたのかもしれません。
 さて、以前、ポルトガル料理のゴジドー・ポルトゲーズに挑戦して大敗北したことがありました。そのうちまたポルトガル料理にチャレンジしてみたいものだと思っていたので、今日、アサリの酒蒸しのポルトガル版を作ってみました。鍋とは趣が違いますが、現地では例の貝の形をした鍋で作るので、これもカタプラーナの仲間に入ります。また、失敗すると家族の大顰蹙を買うところですが、妻も子どもも田舎に帰省中でプチ単身生活の身としては、思いっきりトライ出来ます。
 作り方はいたって簡単です。みじん切りした玉ねぎとニンニク、ベーコンとサラミソーセージをオリーブオイルで炒めます。そこにアサリを加えてワインをかけて蒸すだけです。さぁ、出来上がりは如何に。結果はいまいち。アサリに比べてサラミソーセージの量が多すぎて、サラミのワイン蒸しといった感じになってしまいました。それでも、ガタオという微発泡性のポルトガル産ワインに助けられ、それなりに食べられました。