大相撲春場所の番付が発表された。春場所と言えば、太田・大阪府知事が「土俵に女性が上がれないのは差別だ」と闘われていることが思い出される。ただ、太田知事の一人相撲の感がなきにしもあらず、とも見受けられる。思うに、相撲にはいろいろなルールがあるが、それはあくまでも国技館(あるいは大阪府立体育館)の中でだけ通用するルールであり、世の中一般に通用するルールではない。ある意味、角界のしきたりはフィクションなのである。フィクションにどうこう言っても仕方がないだろう。世間の普通の人たちはそれを良く承知しているので、太田知事に同調して相撲協会へ抗議する動きとならないのかもしれない。
例えば、大相撲では髷を結えなくなった力士は土俵に上がれなくなるそうだが、このルールに対して頭髪の薄い人たちから「差別だ」と声が上がったとは聞いていないし、新弟子検査に関して身長=173㎝以下の人たちから「職業選択の自由を妨げている」と声が上がっているとも聞いていない。大人の反応とはそういうものだと思う。
しかし、である。仮に、大阪府内で女性が差別されている実態があった時は、太田知事には先ずもってこれと闘って欲しい。断固として頑張って欲しい。
例えば、大相撲では髷を結えなくなった力士は土俵に上がれなくなるそうだが、このルールに対して頭髪の薄い人たちから「差別だ」と声が上がったとは聞いていないし、新弟子検査に関して身長=173㎝以下の人たちから「職業選択の自由を妨げている」と声が上がっているとも聞いていない。大人の反応とはそういうものだと思う。
しかし、である。仮に、大阪府内で女性が差別されている実態があった時は、太田知事には先ずもってこれと闘って欲しい。断固として頑張って欲しい。