おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

タカハシFS60CBとExplore Scientificの巨大アイピース

2012-10-29 18:37:06 | Explore Scientific_

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同社のアイピースは、日本で正規販売が始まるかなり前から使っていますので、その諸性能は良く理解しているつもりです。しかし、いつもはシュミカセに使ったりしておりましたので、こういった小口径短焦点望遠鏡に装着して使うのは初めてです。

今日、届いたばかりのES30mm82度タイプを早速このFS60CBフェザータッチ改に取り付けて使ってみました。まさに考えていた通りのベストマッチでした。重量バランス的には厳しい組み合わせですが、見え味も素晴らしく、銀河の中を流してみたり、散開星団などを眺めてみたりとお気軽観望には最高のパフォーマンスを見せてくれるでしょう。また夜間だけでなく、その視界の広さを活かしたバードウォッチングや自然観察にも十分使えるスペックだと思います。

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ペンタックスのXW30、40mmが製造中止になってしまっているので、お値段的にもお安いES社の82度シリーズ2インチタイプは十分お勧めできます。


Explore Scientific 20mm 100°超スーパーワイド アイピース

2010-08-24 18:50:20 | Explore Scientific_

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見かけ視界100°のExplore Scientific 超スーパーワイドアングルES-20mmアイピースが来月若干数入ります。以前にもオークションでお譲りして好評いただいたもので、再度入荷しますので、ご要望の方がおられましたら御知らせください。


このES-20mmはEthos-21mmと比較しても甲乙付けがたいほどの製品で、私が以前に両方のアイピースを同一光学系でテストしても、どっちがどっちか全く分からないくらいで、周辺部の色収差はESのほうが若干低い感じがしたくらいです。この評価は私だけでなく、その時周囲に居たゲストやショップ関係者も同様に感じていたほどです。個人差や先入観もあるとは思いますが、決して劣ることはない製品であると思います。Explore Scientific 社のアイピースは他にもN2仕様でチッソガスを充填しており、アイピースでは珍しいウォータープルーフ仕様になっています。日本のような高温多湿の場所では間違いなく必要な機能と言えるでしょう。


同社のHPは以下になりますので、興味のある方はこちらを参照されてください。ちなみに、ES-20mmの価格は6万円台を考えております。Ethos-21mmが10万円台ですので、半値近い価格かと思います。以前に双眼望遠鏡に使用される方から2本のオーダーを受けましたが、その方は大口径屈折で使用されており、大変喜んでおられました。ご要望の方はコメントより御知らせください。製品はきちんと実検品した上で問題ないことを確認した上で、納品は9月中下旬となります。


http://www.explorescientific.com/eyepieces/100_degree_20mm.html