花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

富士に向かってパオーン

2006-03-04 20:44:43 | Weblog
 家族旅行2日目。今日は富士サファリパークへ。トラさんバスに乗って、約1時間掛けて園内1周。途中クマとライオンとラクダに餌をあげた。子供はほんの30センチ程の間隔で動物を見ることが出来、大喜びだった。が、親の方は少し寂しさを覚えた。ヤットコの大きなのでバスの中から金網越しに餌をあげる訳だが、リンゴ目当てにバスに寄ってくるクマや、一口サイズの生肉をもらうライオンに、何か切ないものを感じてしまう。これは、どこかの観光用の牧場で玉乗りをするクマに通ずる切なさである。星野道夫ではないが、実際に眼に出来なくとも、想像の世界で触れ合う存在にとどめておけば感じなくても済んだ切なさかもしれない。さらには、私たち自身の野生との付き合い方を思うことから、身につまされる切なさでもあろう。