
Howie Glatter社のホログラフィックレーザーコリメーターとTuBLUGです。これまでは安価なものを使っていましたが、ドブソニアンを頻繁に移動させての観測をしますので、思い切って最高クラスのものを購入しました。普通なら右側のレーザーだけで十分だと思いますが、ショップスタッフに進められて左のTuBLUGを購入しました。
この格子状のパターンは主鏡にマーキングをしていない場合の調整や、斜鏡の正確な位置調整に役立つそうです。海外ショップではこのパターンとレーザーはセパレートで販売していましたので、合わせて購入しました。中央の点?が何故かどのレーザーも棒状に伸びて投影されます。オリジナルの状態ではきちんと点になります。

両方では上のように使うそうです。このTubLUG内部にはバーローレンズが組み込んであり、レーザーが拡大されて主鏡にあたってから戻ってきた時にはさらに大きくなり下の画像のようになります。
画像はピンボケですが、綺麗なディフラクションリングが写りこみますので、単なる点と違って、センターがどの程度ずれているのか分かりやすいです。3点セットで安価なコリメーターが10本くらい買えそうな値段でしたが・・・、それでも円高のおかげで国内で買うよりは安く買えました。先日のフォーカサーもそうですが、このレーザーコリメーターも、トラベルドブのための必要経費です。いずれにせよ、戻ったら残りの部分を完成させていきます。