AXJ赤道儀などに愛用されている大型カーボン三脚「ASG-90CB三脚」ですが、今日発注していた分が入荷したので各部を良く見て見ると、思っていた以上に頑丈で且つ軽量に出来ていたので他の用途に使えないか考えていました。できれば三脚そのものを大きく改造せずに、SXG搭載機能をそのまま残して他社製品に転用出来ないか考えています。
構造的にはAPP-TL130と類似していますが、こちらの方が遥かに頑丈に作られています。とりあえずタカハシ製品が乗せられるアダプターを作って見ようと思っています。まだお値段は決めておりませんが、新品より若干上がるくらいで販売できればと考えています。
それとこの三脚を写真三脚としても使えるように、300~500mmくらいの延長筒を製作しようと思っています。コストを最小限にしてシンプルな構造にできれば、三脚自体の汎用性を高められると考えています。現在でも80〜100mm径の延長筒を作っていますが、コストを下げるために60mm径くらいで作ろうと思っています。また三脚がカーボンで軽量なので軽く作る必要があります。
今日予定より1日早く「ハヤタカメララボ」さんに出していた「EOS R」がHKIR改造されて戻ってきました。月末からアメリカで使うので早く仕上げてくれたのだと思います。EOS Rは去年末に16万円台まで下がってきましたが、年が明けて17万円台前半まで戻りました。カメラと改造費用で20万円ちょっとでしたが、EOS Raを買わなくて良かったと思っています。お金に余裕のある人は買って正解かも知れませんが、無い人は改造して満足です。
実はこのEOS Rで撮影するのは初めてで、買ってから一度も撮影していませんでした。先ほどやっとファーストショットを撮る事が出来ました。使ってみて驚いたのは、シャッターを切っても音が全くせずに、オレンジのランプが点灯しているだけだったので”何でシャッターが切れないの?”と不思議に思っていたら突然撮影画像が映って”ミラーレス機故の事だと理解しました。つまりメカニカルなシャッターが無いのです。だから音がしない訳です。
しかしもっと驚いたのは、ライブビューイメージが露出設定によってどんどん明るくなって、満月光だけで山などにピントが合わせられるというか、構図決めがとても楽です。これまで使っていたEOS 6Dではあり得なかった事です。この明るさだと天の川も映ってくれると思うので、星景色の構図決めがとっても楽になります。何れにせよ、これからの撮影が楽しみです。
先日販売した「ZWO ASI2940冷却カメラ」ですが、買って早々と売ってしまったのは、使いこなせないというより、これからタイムラプスにチャレンジするので、撮影する被写体が変わったのでやむなく処分しました。買った値段より大分お安くしましたが、新品を買うつもりでいた方には良かったと思います。