おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

明日から新年ですが . . .

2018-12-31 17:14:14 | ブログ


今日は12月31日ですが、私にとっては普通の日と同じで何も変わりはありません。いつも通りに仕事もポツポツやっています。
今日から松原湖高原の長湖のワカサギ釣りが始まりました。まだ人が少ないですが、明日からもっと多くなるとは思います。



松原湖が完全凍結していれば、さらに多くの釣客がやってくるのですが、本命がダメなので今年は静かな年始になりそうです。ワカサギ釣りを目当てにした宿泊業関係は厳しいでしょう。松原湖の色合いが綺麗なライトグリーンなのですが、ニュージーランドのレイクテカポを思わせる色合いです。テカポの色合いは氷河の雪解け水が岩石を削って流れ込むことによるものなのですが、冬の松原湖は時にそれに類似した色合いになってくれます。この色を見るとまたニュージーランドへ帰りたくなります。2年以上出かけていませんが、来年はたぶん行きます。



今晩は今の所素晴らしい空なので、夜半前から明け方まで撮影にでかけます。小海町で作る「星空マップ」に使う素材などのためでもありますが、新たな撮影ポイントを知人から教えてもらったので、そこで撮影します。PENTAX K-1MK2もケーブルスイッチが届いたので、それとEOS 6Dを使います。



たぶん外はマイナス15度くらいまで下がるので、完全防備にします。このダウン上下だとマイナス30度以下でも屋外に数時間居ても耐えられます。まさにカナダでオーロラを撮影する装備で臨みます。明け方まで撮影して初日の出を見て戻ってくる予定です。



ところで今朝メールをチェックしておりましたら、北欧のオーストリアからポラリエ雲台ベースPCB-EQ3を欲しいとメールが来ておりました。その方のHPが「Philipp Salzgeber photography」ですが、ポラリエにタカハシFS60CBを乗せて撮影をしているようです。純正の状態ではカメラを乗せたまま極軸望遠鏡が装着できないので、極望穴を使って極軸望遠鏡をポラリエのサイドに出すようにして装着しています。

それでいろいろとネットを探しているうちに当店のブログを見つけて注文してきたのだと思います。海外からの問い合わせは結構あるのですが、現状では海外発送はしておらず、アメリカの場合にはカリフォルニアの大手販売店が窓口になっているので、そこを紹介しています。しかし今回はこのホームページを見てできれば何とか送ってあげたいと思っているところです。

今さらながらRevolution Imager

2018-12-30 17:35:10 | コンデジのお気軽天体撮影


超高感度ビデオカメラのRevolution Imagerですが、春先に購入していたのですが、室内でテスト的に使ったり惑星を見たりしていただけでまともにその機能を理解していませんでした。しかし最近になって使ってみたら驚きました。カラーカメラであることは分かっていましたが、星雲のカラーが本当に出るのか疑問に感じていました。そこでAXJ赤道儀にC8HD鏡筒で実際に使ってみました。



この画像では分かりにくいですが、オリオン大星雲が自動導入で画面に入ってきた時は本当に驚きました。まるで写真のように色が明瞭に表現されていたからです。コンデジでLCD画面をいくら撮っても見た通りの色が出ませんが、実際に画面を見ると本当に美しいと感じます。

超高感度ビデオカメラは、TGV-MからWAT 120Nまでいろいろ使いましたが、全てモノクロだった上にノイズが多くて星かノイズか分からないほどでした。私の場合のカメラの使い方は、スターウォッチングの際にプロジェクターにワイヤレスで繋いで80インチスクリーンに天体の姿を投影して見せていました。その際に必要なのは自動導入の精度が高い機材でしたが、Celestron CPCを3種類使っていましたが、今ひとつ良く無かったので、今はMeade LX200GPSを3台使っています。その1台にビデオカメラを取付けています。しかしモノクロだったので、オリオン大星雲の美しい色を説明するだけでは伝えきれませんでした。しかしこれからはこのRIを使えるので面白くなるでしょう。



ただ一つ難点なのは、ケーブル類が多過ぎて煩雑で扱いに困ることです。そこでたまたまYouTubeでWiFiアダプターがあることを知って早速注文しました。これがあれば、ライブ映像をスマホやタブレットPCで見せることができます。まだ直ぐには届かないので、届いてから早速使ってみます。



PENTAX K-1 Mark IIをRICOHイメージング社より借りましたので、手持ちのHD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WRに取付けてみました。これまではK-70で使っていたのですが、フルサイズ用のレンズをAPS-Cで使っていたのでもったいないことをしていました。



届いて現物を手にした時もそのゴツさに驚きましたが、電源を入れて実際に使ってみてさらに驚いたのは、その機能の豊富さです。専門的解説はその筋の方のHPを見てもらうとして、普段使っているEOS 6Dと比較して撮影者がどんな写真を撮りたいかを設計者が良く理解した上で作ったカメラだというのが理解できます。カメラの機能を全て使いこなすのは大変ですが、天文ファンでなくとも必ず使う天体追尾機能は、K-70でもお世話になっていた「アストロトレーサー」と「O-GPS」ですが、K-1MK2にはいずれもその機能が入っています。



それで早速昨夜撮影したのがこの画像ですが、星が流れています。露出は1分です。もちろんアストロトレーサーをONにしてキャリブレーションも行っています。後で気がついたのですが、BULBでリモートスイッチを使わないと追尾をしてくれなかったのです。K-70も同じなのですが、普通にリモートスイッチを使っていたので撮影画像を見るまで全く気がつきませんでした。K-1MK2を借りる際に一緒に借りておけば良かったのですが、うっかりしていました。しかしヨドバシカメラへ注文したので明日届くので良しとします。

スカイパトロールTG-SP改売ります

2018-12-28 18:09:27 | ポータブル赤道儀関連


タカハシのスカイパトロールTG-SPの改造機を販売しています。かなり前に海外遠征に使うために部分改造をしたものですが、自分なりに気に入っていました。今は箱に入れて保管しているだけなので、どなたか役立つのなら使っていただければと思います。



それからもう一つ超レアな機材ですが、30年以上前に販売されていたタカハシの名機「TS式65mm P-2型屈折赤道儀」です。もう10年以上前の長野へ移住する前に大手販売店から「珍しい未使用品です!」と説明を受けて購入したものです。状態は確かに未使用を感じさせる美しさで、使っていれば必ず傷が付く三脚石突先端が無傷です。金属メッキ部分も鏡のように綺麗です。ただ残念なのは65mmのトリプレット鏡筒が曇っていることです。これは使っていなくてもなってしまうので仕方ありません。



実使用を考えるのもいいですが、往年の名機を飾って楽しむ人にはいいかもしれません。元箱は木箱ですが、赤っぽい色合いの珍しい色です。木箱は埃っぽい感じですが、その分中の機材が守られています。本当ならお店に展示しておきたいところですが、まだ展示しきれていない機材もあるので、お値段次第では売ってしまおうと考えています。ショップには出しておりませんが、お値段的に合えばお譲りしたいと考えております。



ホンマ製作所のLS-500を使い始めて1週間ほど経ちますが、順調に燃えてくれています。驚くのは薪の消費量です。小さな薪一本入れておけば1時間以上ゆっくり燃えてくれます。お店のスペースが20畳ほどあるのですが、28°くらいになるので暑くてたまりません。窓を開けながら燃やしていますが、それでも暑いです。温度コントロールをすれば良さそうですが、なかなか難しいです。

4年前から使っている「無煙薪ストーブ」と宣伝されているモキ製作所のMD140ですが、薪の消費量が半端じゃあないです。同じ暖かさを得るのにLS-500の4倍くらい燃やさないと暖かくなりません。煙突の径とトップまでの距離は両者同じですので、薪ストーブの能力によるものだとは感じています。モキ製作所の薪ストーブが最初はベストだと考えていましたが、煙はモクモク出る上に相当燃やさないと暖かくならないので、もしかしたら来年はMD140を売却してしまうかもしれません。両者の価格は3倍も違います。LS-500は中国製ですが、ホンマ製作所がきちんと品質管理をしているので、商品には間違いないようです。

Below minus 14 degree 寒いです!

2018-12-25 17:23:12 | ブログ


松原湖の今の様子です。やっと表面が凍結し始めたところです。今週末もさらに寒くなるようですが、ワカサギ釣りができるほど凍結はしないでしょう。同じくワカサギ釣りができる長湖は何とか年末には凍結して釣りができるようにはなると予想しています。長湖が凍結しないと年末年始の松原湖のワカサギ釣りは全滅です。



今朝の外気温はマイナス14度でした。都会では考えられない低気温ですが、これでもまだ暖かいほうです。たぶん来月末くらいにはマイナス20度まで下がると思います。お隣の野辺山はさらに気温が下がります。ここは長野県ですが、北海道の寒さを体感するには近くて楽しめるのでいいでしょう。



庭に設置してある、PENTAX MS-4赤道儀ですが、こんな寒さでも雪が降ってもこのままです。TeleGizmosカバーを被せてありますが、既に設置から2年以上経っています。極軸も完璧に合っているので、機材を乗せてシャッターを切れば正確に追尾してくれます。ただグリスが固くなっているので、メンテナンスへ出さないといけないですが、オーバーホールだけで8万円くらいするそうです。しかしいずれは出さないといけないだろうと考えています。



最近になって購入したエプソンのPF-71というコンパクトプリンターですが、画質が驚くほど良いのです。こんな小さなプリンターの画質など知れていると考えておりましたが、実際に使ってみるとそんなことは全くなく、Canonの上位機種に負けないほどの画質です。PF-71を選んだ理由は、2L版のプリントができることです。単に2L版のプリントをするだけならお店にあるプリンターを使えば済むのですが、屋外で使うことがあり、消費電力も少なくてランニングコストも低い機種を探していたところ、この機種にあたりました。

印刷は、WiFi経由でスマホが使えるほか、スマートメディアからのダイレクトプリントができます。またPCからもケーブルレスでプリントできるので、とても便利です。印刷用紙はエプソン専用のハイグレード用紙がありますが、ちょっとお高いので、エレコムの写真用紙を使っています。両社比較しましたが、ほとんど画質的には同じ感じです。屋外で使う場合には、携帯型の高容量バッテリーを使いますが、消費電力が小さいので、バッテリー駆動にできたらもっと使い易くなったでしょう。元々こういうプリンターは、室内で日常的に使うより、屋外に持ち出して使う用途にピッタリなので、バッテリー駆動機能は必要です。

微動雲台 TK-ALZM Jrを再製作します

2018-12-23 17:58:03 | ポータブル赤道儀関連


今年の春先まで作っていた新型の微動雲台「TK-ALZM Jr」ですが、まだ必要とされる方がいらっしゃることから、年明け早々から若干数の製作を決めました。既にショップページからご注文をお受けしております。数的には多くありませんので、予定数量に達しましたら一旦締め切ります。その後については不明です。それから、大型微動雲台の「TK-ALZM4」ですが、こちらも年明けから少しだけ製作します。以前にご注文を受けておりましたが、予定数量に達しなかったのでキャンセルしたものですが、やはりご要望があるのでこちらも製作します。

個人の特注製作は割合あるのですが、やはりオリジナル商品を作らないとテレスコ工作工房らしくないので、売れる売れないは別として希望される方がいらっしゃる限り製作しようと思っています。



TK-ALZM Jrと一緒に使うと便利な「レベラー機能付き回転雲台」も合わせて販売致します。特に小口径鏡筒をポラリエなどに乗せて使う場合には、本体側への干渉を防ぐと共に構図決めの自由度が増すので、私も使っています。現在は在庫切れとなっておりますが、年明け早々には入荷する見込みです。ポータブル赤道儀で星雲星団の撮影をする際には微動雲台は必需品ですが、フリーで動かせる機能があったほうが自分の経験上から考えて使い易いです。国内販売されている微動マウントでフリー操作できるのは、唯一このTK-ALZM Jrだけだと思っています。



TK-ALZM Jrの納期はまだ確定しておりませんので、ご注文いただいてもお支払いされる必要はありません。納期が確定してから改めてご請求させていただきます。

ところで、今日は12月23日ですが、今年も残す所あと1週間です。しかし異常に暖かくてとても冬だとは思えません。今も外は雨が降っています。八千穂高原とリエックスのスキー場が雪が降らずに困っていると思います。このまま年末年始も雪が降らないとお客さんが激減するかもしれません。ただでさえ穴場的スキー場と呼ばれているくらいなので、雪が無いと来る意味も無くなりスキー場にとっては死活問題です。

CORONADO Solar MaxII 90-15 1点限りです!

2018-12-20 09:50:28 | ご来訪者様への御知らせ


Hα太陽望遠鏡のCORONADO Solar MaxII 90-BF15ですが、超激安特価と致しました。お値段は商品ページでご確認ください。当店ではこれまでに販売した事の無い最安値です。この1本限りです。太陽望遠鏡の最上位機種でこれまで手が届かなかった方には魅力的な商品のはずです。BF30タイプは既にお安くなっておりますので、ここから下げることは現状ではありません。年末最後のセールとして1本限定で放出します。商品のお渡しについては直接当店へお越しいただいても構いません。またもしトレード品があればそれも合わせてお持ちください。CORONADO製品に限らず、望遠鏡、赤道儀などもトレード対象となります。使わない機材をトレードインされて、最上級の太陽望遠鏡に変更されるのも機材の有効利用につながります。またその際にビクセン赤道儀を同時にご注文いただける場合には、査定額がさらにプラスされます。商品を直接お持ちいただける場合には、その場で査定させていただき、Best Dealをご提案させていただきます。

それから、中古品の直接お引き取りのご要望がありましたら近県に限ってですが、訪問させていただきます。ただしお引き取りする商品によってはお受けできない場合もありますので、予めお問い合わせからお知らせください。



今日新たにアップした商品ですが、GITZO 5型に匹敵するシステマティック三脚にVixen SX系赤道儀を乗せられるようにした特注三脚です。以前は海外へ持っていって使っていたのですが、今は使わなくなったので、こんな三脚が欲しかった方には魅力的な商品だと思います。今後お使いになられていて他社赤道儀を乗せたくなった場合には、当店にてアダプターを製作します。画像はSX2赤道儀を乗せていますが、余裕の強度です。AXJでも乗せようと思えば乗せられるほど頑丈な三脚です。ただしカーボンではありません。



薪小屋が満杯になりました。これだけの量で軽トラック5-6台分あります。この他にもまだ軽トラック6杯分くらいの薪があります。これでこの冬は安泰です。家の中に2台の薪ストーブがあるのは、この集落の中でもうちくらいです。

PENTAX XWアイピースで月面を撮りました

2018-12-19 16:39:02 | PENTAX望遠鏡


昨夜の月を撮りました。PENTAX 75SDHFとXW20mmアイピースと当店オリジナルの「PKE-M42アダプター」を使って撮っています。



XWアイピースの胴部を回すことでアイレンズとCCDの距離を可変できることを利用して拡大率を1.3倍くらいにできます。



接眼部に差し込んでこんな感じで撮っています。ピント合わせはEOS M3のライブビューで拡大して合わせています。市販のデジカメアダプターでは、光軸を合わせること自体が難しいので、慣れないと上手く撮影ができませんが、このPKE-M42アダプターとXWアイピースを使えばデジタル一眼で簡単に月や星雲星団の撮影ができます。



こちらは、PENTAX 65EDIIスポッティングスコープに同セットで撮っています。この組み合わせで地上風景や野鳥なども撮影ができます。



こちらはほぼ等倍で撮っています。上画像とは望遠鏡の焦点距離の違いで大きさが違っています。



これでレンズ胴部を一杯に伸ばした状態で撮るとこんな感じになります。ニコンの超高価なコンデジで月の拡大撮影ができるということでP1000が販売されていますが、このカメラの残念なところは、露出が1秒以上かけられないそうで、星を撮ってみたいという要望には答えられないでしょう。それなら、このセットでカメラをデジタル一眼にすれば、露出も十分かけられますし、XWアイピースを選べば大きな拡大率も得られます。惑星の撮影もOKです。

ちょうど昨日から、PKE-M42アダプターとXWアイピースのお得なセットを販売しております。XWアイピースは見掛け視界70°、アイレリーフ20mmととても使い易く、純国産の優秀な製品です。個別に買うとお高いですが、セットにすることでお安くなりました。このPKE-M42アダプターには、市販のM42-P0.75のカメラマウントなら使えるので、汎用性も高くなっています。



屋外の煙突工事がようやく終わって完成しました。結局煙突トップは屋根の上まで上げました。これで一安心です。煙突の立て方はいろいろお手本がネット上にありますが、自分の家にはそれにあった立て方があるので、無理に人様の真似をする必要はないと考えています。ただ薪ストーブによる火事は煙突に関わったものが多いそうですので、そこだけは特に注意が必要です。



早速薪ストーブを点火してみました。この薪ストーブは、ホンマ製作所のLS-500というタイプです。鋳物製の安価な物ではありませんが、中国製です。しかし国内企業がデザインして作らせているものなので、とてもしっかり作られた製品です。もう一台使っている薪ストーブは、県内企業のモキ製作所のものですが、40万円以上する高価な薪ストーブです。しかし、今回このLS-500を使ってみて驚いたのは、少ない薪でも同じかそれ以上の暖房効果があるということです。



炎のゆらめきがとても美しく、その燃え方に芸術的な美しさがあります。見ていてうっとりするほどです。よく炎を見ていて落ちつくと言いますが、まさにこの薪ストーブの炎がそれにあたります。店舗内で使っていますが、20畳ほどのスペースが25度くらいに一気に上がります。それも細い薪2本の熱によるものです。日中も使っていますが、さすがに熱いので、窓をあけて温度調整をしています。今朝も店に入って気温を確認したら15度ありました。薪ストーブを使っていなかった時は5度以下でしたので、残り火で朝まで暖かくなっているということです。

いずれにせよ、これで室内が快適になったので仕事がはかどります。

Wirtanen By The Pleiades

2018-12-16 16:15:43 | ブログ


昨夜の天文イベント「プレアデス星団とウィルタネン彗星のランデブー」です。月あかりが少し残っている時間帯に撮影しましたが、大して影響も無く撮ることができました。今日がさらに接近して300mmクラスのレンズでも同一写野に入りますが、曇っているのでダメそうです。一応晴れることも考えてAXJ赤道儀は庭に出しっ放しにしてあります。



この画像を撮影した機材がこれです。ポラリエにPCB-EQ3をセットした機材に、Vixen FL55SS+HDレデューサーの組み合わせで234mm/F4.2で露出は180秒で撮っています。この機材で3分正確に追尾してくれています。機材構成で他社製品は三脚、カメラ、望遠鏡だけで、後は当店で製作したものです。FL55SSは、BORGφ60ホルダーにアルカスイスプレートを装着して使っています。純正に比べて1kg程度軽量化されています。極軸望遠鏡は、先日発売となった新型PF-LIIを使っています。来年の南天遠征にはこの組み合わせで行きます。



星空雲台ポラリエのお得な商品が入荷しましたので、近いうちに超お買い得なオールマイティーな星空撮影セットを販売致します。極軸望遠鏡は先日新発売となったばかりなのに、既に在庫切れとなっています。次の入荷は1月下旬ですが、1本だけ在庫品としてあります。当店の大ヒット商品の「ペットボトルアダプター」は、後数個で完売します。来月末くらいには仕上がりますが、在庫分が切れるとしばらくはありません。



リッチークレチアン鏡筒をお買い求めいただいた方から、MoonLiteのフォーカサーを装着したいとのことで、アダプターを製作しました。これまで停止していた特注製作を再開してからいろいろな販売店などからもご依頼があります。その多くは三脚アダプターで、他社製品同士の組み合わせが多いです。それぞれの良いところをジョイントしてさらに良い自分だけのオリジナル機材を持つことの喜びは持った方でないと理解できないものです。既製品だけで満足する方はいいですが、どんな趣味でもある程度やっていると、さらに欲が出て来て、人様が持っていない自分だけの機材が欲しくなるものです。そんな時には当店がお役にたてるでしょう。これまでに数百を超える特注部品を製作してきました。



工場でしばらくぶりにジェットヒーターを使おうと思ったら故障していたので、修理に出して持ち帰りました。燃費は悪いですが、一瞬で倉庫を暖めてくれるのにはとても役立っています。短時間の作業でも直ぐに暖かくなるので、そんな時にも使っています。

それから、現在販売中の「CORONADO Solar MaxII 90-BF15 Hα太陽望遠鏡セット」ですが、リピーターさんに限って多少なりともお値引きをさせていただきます。BF30タイプも10%OFF価格に設定しましたので、国内価格より20万円程度お安いはずです。ご要望でしたらご相談ください。

最強のテレスコープカバーが入荷しました!

2018-12-15 18:19:28 | ご来訪者様への御知らせ


しばらく在庫の無かったTeleGizmosカバーですが、本日ようやく入荷しました。入荷したモデルは、T316、T314、T3G1、T3G2、T3R4、T3R5の5種類です。とりあえず年内はこれで終わりです。来年早々に次の入荷がありますが、まだしばらくかかります。冬の間は雨もそれほど降らないのでカバーの出番は少ないと思われるかもしれませんが、雪が降ることもありますし、ミニ遠征をされていて機材を朝まで設置しておくと霜が付着します。その後そのまま車に入れておくと精密機器には良くありません。私も夜間の撮影が終わって機材を放置しておく場合でも必ずカバーはかけておきます。カバーをかけておけば霜の付着も無くなるので安心です。



ウィルタネン彗星がいよいよ今日明日明後日とクライマックスを迎えます。今晩もこれから撮影しますが、プレアデス星団との接近があります。夜半前までは月あかりがありますが、それを過ぎれば真っ暗になり、最高の撮影条件になります。今日はまず庭のAXJ赤道儀で撮影をしてから、夜半過ぎに少し離れた畑の中からこの最強のポラリエシステムを使ってプレアデス星団とのツーショットを狙います。FL55SS+HDレデューサー仕様で237mm/F4.3のハイスピード写真鏡筒となるので、その視野内に両方が入ります。まだこの時間は画角の端と端くらいですが、夜半前にはさらに接近してとてもいい構図になります。

画像に写っている微動調整装置の「TK-ALZM4」ですが、年明けに少しだけですが数量を決めて製作するつもりです。まだ製作数は決めておりませんが、決まり次第お知らせ致します。

今のところ雲一つない最高の条件ですが、外気温はマイナス10度近く下がっています。昨日は東京で用事を足してから先ほど戻ってきました。久しぶりに東京のラッシュアワーに遭遇しましたが、満員電車に30分も乗っているのはかなり苦痛でした。家に戻ってきたらホッとしました。

12月13日のウィルタネン彗星

2018-12-14 10:27:58 | Australia


昨夜は、素晴らしい星空だったので庭でいつものように撮影撮影しました。7x35のファインダーで見ても満月くらいの大きさに見えます。大きいのはいいですが、なぜか彗星らしい尾が見えないのがとっても残念です。望遠鏡で見ても丸い光の塊にしか見えないと思うので、久しぶりの肉眼彗星なのにもったいな気がします。それでも4等級の明るさは月あかりがあってもはっきり写るくらいの明るさです。

画像は、PENTAX 75SDHF+RD0.72とEOS M3、露出は5分x 2枚コンポジットで10分となります。星像がおかしいですが、スターブックテンの機能で彗星核を追尾しているからです。海外のサイトでは尾が写ったものが出ていますが、なかなか引き出すのは難しいです。