第6回目の「八ヶ岳 星と自然のフェスタ2023」が無事に終わりました。大変多くの方々にご来場いただきました事、御礼申し上げます!
また遠くから出展、出店いただきました方々のご協力があって無事に終えることができました。ありがとうございました!
講師の方々も十分な参加者に恵まれなかった方もおられますが、それでも精一杯の講座をやっていただきました事に感謝しております。十分な謝礼もできませんが、今年は特に貧乏所帯なのでお許し願えればと思います。
星関係では目玉の講座も例年通りの参加者数になったようですが、今年はワンコインから1,000円に値上げしましたが、それでも流石にSamさんの講座が一番人気でほぼ満席に近い状態でした。二番人気はアストロアーツの上山さんで三番人気はRYOさんでした。有料講座では、昨年同様にSamさんとRYOさんがワンツーでした。この講座は星フェスの目玉プログラムでもありますが、それにかかる経費が大きいので、来年度の開催が仮にあったとしても、縮小するようになるでしょう。その分、他の一般向けのプログラムにその費用をシフトするようになると考えています。
星関係のプログラムでもレストハウスでやっていた天文ファンが教える「格安天体望遠鏡の作り方教室」ですが、2回の教室はほぼ満席で行なったようですが、午前の部は流石に集まらなくて急遽無料で参加者を集めました。これについては、私の方で配慮が足りなかった事によるものなので、申し訳なく思っております。
しかし、皆さん楽しんでくれたようで良かったです。これもボランティアの天文ファンが協力してくれたから実現しましたので、それには大変な労力を使ってやってくれました。とても感謝しております。また今回は20名以上のボランティアに協力して運営をしておりましたので、それが無かったら星フェスは開催できませんでした。昨年は、小海町の方々に協力してもらって開催しておりましたが、今年はホテル側と星関係は別々に運営していたので、星関係はほとんどボランティアで運営しておりました。これぞ日本の天文ファンあり!といった感じでした。
参加者もざっと計算した限りでは昨年の参加者数を遥かに超える数字になりました。これも全ての協力者の方々の努力の賜物です。その中でも素晴らしい活躍をしてくれたのは、ボランティアの方々です。その中でも星フェスの準備段階からLINEグループでずっと下支えしてくれており、忙しい中でも何度かZoom会議にも参加してくれて、それをトップで支えてくれたのは、天リフの山口さんです。誰がどうだというのは書きませんが、その力強いサポートがあってこの星フェスが無事に開催されて終わった事は間違いありません。彼らは今後も星フェスを私たちと一緒に作ってくれると思いますが、まだ先の事はこれから反省会などをして考えていく事になるでしょう。
ただ、今回の開催でいくつか残念な事がありました。今年は出展ブースが室内だった事があって、夜に他の企業さんなどがデモをやている最中にも酒盛りをやったりしていたようです。またこれまで星フェスに参加した事のある業者さんが、主催者に無断で出店者に頼んで店を出そうとしていました。これについては最終的には認可しましたが、できればこういう事はして欲しくありません。最初からきちんと伝えてくれれば対応もさせていただくのですが、そこは残念でした。
何れにせよ、27日と28日の両日とも晴れて星が見れたので星イベントとしては合格です。参加者も昨年より多かったですし、初めての室内ブースでもそれなりに売れたようで安心しています。夜には暖炉の薪をくべて暖かくしましたが、それもあって室内で寝てしまう方々がおりましたので、来年からは午後11時くらいにはブース会場は閉めてしまうと思います。
とりあえず大きな問題も無く終わりましたが、来年の開催は未定です。今年の事でいくつかの問題が出てきましたので、それを改善できないと開催自体も分かりません。また私自身の関与も今年もまた大きかったので、それをさらに軽減されるには規模を縮小するか、再び行政側との連携を模索するかで開催できるかどうかが決まるでしょう。
それと、最後にホテルや第二星空サイトとメインブース会場の行き来が大変だと皆さん言われておりますが、以前のようにテントを使うのは、費用が相当かかるので、それを何処からか徴収できるか補助金を出してくれない限りは無理です。一人2,000円くらい入場料を貰えば解決しますが、それだと参加者が半分以下になると思うので、今のところは現実的ではありません。しかし、今後参加費をいただく事は考えるべきだとは思っています。それと車中泊も同様です。
昨日まで星フェスが終わって最後の上高地へ行ってました。愛車XM-2で沢渡から上高地まで上がりました。最高の天候でしたが、気温がマイナスだったようで、河童橋の欄干が凍結していました。泊まったのはいつもの乗鞍高原の宿ですが、乳白色の硫黄泉なので、これで疲れが大分取れました。
大正池からの穂高連峰は、いつ見ても美しいくて心が奪われます。できれば11月15日の閉山後に歩いてきてキャンプをしたいです。雪が降る前に誰もいない上高地を楽しみたいものです。ただしテントが一人用なので、せめて二人用にしたいものです。