おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

まもなく帰ります-Lone Pineから

2019-09-28 18:38:24 | 北米カリフォルニア


Mammoth Lakesから離れてLone Pineへ戻ってきました。昨夜は台風並みの大荒れの天気で星どころではありませんでした。気温も一気に下がって冬のような気候に激変しました。ホテルを出てからレンタルバイクを借りてホースシューレイクまで往復してからMommoth Lakeを離れました。3拍しましたが、久しぶりにのんびりできました。家にいるとのんびりしているようでやる事が山ほどあるのでPC前でずっと居ることはありません。しかしここへ来ても貧乏性から周辺を歩き回っています。



今はLone Pineのいつも泊まっているホテルにいますが、この後夕食をとってから最後の撮影にAlabama Hillsへ向かいます。夜半前には戻ってきて休まないと明日は4時間のLAXへのドライブが待っています。午前8時に出れば日曜日なので間に合いますが、何があるか分からないので午前7時過ぎに出るつもりです。早く着けばその分のんびり空港で待てばいいだけの事です。日本に戻ってから数日は時差ボケの為に早く睡魔が襲ってきますが、時差ボケを直すには初日が大事で、あまり早く休み過ぎると夜中に起きてしまうので、極力遅くまで我慢してから休みます。これはアメリカへ来た時も同じです。

という事ですが、また戻ってからやる事が沢山ありますし、お待たせしている製作などもありますので、極力その週のうちに片付けるようにしたいところです。お待ちの方は今しばらくお待ちください。

Mammoth Lakesから

2019-09-27 12:38:24 | 北米カリフォルニア


Mammoth Lakesに滞在中です。今日で3泊目に入りますが、来てから毎日ほぼ快晴です。日本の今の天気は最悪と言える状態で毎日曇りか雨みたいな天気のようです。それを考えると信じられない天気です。カリフォルニアへ来てから曇りは一度もありません。毎日抜けるような大空が広がっています。そのお陰で幾分寝不足気味です。

初日の夜に撮影したマリーレイクで撮影したものです。一応撮りましたが、まぁ、撮っただけの写真です。光害が皆無ですし、余計な街灯もありませんので、車のエンジンを止めて外へ出ると漆黒の闇が広がっているだけです。手を伸ばしても自分の手は全く見えません。しかししばらく暗闇に慣れてくると周りが明るく感じます。日本は観光地などで人が住んでいない場所にも街灯が沢山設置されています。何故日本はそうでアメリカが違うのかは国民性の問題など一概には言えないところがありますが、その傍環境庁が主導で日本の星空環境についての調査をしていますが、やっている事があべこべのような気がします。



こちらはホースシューレイク近くの立ち枯れした森の中で撮影しています。フィッシュアイレンズを使っています。まぁ、これもそこへ行けば誰でも撮れる写真です。こんなに良い環境なのに誰も撮影に来ていないのが不思議ですが、アメリカは広くてこんな素晴らしい場所はいくらでもありますし、日本ほど星景色を撮る事に情熱を傾ける人が多くはないのかもしれません。しかし昨夜はアメリカ人夫婦が先客で撮影に来ていましたが、車で駐車場へ入っていくと、”そこは私が撮影している方向なので他へ止めてくれ”と当たり前のように言ってきました。おまけに赤色LEDまで手に持った状態で全く照らしていないのに、"ライトを切ってくれ”と言われました。普通に考えればそんなの映るはずが無いのですが、全くの素人で何も知らない人なのだろうと思いました。その夫婦はそれから10分ほどしてから立ち去っていきました。ちょっと驚きの人たちでした。



今日はこれから少しウォーキングへ行ってからホテルに戻ってのんびりして、夜半過ぎにヨセミテNPへ撮影に入ろうかと考えています。早朝に戻ってきてから朝食を食べてLone Pineへ向かいます。ここで最後の一晩を過ごしてからロスの空港へ4時間かけてドライブをして帰ります。



ヨセミテは熊の生息エリアなので、食料品は一切車には積んでは行けません。万が一遭遇した場合には車の中でじっとしているしかありません。今まで何度か行っていますが、一度も遭遇したことはありません。撮影の時は車のラジオをかけて窓を開けた状態にしています。人の気配を感じれば無闇に近寄っては来ないはずですが、安心はできません。



昨夜撮影していた滝ですが、滝と天の川を一緒に撮影しましたが、フィッシュアイでないと撮れない構図でした。今回ポラリエは持ってきていませんが、カメラが星を追尾してくれていたので問題なく撮影ができました。ポラリエでもポーラメーターを使うことで、北極星が見えない場所でも追尾撮影が可能です。極軸望遠鏡を使うのは、望遠での撮影が必要となる時で、それ以外の広角レンズなどでは無くても問題ありません。

カリフォルニア2日目ですが. . .

2019-09-24 23:26:36 | 北米カリフォルニア


今回もいつものように太陽望遠鏡関連の仕入れと検品作業を今日1日炎天下でやっていました。本当は昨日に半分する予定だったのですが、I-405号フリーウェイで空港近くの入り口が事故のために閉鎖されていて、別のルートを地図もGPSも無い中で1時間くらい探し回っていたのでこの日はホテルへ直行して終わりました。時間がかかったのは、単に道がわからなかただけでなく、周辺道路が全て大渋滞となっていたので余計に時間がかかってしまいました。

本来なら今日の午前中で全ての作業を終えて、いつものマンモスレイクスへ向かっていたはずですが、それができずまだロス近郊のホテルに泊まっています。

今回は、Solar MaxII 90と60の他にブロッキングフィルターの検品も行いました。それに合わせて修理品も代理店へ預けました。問題は修理にどのくらい日数がかかるかです。半年以内に仕上がる事が目標ですが、果たしてどうなるか分かりません。ついでにMeadeの修理担当者へ代理店から電話してブロッキングフィルターの修理部品を供給できないか聞いてもらいましたが、流石にそれは無理だと断られました。Meadeに影響力のある店の社長が直に聞いてダメだと言われたので本当にダメなのでしょう。ちょっと残念でしたが予想していた回答だったので仕方ないです。

今回も残念ながらSM60と90に不良品がありました。幸い交換用の在庫があったので問題ない個体に交換してもらいました。SM90を検品する際に注文した数より余分にあったので、こんなに注文していないと担当者に言ったら、多分不良品があるだろうから余分に用意したという事でした。まぁ、日本ではあり得ない対応ですが、これも20年近い付き合いがあっての対応だと思っています。とにかく注文した商品は全て用意できたので、後は日本へ送ってもらうだけです。今回検品した商品は私が日本へ戻ってから再度チェックして問題が無ければ在庫分は販売いたします。ブロッキングフィルターでも販売できる物もありますので、それについては戻ってからお知らせ致します。



いつも渡米の際に泊まっているベストウェスタン系列のホテルですが、この系列ホテルはどこも対応が感じ良いので良く利用しています。しかし昨夜泊まっていたホテルはちょっと良くありませんでした。安かろう=悪かろうではなく、高かろう=悪かろうでした。一番びっくりだったのは駐車料金を取られた事です。おまけに2万円以上するのに朝食は無しでした。つまり別料金だったという事です。アメリカのホテルの朝食付きはコンチネンタル形式で簡素ですが、それでもあるとないとでは違います。

明日は5時間かけてマンモスレイクスへ移動します。そこでやっと数ヶ月ぶりに星空を堪能できそうです。聞いた話では雪が降るそうです。もちろん山上の話だと思いますが。

北米カリフォルニアへ行ってきます!

2019-09-23 17:54:04 | 北米カリフォルニア


成田空港第一ターミナルの搭乗ゲートからブログを書いています。台風17号の影響は全くなく、今はほぼ晴れている状態です。風もそれほど強く無さそうですので離陸も問題無さそうです。これからシンガポール航空SQ12便でロスアンゼルスへ向かいます。約10時間弱のフライトですが、もう数を忘れるくらい乗った便ですので特に心配はないですが、隣席にストレンジな人が居ないかどうかが気になるところです。多分人様から見たら私がそう見えるかもしれませんので、お互い様でしょう。

明日早朝にロスへ着いてから二日間近郊で商品の仕入れなどをしてから北へ向かいます。いつものように太陽望遠鏡を仕入れて検品をしてきますが、当日の天候が気がかりです。しかし予報では二日間ともロス周辺は晴れのようなので心配は無さそうです。今回はブロッキングフィルターのご注文が結構あるので、それの検品をしつつ、修理品を預けてきます。また半年かかりましたが、修理品も引き上げる必要があります。



翌日午後までに作業が終わったら午後から北上していつもの撮影地の「Lone Pine」を経由して「Manmoth Lakes」へ行きます。約5時間のドライブですが、そこを起点にして周辺で撮影をしようと考えています。天気は画像のように全て晴れマークの完璧な予報です。撮影地は標高2600メートル以上あるところなので既に寒くなっています。日本はずっと天気が良くなかったので数ヶ月は星の撮影をしていませんでした。カリフォルニアの極上の星空を堪能して来ようと思っています。

現在ご依頼いただいている、NJP関連などの特注製作品ですが、戻ってきてから塗装をして仕上げてからお届けいたしますので、10月初旬にはお届けできるかと思います。今しばらくお待ちください。

明日23日から10月1日までお休みします

2019-09-22 17:16:56 | ブログ


既にお知らせしておりますが、明日からしばらくの間カリフォルニアへ出かけているので店舗営業等はお休み致します。発送もできません。メールやお問い合わせはこれまで通り現地から見ることができるので、分かることには回答させていただきます。商品のご注文も可能ですが、発送ができないので、お急ぎの方には対応ができません。またご迷惑をおかけしますが、よろしくご理解をお願い致します。

明日からは日本の安倍総理大臣もニューヨークへ出発するそうですし、ラクビーのワールドカップで海外から数十万人のサポーターなどが押し寄せているので空港は多忙を極めているでしょう。昨日はニュージーランドのオールブラックスの試合を見ていましたが、やはり世界最強と言われるだけあって、試合内容も迫力がありました。先日の日本の試合も素晴らしかったですが、ちょっと格が違うと思いました。今日もアイルランドの試合をやっていますが、万が一奇跡が起きてアイルランドに勝つような事があれば予選突破は確実でしょう。しかし今日のアイルランドとスコットランドの試合を見ている限りではあり得ないと思ってしまいます。

ところで画像の話ですが、来月末の開催が迫っている「北八ヶ岳小海星と自然のフェスタ2019」ですが、八ヶ岳周辺の話題で構成された雑誌「八ヶ岳デイズ」に星フェスが紹介されました。たまたま星フェスの公式ページから問い合わせが私のところに届いたので、写真等の情報を提供して紙面になりました。初めて手に取って見た雑誌ですが、良質の紙を贅沢に使って作り上げているもので、その割にはお値段が1000円というのはビックリしました。発行部数がどのくらいあるのか分かりませんが、天文雑誌よりは売れているのだと思います。

ポラリエ+PCB-EQ3の超お得なセット販売中!

2019-09-19 16:12:10 | ポータブル赤道儀関連


先日から新たなセールとして、星空雲台ポラリエと当店オリジナルの大人気商品ポラリエ雲台ベースPCB-EQ3Sをセットにした超お得な商品を販売しております。PCB-EQ3セットは、通常の販売商品内容ですが、ポラリエが一度使用しただけのアウトレット品です。元箱だけがありませんが、マニュアル類は新品状態の物が付属します。つまり内容的には新品とほどんど変わりありません。このセットをまともに買うと6万円弱くらいにはなってしまうので、なかなか手が出なかった方も多いかと思います。このセールはアウトレットのポラリエが無くなり次第終わります。

ポラリエ雲台ベースだけは現在製作中ですので来月までお待ちいただく必要がありますが、これから秋の安定した天候になる頃にお届けできると思います。



来週から渡米する際にこれらのCORONADOブロッキングフィルターも修理に出すために持っていきます。今回はたまたまタイミング良く持っていきますが、通常は国際便で送っています。
これらのブロッキングフィルターは、今回から異なる代理店へ出す事にしました。今まで出していた店では修理に半年以上かかっており、今年の3月に出した物が今日になってようやくMeadeから代理店へ送られました。今日のメールでも修理に半年以上もかかるのは異常でカスタマーサポートが正常に機能していないという事を伝えたら、明日はMeadeのCEOが店に来るのでそれを伝えると言ってくれました。とにかくCORONADO製品を安心して使ってもらえるようにして欲しいと伝えました。

新たな代理店も20年近い付き合いがある店で、そこは社長が直接私の対応をしてくれるので、何かあっても対応が早いのですが、いささかいい加減な所もあるので気が抜けないところは同じです。今回訪れた際にCORONADO製品のメンテナンスについて色々と交渉してこようと考えています。

ところで台風17号が発生していますが、どうやら23日には北陸方面に来ているそうです。フライトには影響はなさそうですが、万が一キャンセルになるとレンタカーやホテルも変更かキャンセルしないといけないので面倒です。場合によってはキャンセル料で返金してくれない事もあります。何れにせよしばらくは台風の動きを注視していくしかありません。

ビクセンFL90のフード作りました

2019-09-18 21:52:39 | ブログ


ビクセンのフローライトFL90鏡筒ですが、フードが無かったので製作しました。7月にご依頼いただいて今日やっと仕上がりました。このフードは、フード部と対物セルへの装着部の2点部品から構成されていますが、フードは既製品のパイプでは作れなかったので、板金加工業者にアルミ板をカットして丸めて溶接して作ってもらいました。対物セルの装着部品はそのフードが出来てから、それに合わせて正確に仕上げています。



一応安全のために3箇所をネジで固定していますが、実際には無くても簡単には外せません。装着部品だけはアルマイト処理をしてフード部を焼き付け塗装で最後に仕上げました。フード外側を白で塗装してから一度焼いて、さらに内側をつや消し黒で塗装してもう一度焼いて仕上げています。このフードは初めて作りましたが、特注製作の中では難易度が高いものでした。

ここ最近は新しい物を作っていませんが、来週からの北米出張から戻ったら少しづつ作りたいものをデザインしていきます。とりあえず大型の微動雲台を作りたいですが、以前に作ったものよりさらに使い易いものを作っていきます。

ここ最近は、タカハシNJP関連のハーフピラーなどのご依頼がいくつかあり、その図面を書いています。PCが壊れてしまったので、MacBookで作業をやっていますが、ペンタブレットが使えないので苦労しています。近いうちには新たなMacを導入して作業環境を作っていきますが、来月にならないと出来ません。新しい物づくりはその環境が出来てから取り掛かります。

ところで今日は突然来客がありました。雨の中大型バイクで来られましたが、雨が降るとバイクは大変です。先週末も何人かのお客様がいらっしゃって極軸望遠鏡などをお買い求めいただきました。また大型商品の引き取りもありました。今日は平日ですが、事前に店の携帯へかけて店主が在店している場合には対応させていただきます。平日来られる場合にはご面倒でも事前にアポイントをとってからお越しください。せっかく来られても無駄になってしまいます。

生き返った名機「タカハシMT-160」

2019-09-14 17:38:47 | ブログ


再メッキに出していたMT-160のミラーが綺麗になって戻ってきました。出す前はカビだらけで酷かったですが、新品同様に綺麗です。屈折望遠鏡の対物レンズは再コーティングとか簡単にはできませんが、反射鏡はどんなに古くても再メッキで生き返ります。



再メッキは前回の40cm同様にジオマティック社にやってもらいました。早速セルに収めて望遠鏡に取り付けました。ついでに鏡筒外観を綺麗にクリーニングしてから最後にレーザーで光軸調整をしました。その前にセンターマークを入れるのを忘れてしまったので、入れてから再度光軸調整をします。



ざっと合せただけでしたが、30年前のイメージが蘇りました。多分この鏡筒を最初に使った人も同じイメージを見ていたのだと考えると、感慨深いものがあります。昔は高くて簡単に買えなかったタカハシの望遠鏡ですが、今は中古でとっても安く買えるようになったので、このMT-160もそうですが、130や200も愛用されている方は多いはずです。ちなみにMT-130はEM-1に乗せてハレー彗星が来た頃に愛用していました。MT-200もNJP赤道儀とセットで持っていた時代があるので、今回このMT-160が来たのも何かの縁かもしれません。



そろそろ薪ストーブを使う準備をしないといけないので、煙突掃除をしました。掃除をして驚いたのは店舗側のストーブです。



煙突の蓋を開けて驚きましたが、内部が完全に詰まっている状態でした。大量に出てきたのは、一種の炭で灰が炭化した状態で詰まっていました。このまま薪ストーブを使い続けていたら火事になって大変でした。

しかしもう一台のリビングにあるストーブの煙突は普通の灰が出てきたので、問題ありませんでした。多分両薪ストーブの灰の違いは、完全燃焼した灰か不完全燃焼した灰の違いだと考えています。店舗のストーブは薪一本で1時間以上燃えてくれていましたが、一種の不完全燃焼状態だったので持ちが良かったのだと思います。もう一台の方は薪の燃費がとっても悪く直ぐに燃えてしまう分燃焼温度が高いです。燃えカスの違いは燃焼温度の違いのようです。



ちょっと前に我が家にやってきた捨て猫のコブちゃん(下)ですが、上のチョビと仲良しです。実はこのチョビも捨て猫でした。まだ生まれて数ヶ月くらいで庭に突然捨てられていたのを引き取りましたが、不思議な事に子供4匹産んだママ猫がその後お乳を飲ませて自分の子供と一緒に育ててくれました。今ではデブデブ猫になりました。お互いに捨て猫同士だというのがわかるのかもしれません。いつも一緒に寝ています。新入りのコブちゃんはとっても甘えん坊で、店舗へ行くのに廊下を通ると足元に来て甘えてきます。しかし苦渋の決断でしたが、うちで引き取って良かったと思っています。

星フェスにビクセンアストロカー来場?

2019-09-12 16:56:46 | ブログ


小海の星フェスまで後6週間ほどですが、着々と準備が進んでおります。星ナビ10月号にも広告が載っていたかと思いますが、内容も規模も前回、前々回以上の素晴らしいものになりつつあります。講習会も14講座あり、他にも屋外での体験型プログラムやコンサート、ウォーキングイベントもあり天文ファン以外の方々にも楽しんでいただける内容です。

今年は飲食が素晴らしく充実しています。これまでの飲食ブースの他に大型のキッチンカーが6台入ります。夜はホットな地酒やホットワイン、ホットドリンク類も充実しています。去年は、食事が乏しかったので、それを充実させるための準備手配をしてきました。

ところで画像とタイトルですが、今年はビクセンが自慢のアストロカーではなく、アストロキャンピングカーを出してくれます。残念ながらアストロカーではなさそうですが、派手な ペインティングで注目度間違いなしです。ただ周辺にキッチンカーが沢山駐車しているので、お客さんが間違えて「ラーメンください!」と係員に注文しそうです。どうせなら、ビクセンの社長さんが「宙ラーメン」を出したら喜ばれそうです。当日はこのキャンピングカーと一緒にインスタ映えする写真を撮ったらいいでしょう。



実は今日気がついたのですが、ビクセンのAPP-130TL三脚を開封したら、以前には無かったSX赤道儀用の方位調整ピンのネジ穴がありました。この三脚がで始めた頃にはAP用とSX用のネジ穴がベース部分にあったのですが、それがいつの間にかAP用だけになり、SX赤道儀では使えなくなっていました。それで仕方なくSX赤道儀で使いたい人のために追加加工をして使えるようにしたのですが、その加工をしようと見たら、既にSX赤道儀で使えるようになっていました。



見れば直ぐに分かりますが、SX用とAP用のネジ穴があります。また以前とは違ってベース面が全面フラットになっています。以前はAP用に合わせて少し中央部が盛り上がっており、その為にSX赤道儀を乗せても浮いた状態になっていました。今はしっかりフィットして使えるようになっています。

メーカーでは、SX赤道儀用としては作っていないので、強度的な不安もあり、敢えて使えないように作っていたが、ユーザーからの要望が多かったので、初期型のように両方使えるようにしたのだと考えています。このAPP-130TL三脚は望遠鏡の三脚としてはとっても軽くて扱いやすいので、AP赤道儀だけで使うにはもったいないと考えるユーザーは多いはずです。SX赤道儀で使う際の不安は、脚の伸縮を固定するクランプレバーにあるのですが、余程大きな機材を乗せて使わなければ気にする必要はありませんし、究極の使い方は脚を伸ばさずに延長筒を併用してピラーの様な使い方をすることです。しかし実際には脚を伸ばして使っても問題はないと考えています。

明日は、特注製作品をアルマイト処理へ出したのが戻ってくるので、出せるものから順次発送していきます。長らくお待たせしておりますが、今少しお待ちください。

駒ヶ根もみじクラフト

2019-09-09 17:22:01 | ブログ


土日の泊まりがけで駒ヶ根のクラフトフェアへ行ってきました。星フェスの出店者探しも兼ねたものでしたが、ほとんどの出店者は半年先くらいまでの予定は決まっているそうで、スケジュールが空いていて小海へ来てくれそうな出店者を探すのは困難でした。しかし何店かは来てくれそうな雰囲気だったので申し込んでくれるかもしれません。今年はモーションを起こすのが遅すぎたので予定していたほどの集まりはありませんが、まだ少し日があるので、増えてくれるかもしれません。



クラフト作家で星や宇宙をイメージする作品を作っている方が最も望ましいのですが、今まで色々見て来た中では見たことがありません。バリ島へ行くと星をイメージしたクラフト商品が沢山見かけますが、猫や動物をモチーフにした物があっても星は見つけられません。ネットで検索すれば出てくると思いますが、その作家さんが小海まで来てくれるかどうかです。

駒ヶ根のクラフトフェアは、300店くらい出店しています。しかし、二日間で大体見ましたが、本当に凄いというものは見つかりませんでした。海外のアートフェスティバルとかだと写真や絵画なども沢山出ていますが、クラフトフェアは平面的な作品は出店対象とはならないそうです。確かにクラフトというと木工や陶芸などをイメージしますが、それぞれ個性豊かな作家が物づくりをして出店するので、写真や絵画があってもいいと思っています。小海星フェスではそういう壁は作らずに、幅広いアート作品の創作活動をされている作家さんに来て欲しいと思っています。



小海の星フェスでも、天文ファンが撮られた芸術的な作品をお持ちで販売もしたい方はぜひ出店者として登録してください。スペースアートも歓迎します。ただしクラフト出店ではテント等は全て持参してもらう必要があります。主催者側で用意するには場所だけです。出店料は今年は無料です。ただし不要な機材を処分するフリーマーケットは申し込み不要です。当日場所があれば、そこでお店を開いてください。ショップへ持ち込んで買取してもらうより良い値段で売れるでしょう。



今回のクラフトフェア会場で買った唯一の物がこの木製の椅子です。手作り感満載で一目で気に入りました。一つ4500円でした。結局二人の作家から5個の椅子を買いました。お二人とも三重県の伊賀から来られたそうで、この秋に作る庭のゲストスペース用に一枚板のテーブルを二人のうちどちらかにオーダーすることにしました。



この椅子一つが4500円とは驚きの安さで、自分で作ることを考えるとあり得ないと思いました。既製品の椅子とかは使っているうちに飽きてしまいますが、こういう手作りの椅子は徐々に馴染んでくるので、使えば使うほど味が出てきます。二人の作家さん共々奥さんと二人三脚で工房をやっておられて、とっても素敵な夫婦だと感心しました。儲けなどほとんど無いそうですが、楽しみが大半で売れて人様に喜んでもらえればいいと話しておられました。こういう人に会えるのもクラフトフェアの楽しみです。

来月は原村でクラフトフェアがありますが、できれば行きたいと考えています。しかし小海の星フェスと同じ日程なので不可能です。できれば一度海外の大きなアートマーケットに行きたいですが、どこがいいか分かりません。カナダかオーストラリアあたりが良さそうです。

ところで、今日から先日仕上がった特注製作品などがアルマイト処理へ行きました。今週末には仕上がってくるので、以降にご注文された方々へお届け致しますので、今少しお待ちください。