花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

みどりの自然観察会

2011-05-23 21:30:00 | 季節/自然
 22日の日曜日は、日比谷公園へ出掛けました。妻が新聞で見つけた『「みどりの自然観察会」in 日比谷公園』に参加するためです。5月22日は国際生物多様性の日で、それに合わせて「NACS-J自然観察指導員東京連絡会(NACOT)」が主催した、身近な自然を観察するイベントです。日比谷公園へは年に何回かは遊びに行っていますが、いつも目にしている風景の中にも、自然観察指導員の方の説明で、興味深い自然の営みがあることを教わりました。例えば、「ツツジの花びらは5枚あるけれども、1枚だけに筋が入っていて、それは虫を誘うためであること」、「アーモンドの木は桜にそっくりであること(同じモモ科だそうです)」、「街路樹に楠が植えられることが増え、それに伴い西日本に多く生息していたアオスジアゲハが東日本に広がってきたこと」、「ミツバチにも日本ミツバチと西洋ミツバチがいて、日本ミツバチは黒っぽく、西洋ミツバチは茶色っぽいこと」、などなどです。注意深く観察すれば都心でも豊かな自然の姿が見られることが分かり、有意義な観察会でした。
 同じ日、同じ日比谷公園では、オクトーバーフェストが開かれていました。オクトーバーフェストは、ミュンヘンで10月に行なわれるお祭りだそうです。5月にオクトーバーとはこれ如何にと思いましたが、デカデカジョッキのナミナミビールを手にした老若男女家族連れ友達同士恋人たち、さまざまな人たちがソーセージを食べながらビールを飲んでいました。私たちも折角だからと言って、ソーセージとジャーマンポテトを買って家族3人で食べました。「ビール飲んだら」と妻が言うので、ビール売り場へ行ってみたところ、400mlで1000円くらいするではありませんか。「ちょっと高いなぁ」と思い躊躇しました。そう言えば、ソーセージは2本で1100円、ジャーマンポテトは4個で600円、全体的に値段が高いような気がします。「お祭りにしては商売気を出し過ぎてるんじゃないか。あたりの賑やかな雰囲気に乗せられて財布の紐を緩めてはならぬ」と、自らを戒めました。挙句、デカデカジョッキのナミナミビールの皆さんに伍するを潔しとせず、独りすね者として、いつもの売店でサッポロ黒ラベルを買って飲みました。