おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

名機 BORG 125SDなどを買い取りました

2023-10-31 22:23:41 | ブログ


星フェスが終わった日に買い取りをして欲しいとの事で来店されましたので、BORG 125SDやGITZO 5542LS三脚、EOS 60D冷却カメラなどを買い取りました。最近は買い取りばかりしておりますが、販売していないのでどんどん場所が無くなってきています。このBORG 125SDは程度が非常に良くてレンズも新品同様に綺麗です。いずれ販売する予定ですが、まだ価格は決めておりません。

当店では、中古品の買い取りをしておりますが、新品とのトレード販売もしておりますので、ご要望の商品があって処分したいものがあればトレードインにて買い取りさせていただきます。当店では中古品の売買をその目的としておりませんので、無理の無い限り高く買い取りさせていただいております。いつでもご相談ください。



こちらは、逆に買った機材ですが、星フェスのフリマで買いました。予想以上にお安かったので、良かったです。外観など傷はありますが、補修して綺麗にしてお店に飾ります。このMark-Xにはシングルでモーターとコントローラーが純正品で付属しています。ウェイトも2個付いていたので、大変お得でした。当店ではMark-X関連の部品を作っておりますので、必然的にサンプルとして持っていなければいけないのですが、これまではMark-Xのポータブル赤道儀セットだけでした。つまり極軸体セットです。今も微動雲台の要望があるので、また今月からつくりはじめよう考えています。またMark-Xのカーボン三脚アダプターなども作ってみたいので、それも時間があればやってみようと思っています。


星フェスは大盛況のうちに無事に終わりました!

2023-10-31 13:33:43 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


第6回目の「八ヶ岳 星と自然のフェスタ2023」が無事に終わりました。大変多くの方々にご来場いただきました事、御礼申し上げます!
また遠くから出展、出店いただきました方々のご協力があって無事に終えることができました。ありがとうございました!
講師の方々も十分な参加者に恵まれなかった方もおられますが、それでも精一杯の講座をやっていただきました事に感謝しております。十分な謝礼もできませんが、今年は特に貧乏所帯なのでお許し願えればと思います。

星関係では目玉の講座も例年通りの参加者数になったようですが、今年はワンコインから1,000円に値上げしましたが、それでも流石にSamさんの講座が一番人気でほぼ満席に近い状態でした。二番人気はアストロアーツの上山さんで三番人気はRYOさんでした。有料講座では、昨年同様にSamさんとRYOさんがワンツーでした。この講座は星フェスの目玉プログラムでもありますが、それにかかる経費が大きいので、来年度の開催が仮にあったとしても、縮小するようになるでしょう。その分、他の一般向けのプログラムにその費用をシフトするようになると考えています。

星関係のプログラムでもレストハウスでやっていた天文ファンが教える「格安天体望遠鏡の作り方教室」ですが、2回の教室はほぼ満席で行なったようですが、午前の部は流石に集まらなくて急遽無料で参加者を集めました。これについては、私の方で配慮が足りなかった事によるものなので、申し訳なく思っております。



しかし、皆さん楽しんでくれたようで良かったです。これもボランティアの天文ファンが協力してくれたから実現しましたので、それには大変な労力を使ってやってくれました。とても感謝しております。また今回は20名以上のボランティアに協力して運営をしておりましたので、それが無かったら星フェスは開催できませんでした。昨年は、小海町の方々に協力してもらって開催しておりましたが、今年はホテル側と星関係は別々に運営していたので、星関係はほとんどボランティアで運営しておりました。これぞ日本の天文ファンあり!といった感じでした。

参加者もざっと計算した限りでは昨年の参加者数を遥かに超える数字になりました。これも全ての協力者の方々の努力の賜物です。その中でも素晴らしい活躍をしてくれたのは、ボランティアの方々です。その中でも星フェスの準備段階からLINEグループでずっと下支えしてくれており、忙しい中でも何度かZoom会議にも参加してくれて、それをトップで支えてくれたのは、天リフの山口さんです。誰がどうだというのは書きませんが、その力強いサポートがあってこの星フェスが無事に開催されて終わった事は間違いありません。彼らは今後も星フェスを私たちと一緒に作ってくれると思いますが、まだ先の事はこれから反省会などをして考えていく事になるでしょう。

ただ、今回の開催でいくつか残念な事がありました。今年は出展ブースが室内だった事があって、夜に他の企業さんなどがデモをやている最中にも酒盛りをやったりしていたようです。またこれまで星フェスに参加した事のある業者さんが、主催者に無断で出店者に頼んで店を出そうとしていました。これについては最終的には認可しましたが、できればこういう事はして欲しくありません。最初からきちんと伝えてくれれば対応もさせていただくのですが、そこは残念でした。

何れにせよ、27日と28日の両日とも晴れて星が見れたので星イベントとしては合格です。参加者も昨年より多かったですし、初めての室内ブースでもそれなりに売れたようで安心しています。夜には暖炉の薪をくべて暖かくしましたが、それもあって室内で寝てしまう方々がおりましたので、来年からは午後11時くらいにはブース会場は閉めてしまうと思います。

とりあえず大きな問題も無く終わりましたが、来年の開催は未定です。今年の事でいくつかの問題が出てきましたので、それを改善できないと開催自体も分かりません。また私自身の関与も今年もまた大きかったので、それをさらに軽減されるには規模を縮小するか、再び行政側との連携を模索するかで開催できるかどうかが決まるでしょう。

それと、最後にホテルや第二星空サイトとメインブース会場の行き来が大変だと皆さん言われておりますが、以前のようにテントを使うのは、費用が相当かかるので、それを何処からか徴収できるか補助金を出してくれない限りは無理です。一人2,000円くらい入場料を貰えば解決しますが、それだと参加者が半分以下になると思うので、今のところは現実的ではありません。しかし、今後参加費をいただく事は考えるべきだとは思っています。それと車中泊も同様です。



昨日まで星フェスが終わって最後の上高地へ行ってました。愛車XM-2で沢渡から上高地まで上がりました。最高の天候でしたが、気温がマイナスだったようで、河童橋の欄干が凍結していました。泊まったのはいつもの乗鞍高原の宿ですが、乳白色の硫黄泉なので、これで疲れが大分取れました。



大正池からの穂高連峰は、いつ見ても美しいくて心が奪われます。できれば11月15日の閉山後に歩いてきてキャンプをしたいです。雪が降る前に誰もいない上高地を楽しみたいものです。ただしテントが一人用なので、せめて二人用にしたいものです。




明日から星フェスです! 快晴ですが暖かいです!

2023-10-26 08:59:55 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


長いこと準備してきた「八ヶ岳 星と自然のフェスタ」が明日から開催です。このイベントには多くの力が結集して明日の開催となっておりますが、それを後押ししてくれるような今日の素晴らしいBlue Skyです!

今年は、昨年と違って秋の好天シーズンに早くから入ってくれたので、何とか最悪の天候は避けられるようですが、仮に雨が降っても風が吹いてもメインブース会場は室内ですので、安心ですし、夜は暖炉を使うので一晩中暖かい中で楽しめます。今年は星空サイトが2箇所設けており、まさに本来の星まつりのあるべき姿になっていると思います。夜はどうしても寒くなりますので、その際には暖をとるのにレストハウスへ入ればそこは暖かいので、暖をとりながらいつまでも星空鑑賞を楽しめます。

今年は特に電視観望の会場もレストハウス前に設けているので、最近話題のトップに上がっている「Seestar S50」が会場に集結すると思われます。第二星空サイトには、60cmを超える大型のドブソニアンや各種の面白い望遠鏡による大観望会が一晩中繰り広げられるので、今年最後の日本の中心で開催される星イベントとしては最高の盛り上がりになってくれるでしょう。

明日は、プレスタート的に始まりますが、去年と違ってメーカー出展ブースなどは午後3時からスタートしますので、土日休みの取れない方々も明日なら来ていただけると思います。逆に出展社の方々とゆっくりお話ししたり情報収集をされたり、同好の仲間たちと会話したり、星を見たりするには明日が良いかと思います。



今朝も穏やかな暖かさで本来の秋の様相ですが、明日も明後日もこんな感じでしょう。ただ気温がやや高いようなので、日中はどうしても雲が出やすくなるかもしれません。仮に曇ってもどこかのタイミングで星は見られると思います。



紅葉も会場周辺では今これからが最盛期です。星も紅葉も楽しむにはベストなタイミングです。ぜひ明日はご家族でご友人同士でお一人で会場へ足を運んでください。お店のお客様などで、テレスコ工作工房のおやじねこにご用事の方は、明日の午後以降は会場におりますので、いつでも気軽に声をかけてください。では、皆様のお越しをお待ちしております!

タカハシFCT-150で月を見てみました

2023-10-23 21:31:49 | ブログ


見ただけではつまらないので、G9X PowerShotでワンショット撮影をしてみました。眼視でもそうでしたが、これまで見た月の中ではダントツにシャープなイメージです。ただ、月は明るいので、若干ですが眠い感じはします。しかし、それでも素晴らしくシャープに見えているので、当時のFCT-150のイメージには見えているでしょう。ワンショットでこれだけ撮れるので、スタッキングしたイメージであればさらにシャープになるでしょう。



できれば次に撮る時にはZWO 174MMカメラを使ってみようと思っています。木星も眼視でみましたが、やはりシャープなイメージで縞模様も綺麗に見えています。しかし、25kgを超えるような鏡筒で10kgウェイトを3個乗せていますが、流石にNJP赤道儀です。全く心配なく正確に追尾してくれております。また自動導入化もしているので、導入精度も満足できるものです。FCT-150には純正のレデューサーがあるので、来月くらいにはそれを使った撮影もしてみようかと考えています。

画像は、天頂ミラーなどを使っておりますので、実際のイメージとは反転しております。

今朝の最低気温はマイナス5度だった?

2023-10-22 11:10:29 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


昨夜は、近くまで星の撮影に知人が来ていて、1時間ほどSeestar S50を使いながらお喋りをしてきましたが、運転していて室内表示の温度計が1度と表示されていましたので、相当寒くなると予想しておりましたが、今朝いつものようにアオゲラに起こされて外へ出て寒暖計を見たら何とマイナス3度でした。朝7時の気温だったので、午前5時くらいだとマイナス5度にはなっていたでしょう。間違いなく今季最低気温です。この寒さは間違いなく去年よりは早いです。



車のフロントガラスもご覧の状態です。とりあえずまだ雪は降らないとは思いますが、星フェス当日は気温が相当下がるかもしれませんので、特に車中泊、キャンプ場利用の方々は寒さ対策は十分にされた上でお越しください。今朝のマイナス3度は標高1150メートルのお店での事なので、会場は1450メートルと300メートル高いので、さらに2-3度は下がる事を考えると、今朝はマイナス7度くらいになっていたかもしれません。もはや夏用テントで居られる気温を超えています。キャンプサイトBでお泊まりの方々は、どうしても寒い場合は、レストハウスへ逃げ込んでもらえればと思います。私も当日の夜はマイナス30度まで耐えられる防寒着を着て頑張ります。

星フェスへ向かって発射!

2023-10-22 10:40:16 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


宇宙観測車「ドリームスターGO」を5日後に迫った「八ヶ岳星と自然のフェスタ」へ向けて発射しました!

画像は、昨夜に小海町主催で開催された「星まつり/紅葉まつり」の最後を飾った花火大会の様子です。その前にドリームスターGOによるスターウォッチングを行いました。幸いにも月や土星と星雲などを見てもらう事が出来ました。参加者は町民がほどんどでしたが、概ね喜んでくれたようです。どちらかと言えばフジノン150mm双眼鏡が喜ばれたようです。



日中は太陽のHα像を見てもらいましたが、それが見える事の価値をどれほど理解しているのか分かりませんので、ただ見て驚いていたという感じでした。アストロカーが小海町へやってきて2年半ほど経ちますが、初めて町民に見てもらった感じです。もっと早くそうすべきでしたが、コロナがあって全てがその影響を受けて今頃になって見てもらっています。この観測会は私だけでは開催できないので、役場側の協力が必要不可欠です。仮に単独でやろうとしても、町民に知らせるための回覧板などは個人では役場から回してくれないので、それをしようとすると全戸に自分でチラシを入れて歩くしかできません。ただし非営利団体を作った上での事なら役場を通して回覧板として回してもらえます。昨年の星フェスの際には町内で実行委員会をつくったので、それでチラシを回せましたが、今年はガトーキングダム小海での主催なので、それができません。従って町民へはその存在を知らせる事が出来ていません。唯一できるのは観光案内所にチラシを置くか、小海町の観光協会のHPや小海町のHPにリンクを貼る事くらいです。

今年の星フェスの参加者がどの程度になるのか気になりますが、シャトレーゼ八ヶ岳を中心に方々でそのネットワークを駆使した広報戦略が考えられて実行に移されているので、十分な効果は期待できます。それに天文関係などは十分かと思いますので、今年は最後を飾る天文イベントとしては、最高の盛り上がりが期待できそうです。単に出展数や知名度では胎内とは比較になりませんが、開催場所の行きやすさ、講習会は日本を代表する名スピーカーが揃って、星を見せる星空サイトの環境も揃っており、出展社も必要で十分な内容です。これに庶民のスイーツで大人気で各地にその店舗があるシャトレーゼのホテルが一般向けのアクティビティーを準備しておりますので、内容的には日本を代表する一つの星イベントと言ってもいいでしょう。

今年も星フェスは「晴れ」です!

2023-10-21 08:54:44 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


今日、10月21日発表のこの先一週間の天気ですが、星と自然のフェスタが開催される10月27日も28日も晴れマークです。特に28日は「☀️」だけのマークですので、28日というのは、厳密には27日の夜半過ぎから28日ですので、27日と28日の両日とも晴れそうな予報です。ただ、最近は直前になって予報が変わる事はありますので、その信頼度は現時点では70%くらいかと思います。

この天気予報を見ると、亜熱帯化している日本の気象状況を考えると、今週くらいから「雨季」から「乾季」にシフトしていっているのだと思っています。つまりこれからは好天に恵まれる日が増えてくるという事です。星まつりは、何と言っても「晴れる」事で開催できるのが大前提ですので、そういう意味では、ベストな状態で開催が出来ると思います。星フェスを10月から11月中旬にシフトしてから今回で4回目になりますが、過去2回は快晴の状態で開催出来ています。ただ寒いのが難点ではありますが、先にも書いたように「l星まつり=晴れる」というのが大前提で開催するので、晴れなければその魅力も楽しみも半減してしまいます。今年は諸事情によって10月末の開催になりましたが、幸いにも台風シーズンが早く終わったので乾季への移行も早かったという感じでしょうか。

ただし、晴れると言っても今年は満月なので、星を見るにはベストではありません。しかし昨年もそうでしたが、満月であっても相当楽しめたと思います。近年は機材の進化により電視観望が主流になってきて、満月でも星雲星団を観察するのに、それほど影響は受けずに観望ができます。今年は、観望エリアを二つに分けて、「第一星空サイト」(主に電視観望ーメーカーデモやキャンプ場利用者の観望は除外)、「第二星空サイト」(眼視観望、電視観望のいずれも可能)としてあります。ただしどちらも「誰にでも星を見せてあげられる」という条件で当日受付でエリアへの入場申し込みが必要です。個人で楽しむだけであれば、第二〜第四駐車場かキャンプ場をご利用ください。

今年の星フェスは、「みんなで星空を天体望遠鏡で見よう!」、「初心者や望遠鏡の使い方を分からない人には天体望遠鏡の使い方を天文ファンが教えます!」というのをコンセプトにしています。これは主に一般の天文ファン以外の方々で星が好きな方、好きでない方に天文ファンが星空を見せてあげましょう!というものです。

今日は、小海町の「星まつり/こうみ紅葉」まつりがあるので、午後からアストロカーで太陽観測をしてその後午後5時30分から月と土星を見せてあげます。場所は、松原湖駐車場です。近くまで来られている方はぜひお立ち寄りください。

今年の星フェスは、最高の星空と最高の紅葉が楽しめます!

2023-10-19 18:48:19 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


星フェスまで、後一週間となりました。皆さん準備は出来ておりますでしょうか?
今のところ来週末の天候は概ね晴れるようですが、北からの寒気も下がってくるので、寒さ対策は万全にしてお越しください。今年は20社ほどの出展ブースは全て室内ですし、暖炉もあるので暖かい中でショッピングや仲間たちとの交流、メーカーや販売店とのフレンドシップも楽しんでいただけます。

晴れていれば、直ぐ外へ出れば満天の星空が待っています。ただ残念なのは満月である事ですが、標高1450メートルの高地なので、秋晴れ特有の透明度の高い星空なので、満月でも結構な星空を眺める事ができます。

また、画像は今日の八千穂高原の紅葉ですが、あと一週間もすれば星フェスの会場である松原湖高原へ降りてきますので、今年の星フェスは星空と紅葉が一度に楽しめる素晴らしい機会となるでしょう。



今年は、どこも紅葉が今ひとつではありますが、八千穂高原〜松原湖高原の紅葉は、それでもまだ鮮やかさがあります。今週末から寒気が一気に南下するにつれて、紅葉も鮮やかになってきます。星空と紅葉を撮影するには、今が一番オススメです。また29日には部分月食も待っていますl。部分月食のマックスは地平高度が10度ほどで丁度、八峰の湯近くから八ヶ岳を見ると月がかろうじて見えるので、八ヶ岳と月食のツーショットを撮りたい方には最高の環境になります。



という事ですが、今年最後の星イベントである「八ヶ岳 星と自然のフェスタ2023」を是非お楽しみください。

ZWO Seestar S50が届きました!

2023-10-18 18:43:25 | 初心者のための電視観望


今日は所用で外へ出かけようとしていたところ、突然海外から荷物が届きましたので、何か注文していたかと考えていたら、その箱を見て直ぐに何だかわかりました。半年も待っていたZWOの「Seestar S50 」の箱でした。思わずやった〜と雄叫びをあげましたが、そろそろ届くのではと考えていたのが、今日突然届いて驚いて喜んだ次第です。国内で注文しても良かったのですが、どうせならと考えてZWO社へダイレクトに注文しました。



早速開封しましたが、こんな小さな箱に三脚と本体が入っているとはにわかに信じがたかったですが、人に聞くと三脚もちゃんと入っているそうですので、多分入っているのでしょう。箱の中にはさらに発砲スチロールの密度が高くなったようなしっかりしたケースに入っています。



開封すると、こんな感じで三脚と本体が入っています。三脚のサイズがおもちゃのような大きさですが、テーブルトップで使う事を前提としているのでこのサイズなのでしょう。



三脚は手のひらに乗るサイズですが、テーブルトップで使わない場合には、足元に置いて使うしかなくて、それだとうっかり蹴飛ばしてしまいそうで危険です。まぁ、付属の三脚は使わないで一般的な三脚を使えば済むのですが、この三脚も一々Seestarを回して取り付ける必要があるので、流石に面倒です。間に自由雲台を介せばより使いやすくなるか、ワンタッチで三脚に取り付けられるアダプターなどを作ればいいでしょう。システマテックカーボンを使うなら、アダプターを作ればいいでしょう。私の場合は多分この三脚は使わないでアダプターを製作してカメラ用三脚に乗せて使います。このオリジナル三脚を使いやすくするアダプターを作って欲しいというご要望もありましたが、費用もかかってしまうので、どうしようかと考えていました。何れにせよ、来週の星フェスでは使ってみたいので、アダプターを早々に作ってみます。



内容はこんな感じですが、マニュアルは当然英語のようですが、YouTubeなどで解説してくれている人もいるようなので、それを見て参考にします。また聞いた話では、Seestar 50用のアプリが日本語化されているようなことを聞きましたが、まだ確認はしておりません。もしそうだとすると異例の速さです。



本体の充電は、USBから行いますが、一度充電すると結構長い時間は使えるそうなので、とりあえず今晩でも使ってみようと思っています。

来週末の星フェスでは、Seestar 50を持ってくる人が相当いるようです。多分数十台くらい並ぶかもしれませんが、そうなると壮観です。過去の星イベントでも無かった事なので、当日は是非一堂に介して色々な天体を電視観望で見せてあげたいと思います。それで天体を映し出すアプリですが、スマホよりタブレットPCの方が画面が大きいので、それを使ってみたいと思っていますし、できればそれをさらに大きな170インチスクリーンに投影できれば、さらに参加者に楽しんでもらえると思います。Seestar S50をお持ちの方々は是非会場に持ってきてください。

その後、実際にSeestar S50を使ってみましたが、最初にタブレットPCにアプリを入れてみましたが、何度やっても接続ができず、結局は諦めてスマホでやったらあっさり繋がって使えるようになりました。外に出してアプリのオススメからM31を指定したら一気に動いて導入してくれました。驚いたのは、やっている事を喋ってくれます。それも英語で話します。まるで一時期流行っていたMeadeのETX-LSみたいな感じで喋ります。聞いていると英語の勉強にもなりそうで面白いです。その後でM45も導入しましたが、Plate Solveも働いて正確に導入してくれます。ただしまだ撮影の方法が良く分かっていないので、今ひとつです。

しかし、もはや天体観測は、スマホとWiFiで繋がって望遠鏡で簡単に撮影ができるようになりました。これはあくまでスタートにすぎません。これからさらに大型機材もそうなってくるでしょうから、公共の天文台でも古い機材は捨てられて新たな小型の優秀な機材に変わってくるでしょう。そうなると都会の空でも星雲や星団の観測が可能になってくるので、その見せ方も徐々に変化してくるでしょう。Seestar S50は最初の一台なので、この後さらに大型化して機能もさらに充実してくるでしょう。何れにせよ、ここ最近の機材の進化には目を見張るものがあります。

星フェス缶バッチが上がりました!

2023-10-14 12:13:30 | ブログ


この缶バッチは、ボランティア、出展社の方々、関係者スタッフにお渡しします。ボランティアについては、基本は日中の作業も手伝ってくれる方々で受付に入ってくれたり準備を手伝ってくれる方々にお渡しします。缶バッチは、受付でお渡ししますが、予め登録された方は、名前などを言っていただければ、そこでお渡ししますので、会場にいらっしゃる時は常時付けて活動をされてください。これを付けていると一般参加者から会場の事や望遠鏡についての質問を受ける事がありますが、丁寧に教えてあげてください。今年の星フェスは、ボランティアがリードして盛り上げていきますので、これまでとは運営方法が違っています。ホテルスタッフも会場内におりますが、基本的にホテル内の事しか分かりませんので、そこはご容赦願えればと思います。

現在、数十名のボランティア登録者が協力してくれておりますが、それぞれ役割分担を明確にしておりますので、ご協力いただける方がおりましたら、当日受付に直接お越しいただいても構いませんので、お知らせください。



このNinja320ですが、最近になってお客様からトレードインで入ってきました。当店の商品などが高くて直ぐに買えない場合には、お持ちの機材をトレードに出していただき、機材の有効活用とお安く商品を入手できる当店だけのシステムです。もちろん買取もしておりますが、買取りだけよりトレードの方がより高く機材を引き取れますので、欲しい商品がある場合には有効です。

Ninja320は、近いうちにミラーを清掃してベストな状態にしてこのまま置いておくか、販売します。初めて現物を使ったのですが、とっても軽くて良く見えるので、軽自動車でも移動観測には支障なく行えて、足腰の弱い人でも移動が簡単です。できればこのまま置いておいて、観測会などに用いたいと考えています。フジノン150mm双眼鏡を今は使っていますが、設置しても使い方で悩む方も多いので、その代わりにこのNinja320を置いて自由に使ってもらおうかと考えています。設置も軽くて簡単なのが良いです。天体の導入は、Starsence Explore LT80のスマホホルダーを外して取り付けるか、Asteroidを取り付けようかと思案しています。



先月販売したばかりの対空型150mm双眼鏡ですが、クランプを締めすぎて内部のネジに噛み込んで抜けなくなって修理扱いで保管してありますが、元々締め付けるに至ったのは、前後のバランスが悪くて接眼部側に重心があるので、双眼鏡自体の自重が30kgもあるので、バランスが悪くどうしてもクランプを強く締める事になって、しまいにはネジ部分にワッシャーを噛み込んで抜けなくなってしまったようです。まずはそれを修理してから今度はウェイトユニットを製作して取り付けます。これにより前後のバランスが最適になって、クランプは軽く締めるだけで使えるようになります。11月に入ってから作業をしますが、既にデザインは考えているので、それを図面にするだけです。ユーザーさんには来月まで待ってもらっています。